○ 荒倉山

【登った日】 平成22年 2月21日(日)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 荒倉山(578.5m) 仙人ヶ岳(663m)
【時  間】    11:40〜15:30
【同行者】  単独
【コース】      荒倉橋〜 (荒倉沢西尾根)〜 荒倉山〜 仙人ヶ岳〜縦走路分岐〜(荒倉沢東尾根)〜荒倉橋

仙人ヶ岳へのルートはいくつか有るが、荒倉を起点に荒倉沢を挟む東西の尾根を周回してみた。
地元の低山と言うことで出発もついつい孫の顔を見てからとなり遅くなった。
仙人ヶ岳付近では最近マンサクが咲き始めたとの情報により付近を探してみたが見あたらなかった。
昨日は雪と氷の世界であったが、今日はまるっきり春の陽気であった。
おK3は次女が孫を連れて遊びに来ているのでパス。(当初予定は懲りずに雪山で荒山と鍋割に繰り出すはずであった。)
もっともヤブは嫌がるのでこれからも単独となろうか。

Map

荒倉のバス停を少し過ぎた所でユーターンし、路肩に駐車する。
右に見える山のどこかから取り掛かる。どこが良いかなぁ・・・。
ここには防火栓と石像が9体立ち並んでいる。
小俣フィッシングセンターの20m程手前。
駐車位置からバス停までもどり、尚少し下ったところで右の作業道に入り、画像の場所に道形を見つけたので入り込む。 道形はこの石祠で終わった。真新しい幣束が供えてあった。
この石祠の右側に踏み跡らしきものがあるが藪だった。
雑木と竹が進路を阻む。
ここは(こういう場合の常套手段であるが)藪の下を潜る。
このときデジカメを落としてしまう。
このときは藪を抜けるのに必死で気づいていない。
尾根に取り付いてしばらく登ったところで写真を撮ろうとしたらカメラが無い。落としたとすればあの藪しかあり得ない。仕方なくせっかく稼いだ高度なのだが元気なく戻る。そして再度取り直したのがこの画像。
GSPの軌跡が少し太くなっている箇所がこの顛末の軌跡。
尾根に出た後は倒木は有るが歩きやすい尾根道であった。 東方向には戻りで通過予定の尾根が見える。
504m峰近辺と思われる。
振り返って南西方向には城山、姥穴山が見える。
先ほどまでは高萩山も少し顔を出していたが見えなくなってしまった。
荒倉沢側の斜面は急峻である。最初は荒倉沢に少し入りこの尾根に取り付くことも考えたが、等高線があまりに狭いので止めた。
止めて正解だった。とっても登る気はしない。
車両とウィンチの残骸。所々にワイヤーロープも捨て置かれていた。 尾根をはずさずに進んでいくと・・・。
県境尾根の縦走路と合流。縦走路を仙人ヶ岳方面に進むと・・。 荒倉山山頂です。以前荒倉沢の頭と呼ばれていたと思うのだが。
荒倉山山頂からは仙人ヶ岳が綺麗に見えます。
県境尾根を進みます。
前仙人ヶ岳からの縦走路分岐に到着です。
ここから仙人ヶ岳までは10分ちょっと。
仙人ヶ岳頂上です。14:00近いので誰もいないと思っていたら4人もいます。犬までいます。ちょっとビックリ。人気の山ですね。 戻りはこの「ハイキングコース」の片割れの看板の場所を(枯木材による進入禁止の意思表示を無視する事になりますが)乗り越えて南に下ります。
今度は自然の倒木が行く手を阻む。 ほとんどは踏み跡もある歩きやすい尾根道です。
504m峰への往路最大?の急登。 504m峰の頂上は休憩に丁度良い平らな石が複数個。
後は荒倉をめがけて下ります。篠竹の薄い藪をかき分けていくと・・。 植林地に入り込みます。とたんに歩き易くなります。
方向だけ気を付けて下るとはっきりとした山道に出ました。 終点はこんな場所。
民家の宅地なのか道路なのか分からない通路を抜けるとアスファルト道となり、その先は荒倉橋へとつながります。

駐車場所は至近距離。

今回のルートは地形図だけを見て決めたのであり、もっと踏み跡も薄いと思っていたが、結構踏まれていた。

このルートを歩くのは藪山の先輩である参考HPの方々である。

たいがい里山の尾根は踏み跡が有るのが常であるが、このルートもその例をはずさない。

残念なのはもう一つの目的であったマンサクを見ることが出来なかったことである。

マンサクの木の場所を知らないと闇雲に探してもだめなのもしれない。

 

参考HP: オッサンの山旅 気ままな男の山歩き

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