角落山 剣の峰

登った日】 平成21年 4月29日(水)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 角落山(1393m) 剣の峰(1429.6m)
【時  間】   10:30〜15:30
【同行者】  おK3
【コース】     赤沢橋上部駐車位置〜鞍部〜 角落山〜鞍部〜剣の峰〜鞍部〜赤沢橋上部駐車位置

2月に浅間隠山と鼻曲山を訪れたときに、東方向にとんがっている目立つ山があるなぁと思っていた。
調べてみると角落山と剣の峰であった。
その時は鼻曲山の北斜面の氷で怖い思いをしているので、この山域は暖かくなってからにしましょうと
ついつい延び延びとなっていて4月の末になってしまった。

角落山はおK3をロープで確保すれば男坂コースでも大丈夫とふんだが、本人曰く、「だれか女の人で男坂を登っている人がいるの?」
早速リンクで該当する皆さんの記録を見てみると、奥さんと同行の例は女坂コースを選択されている。
と言うわけで女坂コースとなった。

川浦林道を赤沢橋まで走り、赤沢林道分岐で林道を見てみると結構走れそうである。
事前情報に寄ると赤沢林道は悪路なので普通車では無理との事だったので、赤沢橋から歩き始めようと考えていたがもう少し車で
進んでみようか。少し登ると広い路肩に1台クラウンが駐車している。
我々と同じように考えたが、駐車出来るこの辺が限度と判断したと思われるので、我々も同じ場所に駐車した。
実際には山開きの準備の為に林道を補修したらしく、林道終点の駐車場までは車高の低い車以外であれば行ける状態でした。

Map

林道途中の広い路肩に駐車。先行者の車1台あり。
はまゆう山荘から歩くことに比べたらここまででも十分ですね。
整備された林道を「事前情報とは違うなぁ、悪路ではないぞ」などと思いながら歩く。途中で分岐があり、「角落山」の道標に従う。
林道終点の駐車場に着きました。30分の林道歩き。
ジムニーが1台。この車なら悪路であってもここまで来れるでしょう。
登山口の説明板が有りました。
張り紙が有ります。滑落注意ですぞ。
最初の内は傾斜の緩いガレた沢を登ります。 途中で沢を離れると、土砂崩れの跡に道が付けられています。
ロープや鎖が渡されていますので安心です。上を見上げると岩場にツララが散見出来ました。雪など全く無い場所ですが、北斜面の陽の当たらない場所の気温は低いままなのですね。 林道終点の登山口からは30分で鞍部に着きました。
道標は例の如くクマさんにかじられています。
角落山まで400m、剣の峰まで500mだそうです。先に角落山へ。
角落山への登りはごく普通の登山道でした。
鞍部から丁度30分で頂上到着です。
頂上にはすでに8人のハイカーが昼食の真っ最中。
隣に居た御夫婦の写真を撮り、我々もお願いした。
頂上からの展望:鼻曲山(左手前)と浅間山 頂上からの展望:浅間隠山 相変わらず秀麗な山容を呈しています。
男坂方面の登り口には朱色の鳥居が。

やはり男坂コースが従来からの正規ルートなのでしょうか。

浅間や鼻曲山、隠山を眺めながらゆっくりと昼食をとり、満足感に浸りました。

さて、鞍部に戻って剣の峰に向かいましょう。

剣の峰は初っ端から登りの連続です。ちょっと行くと鎖場です。 登りの傾斜も急で、はっきり言って角落山よりもキツイくて面白いです。
所々にロープが有りますので助かります。 木の根っこを掴んで這い上がるおK3。
頂上近くになると背丈近い笹が現れました。 頂上手前のピークに遭難者の慰霊碑が。
剣の峰に到着です。鞍部からは40分掛かりました。 頂上近くの展望場所から角落山を望む。
展望場所から剣の峰頂上を見ると西側がすっぱり切れていますね。 急傾斜の下りは慎重に降ります。
崩落場所には丸太の橋が架けられていました。
手すり代わりは鎖です。
慎重に降りて鞍部に到着し、下山に掛かります。

林道終点の駐車場の少し登った場所に水場が有りました。

事前情報は無かったので少し不安ですが試しに飲んでみた。

結構行けるではないか。空いたペットボトルを満たしました。

林道をてくてくと歩いていると唯一駐車場にいたジムニーのご夫婦が追い越し時に親切にも「乗って行きませんか?」と誘ってくださる。

ありがたいお言葉だけ頂戴し、礼を言って辞退して駐車位置まで歩く。

到着すると最初に停まっていた車はすでに無く、代わりに違う車が停車していた。
この人も我々と同じ事を考えたのだろう。
そうに違いない。

川浦林道に戻り、白沢の男坂登山口道標を撮す。

ちなみに今日はここに駐車している車は行きも帰りも無しでした。

(男坂)難路 とあります。

ガイドによると「経験者向き」とあったが、経験者の基準てなんだろう。

岩山や鎖場の登攀経験の事を言うのであろうか。

男坂は根本沢コースの鎖場をこなす程度か?
それとも表妙義の白雲山を登れるくらいの経験を言うのだろうか?

後者だとしたらハイトス隊には無理ですね。
腕力に比べて体重が重すぎる。二人とも。

登山後ははまゆう山荘で汗を流す。

颯爽?と玄関に向かうおK3です。

前回訪問時は風呂釜が壊れていて入れなかった。

今回はその時にもらった招待券で入浴する。

捨てないでもっていたおK3、あんたはえらい!

お湯は天然温泉の源泉掛け流しです。

サウナは有りませんが、全体的に綺麗な設備でラウンジもゆったりしていて公営施設にしては中々豪華な雰囲気です。

今日の登山で一番印象的だったのは夫婦で登られる方が多かった事です。

たまたまなんでしょうが。

角落山だけのグループも有るようでしたが、山頂で見かけた何人もの方々と剣の峰の下山時に会いました。

皆さんやはり角落山だけだと少し物足りないと行った所でしょうか。

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