○ 大鳥屋山 岳ノ山

【登った日】 平成 24年 12月 15日(土)
【天  候】  晴のち曇
【山の名前】 大鳥屋山(693.1m) 岳ノ山(704m)
【時  間】    9:30〜13:50
【同行者】  おK3
【コース】    駐車場〜五丈の滝観瀑台〜岳ノ山〜分岐〜大鳥屋山〜分岐〜駐車場

 以前の奈良部山への山行時に途中の尾根から眺めた安蘇の山々の中で今回のこの両山がひときわ目を引いた。
しかし地味なピークである事、近いのでいつでも行ける事、山ビルが出没することなどからなかなか足を運ぶ機会が無かったが、今回天気予報も芳しくないし、山ビルの出る季節でも無いので出かけてみた。
参考記録はあにねこさんたそがれさん野球親爺さんみー猫さんと豊富です。
ルートは駐車場から375の峰に上り尾根伝いで岳ノ山へ、そして大鳥屋山からの下りは北の尾根から下山するというようなルートが考えられるが皆さんそうせずにオーソドックスな歩きをされているのである。
折角なので大鳥屋山からは北の尾根を下り510m標高点経由の尾根下りにて駐車場まで降りてみようと考えた。
しかし、スタートした直後の林道で無線機と鉄砲を持ったハンターさんと出会うこととなり、おまけに大鳥屋山山頂で昼食休憩時に結構近くで大きな発砲音を聞いてびびりましたよ。
こんな時に登山道の無い藪尾根を歩いていると誤射されかねないと思い自重して分岐からの登山道を使ってとっとと下山することにしました。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

トイレのある駐車場には先客1台のみ。(先客は登山者ではなかった。) すぐ先の分岐を右の五丈の滝方面へ。途中でハンターに出会う。
林道の終点。五丈の滝までは500mだそうです。
他に滝の説明板もありました。
まずは観瀑台に寄って滝を見上げる。滝は細い水流でした。
雨量が多い時期にはもっと迫力のある風景を見せてくれるのでしょう。
滝見の松と思われる枯れた松。
この場所から滝の様子は良く見えませんでした。
岳ノ山へは当初尾根から登るものだと思っていましたが、登山道は沢筋に沿って濃い踏み跡と目印テープがありましたので従ってみます。
沢筋を離れてからは植林地の斜面を登ります。 炭焼きの跡でしょうかね。
結構急斜面です。どれくらいかというと・・・このくらい。 直登を避けるように踏み跡は北方向に尾根へと向かいます。
登り詰めた尾根から頂上方向を見る。 最初に現れたのが壊れた石祠の台座部分。
薄い石を層にして台座とした石祠。なんと算盤が供えてありますよ。 その次がお不動様。
そして頂上には石祠。 岳ノ山山頂です。
残念ながら男体山、女峰山は雲に隠れています。
その手前には尾出山が尖った綺麗な三角の山容を見せています。
日光連山と尾出山の間の台地状の山は何でしょうね。
勝雲山か横根山あたりなのかなぁ。
岳ノ山からの下りは急斜面の岩場がありました。
ここは要注意です。慎重に降りました。
最初ハイトスがこの場所を降りたのであるが、ぶら下がっているロープが古そうであてに出来ないと思い岩にへばりついて降りようとしたがなかなかうまく降りられない。上から見ていたおK3がしびれを切らしたか「ロープ使って降りれば!」とのたもうのでそうしたらすんなり降りられた。
岩場をクリアしたところ。
背景には降りてきた岩場が壁のように見えます。
今回この周回は変哲も無い歩きだと思っていましたが、この岩場は少し楽しめます。この後も急な下りが連続します。
へっぴり腰になってしまいますねぇ。 鞍部まで降りると次の624m峰が見えて来ました。
見えている山はすぐに登り着く。あっという間に624m峰。頂上の様子。 降った鞍部が駐車場への分岐。
大鳥屋山への登り。 大鳥屋山は岳ノ山と比べると傾斜が緩やかです。岳ノ山は急だった。
山頂台地の最初の石祠。 次は石碑と石祠と山名板。
石碑には御嶽大神。 石祠は壊れていて屋根が下に落ちていました。御嶽山神社ですね。
さらに東に数メートルの場所に一等三角点と山名板。 はいお疲れ様でした。12時を過ぎたしお昼にしましょ。
今日はラ王の袋麺。大鍋で一挙に二人分を作る。風も無く心地よい。 発砲音を間近に聞いたのでいそいそと下山する。
一応当初予定の尾根の下りをチラリと偵察したが藪も少なく難なく下山できそうであったがこればかりはしょうが無い。 植林地の下山道をもくもくと下り林道に出る。
傾斜が無くなると駐車場は近い。 駐車場に到着です。

誰にも会わない静かな山行であった。
予報に反して我々の行動中は晴天で風も無く、冬の里山歩きには最適の気候であった。

戻りは大戸に抜けて作原から梅田経由で帰ろうとした。
途中で愛宕山にもついでに登ってこようと思ったのだが、なんと堀之内から走り始めて600mほどのところでこの先通行止めの標識。
工事中だそうである。
しょうが無いので戻りも葛生、足利経由で帰ることとなった。

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