○ アマチュア無線

アマチュア無線の免許は中学2年の時に電話級を取得し、社会人になってからロケーションの悪さをカバーする為に
合法的にハイパワーにするべく2アマを取得した。
一時は自宅にクランクアップタワーを立てるほどで、結構アクティビティも高かった時期がある。
JCC,JCGサービスの為に赤城や谷川に登ってサービスをしていたのもこの頃である。

20年以上も継続し、一生の趣味となるものと思っていたが、仕事が忙しくなるにつれ次第にマイクや半田鏝を持つ事が無くなっていった。
そして、自宅の建て替えによりタワーを撤去してからは電波を出すことが無くなった。
リグや部品、パーツは個別にヤフオクで処分してしまった。
当然無線局免許はとうの昔に切れたままである。

最近山歩きを始めて思うのだが、万一の為の緊急連絡用には無線機が大変有用である。
携帯電話が不通の場所が多いというかほとんどであるので、アマチュア無線のデュアルハンディ機が一番その役に
立ちそうである。

以前はそのデュアルハンディ機も持っていたが、やはりヤフオクで処分してしまっていた。

昨今万一に備えてのビバークセットは準備出来るが、これにデュアルハンディ機も加えたら、完璧では無いかと
思うようになった。

たとえば足をくじいて下山までは大変時間が掛かりそうな場合などがそうである。

道を間違えてビバークした場合でもとにかく連絡を付けられれば余計な心配を掛けずに済むことになる。

無線機を買うのはすぐ出来るが、再開局の手続きは面倒くさそうである。

しかし、今後も一般ルートでは無い低山薮山を単独行でうろつく為には必要だなと考える今日この頃である。

ちなみに昔の自分のコールサインをチェックしてみたところ使用者はいないようなので、なじみのあるコールで復活出来そうではある。

 

2009/11/24

○ 無線局免許状 

送付したSASEで無線局免許状が届いた。

これで十数年ぶりに電波を出しても良いことになった。

コールサインも以前使用していたコールを復活できた。

総務省 電波利用「電子申請・届出システムLite」というのが稼働しており利用した。

http://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html

電子申請だと50W以下の場合2,900円の申請手数料であり、申請書類による場合より費用が軽減される。

ハンディ機はいろいろと検討した結果STANDARDのVX−3が一番手頃であった。

ヤナイ無線まで行ってる時間がない(土日はほとんど山関係なので)ので会社の同僚の松島さんに代わりに買ってきてもらう。

144と430のデュアルでありラジオ機能もあるので山歩きには最適である。

何せ小さくて軽いこと。技術の進歩はすばらしい。携帯並である。

考えてみれば携帯だってトランシーバーですからね。

今度から万一の場合に備えてザックの中に入れるか胸ポケットにでも入れて持ち歩くことにしよう。