地形図について

今までは(今もだが)国土地理院の地図閲覧サービス(ウォッちず)を利用させてもらっていた。

これは2万5千分1地形図であり、国土のすべて(北方4島を除く)を網羅しているので藪山歩きには最適な情報である。
上記サービスでは印刷機能が無いため、一度 PrintScreen で画面イメージそのものをクリップボードに取込み
次にWindows標準画像処理プログラムであるペイントを起動し先ほどのクリップボードの内容を貼り付ける。
後はペイントで画面イメージの必要な部分を切り取り、新規画像に貼り付け直して印刷する。

今まではずっとこのやり方でやってきましたが、何せ範囲が広いと何枚にも及ぶし、磁北線も緯度経度の線も
後から手書きするか、ペイントの機能を使って描画するしかない。

カシミール3DのDVD付録で地形図付きの雑誌を購入して利用すると磁北線も緯度経度の線の問題は解決した。
しかしこの場合の地図は鮮明度にいまいち欠ける。

そうこうしているうちに最近ネットで具合のよい地図印刷ソフトを見つけて利用している。

元々は「HikingMap25」というソフトが「ウォッちず」の鮮明な画質のままでシームレス印刷ができるらしいと
いうので探したが、入手できなかった。
というのは「ウォッちず」のシステム変更により使用できなくなったらしい。

現在はほぼ同様の機能で現状の「ウォッちず」にて利用出来るTrekkingMapEditorというソフトが有るというので
利用している。

http://tme.yu-yake.com/

今はすべての問題をクリアしてくれるこのフリーソフトを重宝しております。

機能概要は以下の通り

・マウス操作で拡大・縮小・移動して地形図を閲覧。
・最高品質の地形図を連結して印刷。
・スケールの印刷。
・印刷配色の変更。
・磁北線・緯度線・経度線・距離線の印刷。
・ファイルへの出力。
・線や文字、画像ファイルの描画機能。

印刷時の解像度を指定できるのもよいですね。
全体像をつかむのに1/25000のままで印刷し、別に1/12500の分も印刷しておけばより見やすい物となる。
自分の欲する解像度で印刷できるのは大変便利です。(最近細かい物が見えづらくなってきているのです。)

作者にこの場を借りましてで感謝の意を表します。

そして「ウォッちず」のTrekkingMapEditorへの影響のあるシステム変更が当分成されませんように。