嵩山(たけやま) 789m
【登った日】 平成21年3月21日(土)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 嵩山
【時 間】 09:55〜11:40
【同行者】 おK3
【コース】 道の駅霊山たけやま駐車場〜登山口〜小天狗〜胎内くぐり〜中天狗〜大天狗〜一升水〜道の駅霊山たけやま駐車場
中之条には1日で2カ所登るのに丁度良い組み合わせの山が有る。
嵩山と岩櫃山である。
戦国期にはそれぞれに城があり、合戦の歴史や落城時の悲話が残されている。
特に岩櫃山は真田家にとっては重要な意味を持つお城であった。
著名な池波正太郎の真田太平記(全18巻)の第1巻目の題が「岩櫃の城」である。
嵩山はハイキングコースが整備され、短時間で周回出来ることから大変人気の山であった。
何人もの老若男女のハイカーとあったが、年齢層が若い人が多かったのが印象的であった。
道の駅「霊山たけやま」と男岩。 | 親都神社の御神木の「大けやき」です。県指定天然記念物です。 |
亡くなった人の魂が山頂にあると信じられていた霊峰嵩山です。 ハーケン、ボルトの打ち込みをしないでくださいとのことでした。 |
表登山道の様子です。 斜面をジグザグに登って行きます。 |
途中に見晴台が有りましたので寄ってみました。榛名山の全景です。 | 所々の大きな岩には仏像があり全部で三十三番まで有るそうです。 |
最初のピーク小天狗の頂上に着きました。石祠が有ります。 | 頂上からの展望:真っ白な浅間が印象的です。 |
小天狗から降りて不動岩へはどうしようかと考えたが、今日は2山訪問予定なので先を急ぐことにする。 | 胎内くぐりに到着である。 早速狭い岩の間を通ってみましょう。 |
ハイトスは腹?がつかえて通れません。そ・・そんな馬鹿な。 あれ、メタボ?。みっともないなぁー。 |
おK3は何とか通れました。見た目より細いらしい。でもこの先にクサリがあり怖いと言うので「胎内くぐり」を中断し、中天狗へ向かいましょ。 |
中天狗に到着です。
ここにも石祠がありました。 嵩山のコースは各ポイントまでの距離があまりないため、ポンポンとテンポ良く進めます。
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実(御)城の平(無常の平)です。石仏がずらりと並び壮観です。 | 西国秩父観音像群という古い標識が立っていました。 |
大天狗への最後の斜面は鎖場です。 午後の岩櫃山の鎖場の練習に丁度良いのではないか。 |
結構長い鎖場ですが、傾斜が緩いのでそれほど難しく有りません。 おK3も難なくこなしていきます。 |
大天狗(嵩山)山頂に到着です。後ろの岩が頂上部。 | 頂上部には短い鎖で登ります。 |
大天狗から小天狗方面を臨む。 | 頂上には石祠が安置されており、現在もきちんとお祀りされております。 |
山頂からの展望1。美野原カントリーも見えます。 | 山頂からの展望2。 |
戻りは東登山道を下ります。岩をえぐるように道があります。 | 一升水ですが、残念ながら水滴は落ちていませんでした。 |
おK3が「優しいお顔の石仏」だと言うのでアップで撮って見ました。 | 石仏の背面はガケです。 |
沢にカモシカを発見。こちらがすぐには降りていけないのを見越してか、悠然としています。人に慣れている感じです。 | 反対斜面に移ってしきりに何かを食べています。 植物の新芽でも食べているのでしょうか。 |
右下に見える鳥居が東登山道の登り口です。
10人以上とすれ違いましたので、この登山道からも多くの人が利用しているようです。 駐車場へ降り立つ前に男岩を振り返ります。 |
2時間掛からずに周回出来ました。
今回天狗平と呼ばれる小天狗の直前の鞍部にある場所で、ボランティアの老夫婦がゴミを拾っておられました。
山へ来てゴミを捨てる者も居れば、こうやって拾う人もいる。
頭の下がる思いです。
予定より早く戻ったので、岩櫃山の登山口まで行ってから昼食にすることになりました。