○ トレッキングシューズ新調 2010.03.27,28

愛用していたテクニカがいよいよダメになってしまった。
左足の小指の根本辺りの箇所がついに穴が空いたようである。
丁須の頭の帰りに沢にどっぷりと浸かってしまったのだが、やはりゴアも破れていると見えて水がしみた。

2年経たずに履きつぶしてしまったのだが、使用頻度が高かったのだからしょうがないか。
一説には藪みたいな場所ばかり行くから痛むのが早いとの指摘もあったが。
今までどうもありがとね。

しょうがないので夕方に石井DreamBoxへ代替品の物色に行くことにした。
やはり登山靴は皮の軽登山靴とゴアのトレッキングシューズを用途に合わせて使いたい。
お店の人に勧められたのがこれ。

シリオである。
またしてもイタリア製の靴なのだが、テクニカよりもソールは硬めである。

買ってしまうと試し歩きをしたくなるのが人情?と言うものである。

翌日28日に仙人ヶ岳に出向いた。

岩切に着くと人が大勢でものものしい雰囲気。
ゴールなる幕まで張って有るではないか。
そうか、今日は仙人ケ岳トレイルランの日だったのか。
コースはわからないけれど、我々は猪子峠から犬帰りの少し先まで行って戻るので大丈夫だろうと猪子峠へ向かうと
なんと競技者が続々と目の前を走り抜けて行くではないか。
係りの人も大勢いて、「競技者が後ろから走ってきたら道を譲ってあげてください。」とのこと。
もちろんですとも。

山の中を走っていくなんて皆さん元気ですね。
道を譲るのはいっこうに構わないけれども、途中で「犬帰りは一般登山者の方は巻き道で通行してください。」との張り紙が。
エェー、このルートは犬帰りがあるから面白いのに・・・。

何か急につまんなくなってしまったので帰ることにする。
履き心地は充分確認できたし、午後は孫の初節句のお祝いを娘夫婦のところに届けなくちゃなんないから早く帰ろ。そうしよそうしよ。

このまま沢に降りてしまえ。
おK3は難色を示すが、「近道だから」「杉の林だから藪は無いよ・・・たぶん」と言って聞かせる。

山ツツジがポツンと咲いています。 杉林を下りました。
進路を邪魔する木と格闘中のおK3。 沢沿いの広い道に出て岩切集落へ進むと桜?の木が。
種類はわかりませんが、桜の木です。 カタクリも咲いていました。

斜面から登山道に出たところでこれから仙人ケ岳に向かう5人パーティに出会う。
我々が変な場所から出てきたので不思議に思ったのか質問されてしまった。
説明すると長くなるので「この上のルートから降りてきたんです。」とだけ言ったが、怪訝そうな顔をしていた。

本来の目的であった試し履きはばっちり足にフィットしているのでその点は満足である。

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