○ 三床山

【登った日】 平成23年 1月 15日 (土)
【天  候】  晴れ時々曇り
【山の名前】 三床山(334.9m) 
【時  間】 9:20〜12:55
【同行者】  おK3
【コース】  鹿島神社駐車場〜三床山〜二床山〜高松〜二床山〜一床山〜西入の頭〜鹿島神社駐車場

寒波の来襲で気温が下がるとの予報であった。
こんな時はとっておきの里山に出掛ける事にする。
この山は石塚(妻)さん、好漢さん、KAZU-Aさんの三方からお勧めの山だったのでハズレは無いであろう。
ルートは反時計回りで周回する事にした。
時間に余裕がありそうなので高松も行ってみよう。目立つ高松(303峰)は二床山からピストンした。

防寒対策をばっちり決めて出掛けたのであるが、何と好天で風も微風程度であり汗ばむぐらいの陽気であった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」

鹿島神社駐車場にはすでに小型バス1台と乗用車2台。
小型バスは上尾の方々のようです。
乗用車2台組のグループは7名でほぼ同時のスタートとなった。
最初は参道を歩き鹿島神社に参拝します。
石柱には「猿田彦太神」とあり、鳥居には「正1位鹿島大明神」の額。
神社の軒には色彩鮮やかな彫刻が施されていました。 神社横の林道を北に進むと沢コース分岐。尾根コースへ向かいます。
尾根コース登山道入口です。ここから登山開始。 里山の登山道ですね。道の左右は藪です。
左手は榊の木でしょうか、右手は植林地。 雑木の緩やかな斜面を登ります。
頂上に近づくに連れて傾斜が段々ときつくなってきました。 小型バスの先行パーティに追いついたようです。9人のパーティのようです。頂上直下の見晴らし岩で先に行かせてもらいます。
三床山頂上。
あっけなく40分ほどで着いてしまいました。
山頂には石祠が3基と三角点。北方向にも濃い踏み跡有り。
ざっと景色を眺めて頂上を9人パーティに譲り二床山へ向かいましょ。
三床山からの最初の下りは急で、しかも砂利状態なので滑りやすく要注意です。こういう場所はゆっくりに限ります。 急な斜面を下り終えると鞍部ですが、そこは沢コースからの分岐でした。
沢コースを採った場合はここに出てくるのですね。
二床山への稜線を行くと小さな岩が。登りましょ。 せっかくの岩ですので遊ばなくては勿体ない。
少し行くとまたまた出ました。 もちろん登ります。おK3は巻きます。
尾根の途中から二床山と、一床山方面。 振り返ると三床山全景。
渡ってきた尾根はこうやってみると結構岩が目立ちます。 二床山に到着。少し戻って高松へ向かいましょ。
この道も良く歩かれているようで、踏み跡はしっかりしています。 二床山からの尾根。一見藪のようですが藪ではありません。
一床山から西入の頭方面。 高松(303峰)です。背景の尖りは三床山。
このまま鹿島神社へ下る事も出来ますが、二床山へ戻ります。
ゴルフ場が見えます。少し霞んでいるので遠方の山々は見えません。 二床山に戻ると丁度9人パーティと合流。先に行かせてもらいましょ。
二床山から一床山へはあっという間です。
岩場を登り上げると一床山山頂です。そこには3名の先客。
聞けば9人パーティと同じグループだという。すると皆さんここで昼食?。
一床山は遮る物がないので一番眺望に優れています。
左の写真は赤城山、こちらは日光連山が肉眼ではみえるのですが・・・。
我々は少し先に行ってランチにしたいので皆さんが合流する前に退散。
西入の頭に着きました。まだ時間がタップリ有るし、どうしましょ。 振り返った一床山は合流し全部で12名のパーティとなった人達で満杯。
西入の頭から西に向かい270峰に行き、その先の尾根の様子を探りに行くことにします。 鞍部に降り立つとこのような導標が有りました。
鞍部から一登りで270峰です。 ピークは少人数の休憩にピッタシの場所です。
今日のランチは寒そうだったので簡単早い暖かいのカップヌードル。

寒いことを前提としてラーメンは取りやめたのだが。

寒いと出来上がるまでの時間で体が冷え切ってしまうからなのですが、今日は予想に反して暖かい。

こんな事なら色々具材を持ってきて煮込みラーメンが良かったなぁ。
と結果論。


尾根は西の275峰方面、南方面共に踏み跡も有る尾根でした。

特に南方面尾根は最初がちょっと藪っぽいのですが、しっかりとその先にも目印テープ類が見受けられたので大丈夫でしょう。

 

南方面の尾根を下っても良かったのですが、駐車場から遠くなるので一度西入の頭に戻ります。270ピークからの下りはそこそこ急な落ち葉の斜面なので滑らないようにゆっくりと下りましょう。 西入の頭からはそのまま南の尾根を下ります。
高松全貌が見渡せます。やはり松が特徴的なのでこの山名でしょうか。
南の尾根は踏み跡もしっかりです。良く歩かれていますね。 南の尾根を下ります。斜面の道が階段状に掘られていて助かります。
下りきったところに道標。 作業道の様な道を東へ歩いていくと高松からの分岐に出会います。
その後も東へ進むと・・・。 駐車場に戻りました。 車が2台ほど増えていました。

同時に出発した7名のパーティはたしか出発前のリーダーの話を漏れ聞いたところでは、下りは高松から下りてきて周回するとの事だが、まだ未着のようだ。
昨今この山はWebでも取り上げられ登山者が増えているようだ。
短時間で周回出来るので、特にこの季節、午後からでも気軽に登れてそこそこ遊べる手頃な山である。
急登有り、岩場あり、展望有りの里山です。
大小山大坊山の周回と雰囲気は似ているが、こちらの方がワイルド感が残っています。

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