○ 苗場山

【登った日】  平成23年 8月 7日(日)
【天  候】  晴れ時々曇り
【山の名前】 苗場山(2145.3m) 神楽ヶ峰(2030m)
【時  間】    7:10〜16:10
【同行者】   おK3
【コース】      町営駐車場〜和田小屋〜神楽ヶ峰〜苗場山〜神楽ヶ峰〜和田小屋〜町営駐車場

谷川岳や白砂山などから何度もその特徴のある台形の山容を目にしてきたが、いつも眺めるだけで苗場山自身への登頂は延び延びとなっていた。
何故だろうかと考えるのであるが、いつでも行ける山で有るというのが返って行きそびれている大きな理由かもしれない。
アプローチは高速道利用により登山口まで2時間掛からずに行ける。
本当は秋に訪れたいものであるが、秋に行きたい山は多すぎて待ち行列が長すぎる。
山頂の広々とした湿原と池塘群、そしていつもとは逆の新潟から眺める群馬の山々を見てみたいの思いで出かけた。
参考HP:おやまに行こう!!


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

町営駐車場に到着。7時前に到着したのであるがすでに30台以上停まっています。まだまだ停められますね。準備中の登山者も何人か。 まずは和田小屋まで。登り25分だそうです。
和田小屋に到着。 和田小屋の前に登山道入り口の標柱と登山届けのポストがありました。ここで仕切り直し。さぁ出発です。
登山道は石がゴロゴロ。 所々木道が整備されていている。何か標識があるぞ・・・。下ノ芝でした。ベンチもあり休憩に適です。
石ゴロと木道の混在する登山道を行くと中ノ芝に到着。
ここもベンチがあり休憩する登山者多し。
中ノ芝のからはすぐの距離にある上ノ芝。ベンチはこれから作られるようですね。材料?が積んで有りました。
小松原湿原への分岐です。小松原湿原は近くはありませんので寄り道して・・と云うわけにはいきません。 股スリ岩です。跨いで通過するのかと思いましたがそうではありませんでした。おK3もヒョイと通過。
笹原の中の木道を行くと・・・。 神楽ヶ峰です。
なだらかな稜線の途中にあるピークとも言い難い場所でした。
水場の雷清水で喉を潤しましょ。(帰りにしっかりと採取することにします。空の容器を準備してきましたからね。) 雷清水からみた苗場山へと続く鞍部周辺には登山道がくっきりと見えます。
鞍部付近にはお花畑の標識がありまして、こんな感じで花がたくさん咲いていました。 ずっと雲に隠れていた苗場山山頂付近が少しだけ顔をのぞかせました。
振り返るとあまりピーク感を感じなかった神楽ヶ峰がなだらかな山容を見せています。 山頂への急登が始まる手前あたりには雲尾坂とありますが意味は不明です。
急登をこなすおK3。 同じく。あと少しで頂上だ!!。
登りきると木道と山頂台地が見渡せます。 広い・・なんて広い山頂台地なのでしょう。池塘もよいアクセントです。
頂上標柱は山小屋遊仙閣の裏庭にありましたので記念撮影。 直ぐそばにはニッコウキスゲがたくさん咲いていました。
木道は湿原中央部へと続いています。
山頂高原は涼しいですね。真夏とは思えませんですよ。
折角なのでランチ休憩の後で木道を南下してみます。
ガスが出ては消えて出ては消えてを繰り返していますよ。
オオシラビソの実(マツボックリ)。アップもしてみる。
アケビを逆さにしたみたい。
木道は少し歩いてみましたが同じ景色なので戻りましょ。
池塘群を遠望する。ズームにて撮影。 自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ) 。
池塘の周りに白いものが目立ちます。
ワタスゲでした。
1時間近くの長滞在になるので名残惜しいですがそろそろ撤収です。
サイナラ。
急登で苦労した頂上直下ですが、降りるのは早い早い。 野アザミに黄アゲハ蝶が。
ミツを吸うのに懸命で接写モードで近づいて撮っても逃げません。
股スリ岩もひょいと越えて、長い岩ゴロと木道の道を戻ると・・。ちなみに水場で用意してきた容器に6リットル採水。ザックが途端に重くなります。 和田小屋が見えました。おK3はここでバッジを購入。
何人か宿泊者がいるようです。
駐車場に戻ると車は大幅に減っていますがまだ十数台は残っています。 日帰り温泉はみーさん推薦の雪ささの湯にしようと思ってWEB割引券も印刷していたのですが、手前にある街道の湯が思ったより車の駐車台数が少ないので突然街道の湯に変更。

結構距離もありましたし、戻りの岩ゴロの道は膝にきました。
考えてみれば先週は自宅でゴロゴロしていたので体がなまってしまったのかもしれません。
しかし頂上台地は広かった。
いつも遠くから眺めていた広い台形の頂上は、実際に訪れてみてその大きさ、広さを実感できました。満足です。
ただ一つ残念だったのは新潟から見た谷川をはじめとする群馬の山々を眺めることができなったことです。
他にも面白そうなルートもあることだし、また機会があるでしょう。

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