赤雪山

【登った日】  平成21年1月2日
【天  候】   晴れ
【山の名前】 赤雪山、仙人ヶ岳、前仙人ヶ岳
【時  間】   9:30〜16:30
【同行者】   単独
【コース】     塩ノ宮神社〜527m峰〜縦走路〜赤雪山〜623m峰〜仙人ヶ岳〜前仙人ヶ岳〜塩ノ宮神社

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前々から計画していた梅田の塩ノ宮神社を基点とする仙人ヶ岳周回大廻りルート加え、今回単独であるので
赤雪山へも足を延ばしてみようと考えた。
参考にしたのは気ままな男の山歩き仙人ヶ岳である。
それにしては朝が遅すぎる。毎度の反省点ではある。

塩ノ宮神社から北東20mほどの場所の空き地に駐車し、石祠に車の留守番を頼む。 駐車場所からそのまま527m峰をめがけて尾根を登り始める。
踏み跡は皆無かと思ったが、結構有りました。
中腹に石祠がどっしりと。細い踏み跡はここまで。 先の尾根の松の根元にも石祠が。
細かった踏み跡も全く無くなり、雑木林のまさに薮漕ぎが始まります。 527m峰手前のピークに到達しました。昨日登った鳴神山が見えます。
527m峰へ到着です。三角点が石で囲まれています。細い棒が立てられており、上部に赤いテープ。そこには標高のみが記されていました。
北方向へも踏み跡がありましたので尾根伝いのルートが有るようです。
鳴神山が先ほどより良く見えます。
「鳴神のぉ 峰よりおつる山田川♪」である。
歩きやすい尾根歩きが続きます。途中のピークで枯死した松と、その根元には新しい若木が多数。自然の世代交代ですね。 その先の尾根も松の若木が目立ちました。
これらの木々が大木になるのは何年先だろうか。
その先は結構急登と急斜面の下りが続きます。 今日は本当にいい天気です。踏み跡のない斜面をゆったりと登ります。
全くテープ等の目印は有りませんが、所々赤ペンキの矢印が。 本日はじめてのテープの目印発見とおもったら、赤雪山、仙人ヶ岳の縦走路に合流したようです。
進路は東へ、赤雪山を目指します。今までと違い通行量の多い縦走路ですので道がくっきりとしており、この後はコンパスも地図も不要です。 ちょっとした岩の上に石祠がありました。
大きな道標が出現。

赤雪山まで2.4km、仙人ヶ岳へは1.8kmだそうです。

赤雪山から仙人ヶ岳までは4.2kmということですな。

予定ではこの間はほぼアップダウンの少ない尾根歩きだろうと想定してあるので、往復1.5時間くらいを見ています。

この先下って、登ったところででハイトスより一回りほど年配の夫婦ハイカーと遭遇。(本日唯一会った人々)

「仙人ヶ岳までどのくらいですか?」と聞かれたので「このすぐ先に1.8kmの標識が有りましたよ。」と答えると「行ける所まで行ってみるか」と言い、「それではお気をつけて」と分かれる。

一路赤雪山へ。

赤雪山山頂へ到着です。東屋で昼食を摂りました。風が出てきた。 松田川ダムまで1.7kmですのですぐですね。
山頂からの展望1,足利の町方向です。動かないと寒いです。 東南東方向の目立つ双耳峰は何処だろうか?あとで調べてみよう。
来た道を戻ります。山頂近辺の道は良く踏まれた歩きやすい道です。 鉄(ステンレス?)で作られた道標です。長持ちしそうですね。
なんとレーザーで文字を彫ってあります。
縦走路への合流点を過ぎて一路仙人ヶ岳へ向かいます。
ここで午前中に会ったご夫婦に再会。仙人ヶ岳まで行ったそうです。
しかしこのご夫婦も戻りは暗くなるだろうなと人ごとながら心配。
結構急な岩場に到着。「えぇここを登るの」。しかし足場が多く見た目より楽に登れました。縦走路一番の難所?でしょうか。
先の夫婦もここを登って下ったのだろうか?結構すごいな。
松田川ダムへの下山口の道標です。「なるほどここですね。」とつぶやく。ここを降りれば暗くならずに済みそうですね。 仙人ヶ岳の主縦走路に合流です。
程なく仙人ヶ岳山頂に到着。風が出てきて寒いこと寒いこと。当然のことながら誰も居ない。 ここへは先週におK3と訪れておりますね。また来ちゃいました。山頂より鳴神山を望む。ゆっくりともしておれず前仙人へ向かいます。
黒川ダムへの降り口です。以前よりこの先の下降道の踏み跡が濃くなって居ます。桐生から登る人が増えている証拠でしょうか。 前仙人ヶ岳に到着です。あれぇ前には無かった山名板が。
「仙ヶ沢」読み方は「せんがーさー」だそうです。
前仙人ヶ岳からはルートを北に一気に塩ノ宮神社に下ります。
でも何か変だな。踏み跡がほとんど無いぞ。
おまけにすごく急だし、いくら何でもおかしいぞと気がつく。
しかしかなり下ったので戻る気はさらさら無い。
尾根の先っぽは絶壁となり、しょうがないのでロープ(今日はロープは必要ない筈という事で持ってきていない。)が必要な程の左急斜面を慎重に降りる。
沢を発見。
沢はガレていて歩きにくいが、先ほどの一つ間違えば滑落の危険性の有る急斜面よりはずっと安心して歩けます。
何のことはない、参考HP情報により避けたかった茂倉沢へ出てしまったではないか。
ガレた沢歩きを終えると林道の終点に着いた。
この後は林道歩きとなる。
途中で茂倉のお釈迦様への案内板があった。1kmなので寄ってみたいのだが、薄暗くなってきているので諦める。
林道始点の道脇に鉄の階段があり、その上に石祠があったので登って手を合わせた。 駐車場所までは県道アスファルト道路歩きとなる。
途中不動明王が進行方向右手に有ったのでお参りする。
塩ノ宮神社です。朝はお参りだけで写真を撮るのを忘れました。 神社横の登山口。(本当はここへ降りてくる筈だった。)

今日は予定した行程をほぼ予定時間で走行できたが、最後にミスル−トとなった。
原因は明らかである。
前仙人から後はもう下りだけだと言う安心感から、北方向へ行って大きく右に分かれる尾根を直進すればよいと頭の中だけで考えたためである。
ところが実際はその分岐点の直前に一度右側の尾根へ向かわなくてはいけなかったのです。
「東への分岐は直進」というだけで地図をしまってしまったのが失敗ですね。

おかげでルートから外れ、ロープが必要な程の急斜面を降りる羽目になってしまいました。
駐車場までの距離が長く感じたことは言うまでもない。

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