○ 野峰 (東南尾根)

【登った日】 平成23年10月23日(日)
【天  候】 曇り
【山の名前】 野峰(1009.9m)
【時  間】 9:25〜15:45
【同行者】  桐生みどりさん、代表幹事代行さん、おK3
【コース】  林道437地点〜花木峠〜825峰〜野峰〜野峰南峰下石祠〜927峰〜821峰〜林道出会〜林道437地点

昨日土曜日は1日中雨であった。
今日は何とか午後には晴れるという予報を信じて赤城の五輪尾根へ紅葉見物にでも出かけようと予定していた。
そんな折、夕方になって桐生みどりさんからコラボのお誘い。白浜山または皆沢から野峰のコースはどうかと打診があった。
おK3が藪が嫌なのであれば五輪尾根でも良いとのこと。
ご本人に振ってみると、なんと皆さんが一緒なら野峰の藪ルートでも大丈夫と云う事で野峰に決定した。
このコースは丁度昨年に単独で周回しているのだが、戻りの沢沿いの下りでひどい目に遭っているのでとても皆さんにお勧めできない。
そこで今回は桐生みどりさんと相談の上、復路は927m峰からの尾根を南下し821峰から東南の尾根を駐車位置まで下る事にした。
前回からの変更点は上記復路ルートの他に、往路では花木峠を経由すること、野峰南峰下の祠を見てくることである。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

前回同様林道437地点に駐車。桐生みどりさんは登山靴を新調し今日が初山行である。新品なのに初回が藪ルートだと泥だらけになるのは必至で気の毒に思ったが、本人は一切気にしていない様子である。出発。 花木峠までのルートは荒れていて、おまけに最後の急登では両手両足で泥の斜面を登るという難儀な場所で有った。
初っぱなから結構汗をかいて花木峠に到着。ここで1本。 鍋岩山神をめがけて稜線を行く。途中で岩場が出てくると・・・。
鍋岩山神です。先日の地震にも崩壊せずに残っていてくれました。
石祠を拝むには鎖のある岩を少し登ります。
相変わらず風化寸前の様相の石祠です。
登ったからには降りなくっちゃぁなりません。
岩は少し滑るので要注意です。鎖は古くて全体重を掛けるのは怖いのですが、おK3や代表幹事代行さんなら大丈夫でしょう。
尾根歩きは快適です。しかしガスが出ていて景色はサッパリです。 雑木林の尾根歩きは里山の雰囲気を十分満喫できますね。
所々のピークには山標石があります。 野峰南峰の直下を行く桐生みどりさん。なだらかな登りです。
ヤマボウシの実です。(帰ってから調べました)
食べられそうだったので口に入れてみると、結構甘い果肉で種がいっぱい中に詰まっていました。遭難時は貴重な食料かもしれませんね。
野峰の梅田ふるさとセンター登山口方面からの本道に合流。
しっかりとした踏み跡が野峰登山ルートの本流であることを主張しております。
野峰頂上で昼食。時折雲間から男体山が顔を見せてくれました。
引き上げるときには女峰や小真名子まで見えました。
さて復路は野峰南峰下の石祠を見物して帰ります。
しかし最初のうちは見つからずにうろうろしてしまいました。
綺麗で立派な石祠でした。そのはずで明治に奉納されたまだ比較的新しい石祠のようです。 後は登山道に戻りますが、927m峰で本道から離れ南下します。
821m峰で駐車位置に向けて東南に方向転換します。
地形図ではガケマークが有ったので少し危惧したのですが、あっさり簡単に林道に降りることが出来ました。 林道出会から降下地点を見る。
復路の尾根歩きはほとんど藪も無く、歩きやすいルートでした。

途中2箇所ほど尾根が分岐するのでその都度主尾根沿いにくだるか、それとも東側下方に平行して走る林道に降り立つか選択を迫られますが、地形図からは基本的に主尾根の方が傾斜が緩く歩きやすいと思われたのでそうしたのだが、結果として正解だったと思われる。

前回のように沢を下るよりはよっぽど快適で良いルートでした。

今回のルートは野峰の東南尾根利用周回ルートとしてほぼ理想的なものでは無いかと考える。

尚、今回の周回ルートには一般的な登山道と云えるものは(ごく一部を除いて)ありませんのでご留意ください。

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