草津白根山 横手山
【登った日】 平成21年 7月 4日(土)
【天 候】 曇り時々晴れ
【山の名前】 本白根山(2,171m) 白根山(2,160m) 横手山(2,307m)
【時 間】 10:10〜13:40 13:50〜15:10
【同行者】 おK3
【コース】
白根レストハウス駐車場〜本白根山〜白根レストハウス駐車場〜白根山(湯釜展望所)〜白根レストハウス駐車場〜渋峠駐車場〜横手山〜渋峠駐車場
天気予報は4日5日とも好天は期待できない。
こんな時は展望に期待しないでコマクサ見物にでも行こうということで草津白根山の山々を巡る事になった。
せっかく志賀高原付近まで行くのでぐんま百名山にも選定されている横手山へも足を延ばし、山頂のパン屋さんでパンでも買ってこよう。
そして帰りは当然の如く草津温泉の湯船にと定番のコースとなります。
白根レストハウスの大駐車場に車を止めてまずは本白根へ。
大駐車場の料金所で係員の方が服装から湯釜見物では無いと思ったのか、「コマクサかね?」「はい、そうです。」「今日は満開だよ。」と嬉しい情報です。
弓池を右手に見ながら登山口へ向かいます。 | 15分程舗装道を歩くとリフト乗り場に到着です。 |
リフト右側の登山道入り口より登山開始となります。 | 登山道は良く整備された遊歩道といったところでしょうか。 |
登山道入り口から20分ほどで「から釜」が現れました。 | ここから戻りに経由する展望所まではコマクサの山と化したかの様です。コマクサの画像は写真の小部屋にて。 |
斜面には適度な間隔を置いてコマクサが群生しています。 登山道には大きな望遠レンズをセットした高価そうなカメラと三脚を持ち歩くカメラマンが何人もいました。この様な人たちはたぶん全登山者の2〜3割はいたのでは無いかと思います。 |
から釜の様子です。この周辺の登山道で森林インストラクターの様な方からシラビソの枝の一片をいただきました。中々いい香りです。その方曰く「森林の癒し」との事でした。(シラビソの枝は伐採されて放置されていた。) |
コマクサとカメラマン達を見ながら本白根遊歩道最高点に到着です。 十人以上のハイカーが食事と休憩で割拠しています。 |
右手の山が2,171mの最高点ですが、立ち入り禁止ですのでここで折り返します。 |
戻りは展望所から鏡池経由です。展望所へは木階段を登ります。 | 展望所から見たから釜。登山道には登山者がつながっている様子がよく見えます。ここで大休止とします。 |
展望所周辺のコマクサです。 | 展望所からは草津の町が一瞬薄くなったガスの中に見えました。 |
コマクサの咲く斜面を見やりながら鏡池経由の帰路につきます。 | 鏡池が見えました。湖畔まで降りて行く人もいるようです。 |
富貴原の池、殺生方面への分岐をゴンドラ山頂駅方面へ。 | ここではイワカガミは影が薄いが仕方がないか。 |
途中雪渓が残っている場所がありました。あと1週間か2週間の命か。 | ゴンドラ山頂駅が見えてきました。戻りはこの駅の脇から駐車場へと向かいます。 |
山頂駅からのルートは我々以外に人はいませんでした。 | 途中に見えた今から登る樹木の生えていない白根山の様子です。 |
駐車場に戻りました。8割くらいの入りでしょうか。ザックを下ろします。 | 湯釜展望所まで一般観光客に混じりひと登り。 |
前に来たときはもっと湯釜が直下に見える展望場所だったのですが、今日は火山活動の影響とかでそのルートが通行禁止となっていました。
残念! もう一つの少し湯釜から遠い展望所からでしたので少し迫力に欠けますがしょうがない。 白根山は頂上へ行きたくてもロープで進入禁止とされていて行けません。 衆目の中、禁を破って行くわけにも行かないのですごすご引き返します。 登ったコンクリート道をそそくさと下ります。 弓池と逢ノ峰を見ながらの下りです。
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駐車場に戻りレストハウスから渋峠へ向かいます。
リフトに乗れば超簡単のお手軽登山となりますが、登ったとは言いづらいので自己満足の為にも歩きます。
渋峠のバス亭とリフト乗り場です。さて、リフト左にある登山道ですがロープが張られ「高山植物保護のため立ち入り禁止」だそうです。 | しょうがないのでリフト乗り場右側の舗装道を登ります。 途中宅配便のトラックが通ったりで登山の趣は有りません。 |
テクテクと緩い斜面を登っていくと正面に電波塔が2基。 | 真下まで来ましたが、大層な設備ですね。 |
リフト乗降口の右脇から横手山頂石尊神社まで400mの案内板が。 | 鳥居には横手山神社と有ります。 |
山頂には石祠と三角点、山頂名と標高の記された標柱が有りました。
展望はガスにより残念ながら遠望は出来ませんでした。 ここで1組のご夫婦と出会い記念写真を取り合います。 何でも笠ヶ岳へ登って今日は渋峠のホテルに宿泊するそうです。 確かにホテルからは散歩感覚ですね。 我々は本白根からで、コマクサが満開で良かったですよと撮ってきたデジカメの画像を見せる。 お二人は途端に「まだ時間が有るから行ってみようか」と言うことになったらしい。 今日の天気予報は夕方から雷雨なのだが、この時は気が付かず助言出来なかったが、あの後本白根へ行ったのだろうかどうだろうか少し気になった。 |
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ここが山頂ヒュッテである。 この中に日本一標高の高いパン屋さんがある。 おいしそうなパンを3個ほど見繕う。 店の入り口には、大型犬が2頭いるので注意してほしい旨の張り紙が。 なるほど、先ほど出会った2頭の大きな犬を散歩に連れていた若い女性が居たが、この店の方だったのですね。 こんな山頂まで犬を散歩に(しかも大型犬なので引っ張られて大変)連れてくるのはどうしてなのか不思議であったが納得できた。 |
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帰りに何気なく見た高い看板には「横手山山頂 標高2305m」とある。 先ほどの山頂標柱には2,307mとあったがどちらがホント?。 |
同じ舗装道を下って駐車場に着きました。 駐車場から見た峠の様子です。 |
草津の日帰り温泉は何処にしようかと迷うところではあったが、今回は国道沿いにあるベルツ温泉センターにした。
900円で大滝乃湯より100円高い。 まだ新しい綺麗な設備である。 肝心のお湯であるが、草津の湯畑とは異なる透明のお湯である。 個人的にはやはり草津や万座は独特の緑色のお湯がいいなぁ。 硫黄臭も少し強い方が好きだなぁ。 湯船に浸かっていたら大きなガラス越しに急に土砂降りとなった外が見えた。 天気予報はズバリである。 あのご夫婦はどうしたろうかと少し心配になった。 |
帰路も大雨は止まず、道路は水没箇所も多く対向車が浴びせるシャワーの様な泥水を浴びながらの帰桐となりました。
視界も悪いので余計に慎重に運転するが、横でおK3が「よそ見をしないで」、「スピードを落として」等と言っていたが、そのうち静かになったと思ったら御就寝になった様である。
ハイトスの運転が不安なのか信頼しているのかどちらなのであろうか・・・・不明である。