○ 根本山

【登った日】 2017年 3月 11日(土)
【天  候】  晴
【山の名前】 根本山(1199m) 熊鷹山(1168m) 丸岩岳(1427m) 野峰(1009m)
【時  間】    8:10〜15:50
【同行者】  おK3
【コース】    三境林道入口駐車場〜根本山〜熊鷹山〜丸岩岳〜野峰〜石鴨〜三境林道入口駐車場

このところ5時間に満たない短時間の山行が続いているので少し長めの歩きをしたいと考えた。
そうだ根本山に行って根本山瑞雲倶楽部の皆さんが建てられた山頂の山名看板を見に行こう。
沢コースの道標類も見てみたいが、最後の鎖場が凍っていると思われるので中尾根コースにしよう。
熊鷹から林道経由で戻ると4時間コースになってしまうので丸岩岳まで足を延ばそう。
丸岩岳からは西にふみふみぃさんの登られたルートを下りたかったが・・・やはり却下されてしまった。
時間に余裕があれば野峰まで行き、登山道はないけれども石鴨に下るのも面白い。
そうすれば周回できるのである。
野峰から石鴨は8年前に逆ルートで登っているので藪もほとんどないことが分かっている為何とか同意を得た。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

三境林道入口駐車場には一番乗りであった。
少し肌寒いが歩き出せばすぐに暑くなるだろうと厚着はしない。
登山口入り口には根本山瑞雲倶楽部の皆さんの尽力による立派な案内板がありました。
不死熊橋を渡って沢コースの登山口。上級者とあります。 今日は沢コースは止めて中尾根コース登山口へ。
さぁ、登山開始です。そういえば根本は10回程登っているが中尾根を登るのは今回が初めてである。いつも下りで利用してばかり。 快調に登って石祠にご挨拶。
今日は好天で登山には最適な天候である。
トラロープが有ったっけ? どんどん標高を上げて900m付近。後続の単独行男性に先を譲る。
中尾根十字路に到着。 この案内図も瑞雲倶楽部の皆さんによるものでしょうね。
山頂には立派な山名看板がありました。素晴らしい。 頂上では休憩もしないで神社に向かいましょ。雪が少し残っています。
十二山根本山神社。 そしてここが諸説ある十二山頂上か。山名板は無い。
氷室山分岐を熊鷹方面に。山名板のある十二山山頂はパス。 笹も枯れて木々の葉も無い。二人組に先を譲る。
熊鷹の櫓が見えました。先行者が展望を楽しんでいるようです。 熊鷹山山頂。記念撮影。
櫓に登って。男体山と女峰山。 日光白根は真っ白ですね。まだまだ雪は深そう。
袈裟丸山と皇海山。 赤城は今日も賑やかでしょう。
ラ王を作ってランチタイム。追い抜いた方々は皆林道に降りて駐車場へと戻る定番ルートを採ったようです。さぁ、丸岩にむかいましょ。 降った場所にある石祠は健在です。
丸岩岳への登山道もご覧の通り。枯れきっています。 ちょっとだけ登って・・・。
丸岩岳山頂です。ここから西に降りたいなぁという気持ちが災いしたかどうかここで本当に西に向かってしまった。(笑) 何の疑いもせずに幅の広い尾根を降っていくが・・・。
だんだん踏み跡が薄くなっていくよ。おK3大丈夫?。
やっぱりルートを外したようでこのような壁面を林道に無理矢理降りるハメに陥ってしまった。 林道を少し歩いて野峰への入り口。
案内板はずっと先の青少年センター・梅田湖となっている。
野峰が見えてきました。 丸岩と野峰の間には2つほどの小ピークをこなします。
野峰への最後の登り。ここだけはやや急登です。 野峰山頂。相変わらずパッとしない山頂ではありますが。
さてこれからが本日のイレギュラールートへ。北に向かいます。 石鴨への下りは尾根にしようかそれとも谷沿いにしようか。
下りながら右斜面を見ると・・・谷ルートは障害物も無く楽に降りられそう。・・・とこの時は思ったのだが。 石がごろごろしているところに落ち葉が堆積して歩きづらい。
急斜面であるし。ゆっくりと慎重に降る。
本日一番神経を使った場所であった。 沢に水は無いが所々倒木が邪魔をする。
大きな岩場を左から捲くように降る。 沢に水が顔を出し始めましたよ。
沢を高巻くように斜面を進んでいくと・・・。 あら不思議、はっきりとした踏み跡が出てきました。
と思ったらすぐに消えてしまってまたこんなアスレチック風に。 沢から20〜30m程の高さの斜面をトラバース気味に行くのだが。
そのうちもう我慢できずに沢に降りてしまった。

地形図には作業道とおぼしき実線の道があるはずなのだが。

あれ、沢の右岸に作業道らしきものが見えるではないか。

しまった、もっと早く沢に降りていれば良かった。

後は画像のような作業道をテクテクと歩くだけ。

石鴨に無事降り立ちました。

8年前はそもそもこの作業道から野峰に行くつもりでいたのに、途中で気が変わって尾根にむかって植林の急斜面に取り付いた事を思い出す。

石鴨の三叉路にザックとおK3をデポして車の回収にむかいます。

20分ちょっとの歩きで駐車場着。

朝と同じようにエクストレイルがぽつんと一台だけ。

 

久しぶりに満足のいく時間を歩くことができた。
8年前は単独だったが7時間半もかかっていることを考えるとそれほど変わらない時間で二人で歩けたことは予想外のことであった。
最後のガレ場歩きがもう少し長くなると不機嫌モードとなってしまうので要注意であった。

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