○ 丸岩岳

【登った日】 2020年 4月 5日(日)
【天  候】  曇りのち雪のち晴
【山の名前】 丸岩岳(1127m)
【時  間】    7:30〜13:10
【同行者】  たそがれオヤジさん
【コース】    駐車場〜取り付き〜906m峰〜丸岩岳〜熊鷹山〜1150m峰〜石鴨林道〜駐車場

たそがれさんから丸岩岳の西尾根のお誘い。
906m峰を経由して駐車場まで下ったという記事をずいぶん前に読んでいて同じようなことを考える人がいるもんだと思ったことがある。
ずいぶん急な下りで大変な思いをしたということが頭に残っており、それならば駐車場近辺から906m峰に登ればと思案したりもしたが実行に移せずに今日までに至る。
駐車場に来るたびに桐生川対岸の斜面を眺め、こりゃあ急登だし、足場も悪そうだなぁと思うこと数度。
と云うわけで登りたいなぁと云う気持ちだけ引きずっていたのであるが、なんとたそがれさんからそのものズバリの打診があった。
以前にこのルートの事を漏らした事があったのかなぁとも考えたが、たそがれさんが昨今三境山近辺から県境尾根を眺めた時に登ってみたいと思ったそうである。
偶然に一致したと云うことで、それではとご一緒させていただくことになった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

駐車場の先客は1台のみ。
自分の後ろには2台連なっていたのだが、そのうち一台はたそがれさんであった。
準備して早速歩き出す。
取り付き場所はたそがれさん任せである。
歩き出したのは不死熊橋経由なのでこの先から十二沢を渡渉するのだろうと思っていたら、なんとたそがれさんは県境尾根を登りたかったらしい。県境尾根は駐車場から南に降った場所ですよ・・と云うとどうも勘違いされていたようだ。戻るのも何だから林道の適当なところで降りましょうと云うことに。
ちょっと崩れている場所があり、ここならば何とか降りられそうだと云うことで・・・。 無事沢に降り立ち対岸へ。
これより上流に行くと流も早く渡渉が困難かもしれない。
さぁ、急登の始まり始まり。直ぐに息が上がる。 沢を見下ろすと・・・、結構急ですよね。
何とか尾根に乗り上げて尾根歩きとなる。 たそがれさんはダブルストック。
鹿の食害を防ぐ処置が成されている。画像ではそれほどの斜面に見えないかもしれないが一部四つん這いで登って行くのである。 目印テープもあるので歩く人もいるようだ。
860m(地形図読み)峰にたどり着く。 ここからはなだらかな尾根歩き。
目的地の丸岩岳が見えるが熊鷹は確認出来ない。 906m峰に到着。
MHCの標識。県境走破時のものであろう。 桐生市基準点がありました。
県境尾根方面にちょっと降った場所にヤシオ。結果として本日唯一のヤシオでした。 丸岩岳への尾根の様子。
藪は皆無です。
たそがれさんは再度ダブルストック。 大きな岩が出てきました。
もうそろそろ林道に飛び出すはずだが・・・。 2度ほど期待を裏切られて・・今度こそ。
林道に到達です。さてどこから取り付きますかね。 適当な取り付きが無いので正面の岩を登ってしまえ。
丸岩岳のなだらかな山頂が見えてきました。 丸岩岳山頂。小休憩するが寒く感じる。
熊鷹への登山道脇に二十三丁の丁石。 寄進者の名前が。
屋根だけになった石祠。 此方は二十一丁。作原からの根本山神社への参詣路なのでしょう。
大きな鳥居は傾きながらも健在。 直ぐ脇にある石祠。
熊鷹への最後の登り。 山頂で一服。寒いですよ。風花の粒が大きくなってきました。
たそがれさんの膝に雪粒が。さぁ撤収しましょ。 下りは北の1150m(地図読み)のピークから林道へ降ります。
とにかく急斜面の下りですが。適当に下り始める。 たそがれさんに確認するとコンパスではもっと右だととの事。
当初目的の林道カーブ突端からはずれているがとにかく降れば林道に降り立つのだからとどんどん降る。すると沢に出る。 地形図には現れない枝沢ですね。
当初は尾根伝いに降りましょうと云っていたのであるが。
沢沿いにちょいと降ると林道が見えました。 林道に降り立って沢を見上げる。後は林道歩きです。
十二山からの旧道との合流点。当初の降下地点です。 林道の荒れ具合はご覧の通り。荒れています。
林道から見えるチョイ滑のある沢を眺める。 本日の最初の降下地点を眺めながら・・・。
駐車場まで戻ると・・・車がいっぱいです。

20台以上停まってますね。

根本山は人気があるなぁ。

と思ったらそれほどでも無いようです。

後でたそがれさんから教わったのですが、三境林道をちょいと歩いた場所にミツマタの群生地があるらしい。

車の大半はミツマタ目当ての車と思われる。

自分としては久しぶりのバリルート歩きで充分満足でした。
前から構想だけであった906mからの丸岩岳西尾根を歩けたのだから。
しかし以前とは異なり、そがれさんは未だに骨折した足の状態は不都合があるようだし、自分は両足の半月板損傷をだましだまし歩いている状況では単独で人に会うことも無いバリルートを単独で歩くことはもう止めた方がいいだろうな・・と。

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