○ 武尊山

 (武尊牧場コース)

【登った日】 平成20年10月 4日
【天  候】 晴れ
【山の名前】 武尊山、セビオス岳、中の岳
【時  間】 8:15〜16:40
【同行者】  おK3
【コース】 駐車場所〜武尊牧場キャンプ場〜セビオス岳〜中の岳南分岐〜武尊山〜中の岳南分岐〜セビオス岳〜武尊牧場キャンプ場〜駐車場所

Map

先週のリベンジで、今回は確実にいけるラクチン武尊牧場コースにて武尊山頂に向かいます。
8:30に夏山リフトの運行開始と言うことだったので先週とほぼ同じ時刻に到着するようにしました。
すると駐車場にはすでに20台上の車があり、しかも見た限り全て県外ナンバーだったのには驚きました。
百名山ブームだからなのでしょうか。

今回は何故ラクチン登山かと言いますと、先週とは異なり、最初はリフトにて標高1400m程まで一気に運んでもらいます。
その後は距離は結構ありますが、なだらかな山道歩きが続くコースだからです。
おK3係数は1.1くらいでよいでしょう。

唯一の難所は鎖場ですが、2本程で、根本沢の鎖場に比べればなんてことありません。

駐車場の様子です。
少なくともここに写っている車は我らの車だけが群馬ナンバーでした。
リフト乗り場である、ほたか牧場です。
ちなみに夏山リフトは来週(10/13)で運行が終了します。
リフトの様子です。3本の内、真ん中のリフトが運行していました。
ラクチンですね。右手が牧場です。
春はラベンダー畑が見所らしいのですが、この季節はコスモス畑となっていました。
リフトから見た、先週登った山並みが見えました。

左から前武尊、剣ヶ峰、家の串、中の岳。

正確には先週は、家の串と中の岳の間の鞍部で時間切れとなっております。

今日は時間があれば引き返した所まで行ってみたいと思います。

2本目のリフトを降りていよいよ山行開始です。

最初は良く整備されたキャンプ場の道路を歩きます。

白樺の林の中を歩きますが、とても良い雰囲気です。

天気もいいし、風もない最高の登山日和です。

この後山道に入りますが、傾斜の少ないなだらかな山道歩きです。

映画「眠る男」のロケ地につきました。
(撮影は復路)
歩き始めて1時間ほどで避難小屋に到着です。
泊まるのには抵抗がありますね。ガラス窓も割れているし。
武尊田代湿原方向への道標です。3kmだそうです。
道は所々ぬかるんでいるので今日はスパッツ装備が必須です。
セビオス岳に到着です。(他に4人ほど方位板の残骸場所にて休憩中)
特に山名板は無いのですがGPSで確認。
中の岳からの尾根の終端部が見えてみました。ガケですね。 もっと近づきます。木々の紅葉が綺麗です。ガケのてっぺんの右側あたりが鎖場です。
このあたりから鎖場に向けて少しずつ傾斜がきつくなります。 鎖場を登り切って尾根の先端部を見ると、断崖の所々にある木々が紅葉しており、なんともいえない光景を作っています。
中の岳ジャンクションに到着です。左方向が先週引き返した家の串方面、前武尊方面です。中の岳南の分岐と有ります。 中の岳の頂上は目指さずに、山腹を巻いて沖武尊をに向かいます。
そもそも中の岳山頂への登山口が分かりません。
行くとすれば笹藪を漕いで行くしかないようです。
振り返ると家の串、剣ヶ峰が。 鳳凰の池(三池)です。池と言うより水たまりといったところでしょうか。
武尊神社ルートの尾根筋です。途中のピークは剣ヶ峰(西武尊)です。 日本武尊像です。前武尊の像よりは小振りで、屋根が有りません。
像からほんのちょっとで山頂です。

人がいっぱいで、皆昼食を摂りますので場所の確保に難儀します。

景色を見ながら昼食とはいきませんでしたが、しょうがありません。

全部で40人前後の人が山頂を埋め尽くしています。

今日は360度、視界が開けています。

食事が済んだら山座固定です。

 

近くの山から。手前より中の岳、家の串、剣ヶ峰。 北西方向に湖が見えますが、名前は分かりません。
谷川連峰方向です。 どの方向だったか忘れてしまいました。燧ヶ岳と至仏山かな。
さて下山に掛かります。少し降りて山頂方向を見上げたところです。
先週達成できなかった沖武尊を登った満足感に浸りながら下山します。
しかしいい天気です。真上は雲一つ無い青空でした。
菩薩界の水です。おいしい水でしたので空になったペットボトルに詰めて持ち帰ります。一緒にくんでいた人が「これで焼酎を割って飲むんですよ」と満面の笑みを浮かべておりました。
さて、中の岳分岐まで戻りましたが、先週到達地点まで行ってみることにします。

時間はまだ余裕が有りそうです。

気持ちの良い尾根歩きですが、所々慎重に渡る箇所が有ります。

しかし相変わらず紅葉が見事ですので、思わず1枚。

画像は正面が家の串、奥が剣ヶ峰です。

先週時間切れで引き返したのは家の串から下った鞍部のあたりです。

こうやって何とか先週の断念箇所を確認したので戻ることにします。

中の岳分岐まで戻り、後は一目散に引き返します。

16:30がリフトの最終です。

鎖場を降りるときはさすがに慎重になりました。

セビオス岳は往路のこの場所で4人ほど休憩していましたのでこの場所で撮影出来ませんでしたの帰りに。(方位図の残骸が有ります。) 傾斜は緩やかなのですが、距離がありますので先行者を追い抜いて先を急ぎます。
ようやくキャンプ場まで戻りました。
ナナカマドが真っ赤な実を鈴なりに付けています。
夕日を浴びる白樺林の様子です。
見ているだけで気持ちが癒される風景です。
少し急いだので16:10にリフトに乗れました。

後はゆっくりとリフトに揺られながら景色を楽しみます。

牧場の放牧中の黒牛の様子です。

朝は逆光で撮れませんでした。

ただひたすら草を喰んでいます。

リベンジ登山終了です。

今回は一番人気のあるルートでしたので人が多いこと多いこと。

鎖場などは渋滞していました。(我々もその一因だったりして。)

予定通りのラクチン登山でした。

帰りはリフトの係の人が、「リフト券を見せると花咲の湯としんめいの湯が20%割引ですよ。」と教えてくれる。

先週は花咲の湯にいったので、今日はしんめいの湯にしましょう。

男湯も女湯も貸し切り状態でした。(他に客が居なかった。)

しなびた小さな日帰り温泉である。

花咲の湯とは全てが対照的である。

 

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