菅峰、丸岩、高ジョッキ

須賀尾峠周辺のこの3山は前々から気にはなっていたのであるが、なかなか出向く事が出来なかった。
今回も赤城五輪尾根のツツジも終盤を迎えるとの事でどちらにしようかと迷ったが、これから暑くなるとますます遠のくことは目に見えているので曇り空を覚悟の上でこの3山に出かけた。
順番は菅峰、高ジョッキ、丸岩と時間の掛かる順にとのおK3のご意向による。
ちなみに須賀尾峠はその標高はすでに1020mである。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

○ 菅峰

【登った日】 平成23年 6月 26日 (日)
【天  候】  曇り
【山の名前】 菅峰(1473.5m)
【時  間】  9:20〜11:40
【同行者】  おK3
【コース】   須賀尾峠〜1268峰〜菅峰〜1268峰〜須賀尾峠

静かな山歩きの出来るこれと云って特徴の無い山らしい。
行って見るとまさにその通りで静かな山歩きが出来た。
頂上から北方向に延びるカヤ尾根が特徴と云えば特徴であろうか。

須賀尾峠の北100m程の場所に駐車スペースがある。Max3台ほど。 登山口の看板は無いがこの長野原町との境界板下に踏み跡あり。
雑木林の中の山道。自然林のハイキングの様相である。 尾根に出ると背丈の低い笹原となる。ガスが出ています。残念。
露岩が少しだけ。 カヤ尾根への最後の登りはそこそこ急登です。
カヤ尾根と合流点には目印テープがいくつもありました。
なのに戻りではここを通り過ぎてカヤ尾根を少し下ってしまい、戻る羽目になりました。
踏み跡はずっと北方向に付いていました。
合流点からはすぐに頂上に到達です。三角点と小さな山名板。
足下には2枚の板。一つは長野原町立応桑小学校5年生7名の登頂記念の様です。山頂では少し陽がさして来たので次の高ジョッキでの展望に期待が持てます。
登りで急登した斜面であるが、下る時には滑るのでゆっくりと。 ガスが晴れていたのは頂上付近だけで、降りて来ると御覧の通り。

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○ 高ジョッキ

【登った日】 平成23年 6月 26日 (日)
【天  候】  曇り
【山の名前】 高ジョッキ(1200m)
【時  間】  11:40〜13:20
【同行者】  おK3
【コース】   須賀尾峠〜高ジョッキ〜須賀尾峠

高突起がなまって高ジョッキと呼ばれるようになったらしい。
山容はまさに突起が飛び出たような山頂である。(今日は見えなかったが吾妻街道からとがった先っぽが見える)
本来ならば結構な展望が望めるのであるが今日は期待薄である。

菅峰と道路を挟んで反対側に登山口がある。 子育て地蔵には頭に丸石が乗せられてかわいい顔が描かれている。
最初は緩くもなく、急登でもない斜面をだらだらと登る。 突き当たりの大岩を左からよじ登った後は尾根を東へと進む。
又しても稜線上の岩が出現し、右に巻くようにちょっとした岩場を下るが、ここは右に巻くのでは無くて左に巻く方が良かったようだ。 高ジョッキへの手前のピークにはケルンが積まれていた。
高ジョッキ頂上直下は岩の混じった尾根の登りになります。 ここは結構急ですので両手両足で登ります。難しくはありません。
高ジョッキ頂上です。真っ白で何も見えませんでした。残念!
何も見えませんが軽食を摂って休憩。
登りでひやりとしたのが画像中央のやや上の岩。下りで撮す。こんな大きな石なのに浮いていました。落とすわけにも行かず要注意です。
須賀尾峠に戻りました。

丸岩登山口へは車道を歩いて行ける距離ですが、登山口の近くに駐車可能なスペースがあるのを確認しているのでわずかな距離ですが車で移動です。

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○ 丸岩

【登った日】 平成23年 6月 26日 (日)
【天  候】  曇り
【山の名前】 丸岩(1124m)
【時  間】  13:30〜14:20
【同行者】  おK3
【コース】   丸岩登山口〜丸岩〜 丸岩登山口

丸岩は吾妻街道を通るたびにその円柱の形状を目にしてきたそれはそれは大きな山のような岩です。
あんなところ登れるのかといつも思っておりました。
今日はあいにくのガスで普段目にする姿も見えませんでしたが、その本丸を訪れましょう。

止めた場所がヘアピンカーブの先端辺り。 丸岩登山口には案内が2枚。
最初は烏帽子岩をトラバースするように行きます。 ちょっと倒木もありましたが、歩きやすい道でした。
と思っていたらガレ始めたこの石が結構滑るので慎重になりました。 鞍部に出てから頂上へは少しだけ登ります。
あっという間に頂上です。30分掛かりません。
せっかくですので先端部東側を探索するが下りはじめたので戻る。
一休憩の後下山です。
下りもこの石が滑るのだけを注意して。
戻りは登山口では無く駐車位置へ直に降ります。 帰りの途中で少しガスが晴れて丸岩の西面が見えました。
こんな気象ですので気温は高くないのですが、湿度が高く結構汗をかきました。

久しぶりの岩櫃城温泉です。

どうしてもこちら方面の帰りにはここに寄ってしまいます。

今日は残念な天候でしたが、吾妻のこの3山を実際にこの足で目で確かめて来れて満足です。

この3つの中ではやはり高ジョッキが面白かったなぁ。ガスが晴れていれば云う事はなかったのであるが。

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