三国山 大源太山

【登った日】  平成21年 6月21日(日)
【天  候】  雨時々曇り
【山の名前】 三国山(1636.4m) 大源太山(1764.1m)
【時  間】    8:40〜16:00
【同行者】   おK3
【コース】      三国トンネル新潟側駐車場〜三国峠〜三国山〜三角山〜大源太山〜三角山〜三国峠〜駐車場

昨日の続きで今日は大源太山を三国山経由で登ります。
お宿で朝食を何とか早い時間にしてもらい三国トンネル新潟側駐車場には8時20分ごろに到着しました。
1台先客があり、ちょうど準備をしているところでした。
男女2名ずつの計4人のパーティです。
「来るときに平標の駐車場を見てきたけれどいっぱいだったよ。」と年配の男性が。
昨日も満車状態だったのだが、今日も込みそうですね。
おK3が「実は昨日平標と仙ノ倉へ登ってきたんですよ」と少し自慢げに返す。
「えぇ昨日?足が痛くないかね?」と聞かれ「はい・・少し」。

このパーティとほぼ同時にスタートです。

Map

新潟側に車は二台のみ。昨日とは雲泥の差。 登山口です。最初は小雨なのですが雨具はつけずに出発。
登山口には石仏像が。今日の登山の無事を祈願します。 少し歩くと「三国権現御神水」があり、おいしい水が湧き出ていますのでペットボトルの水を全て詰め替えます。何でも謙信公も飲んだとか。
林道をくねくね登り切ると三国峠です。御阪三社神社があります。 三国峠を越えた人。古くは坂上田村麻呂、新しくは川端康成等々。
三国山の全容が・・・霞んでいます。今日も残念か。 タニウツギが綺麗に咲いています。
斜面全体がタニウツギのお花畑の様です。 濡れた木道を注意しながら登ります。
途中で分岐が有りました。三国山山頂の巻き道でしょうか。 苗場山が昨日よりは綺麗に見えました。
登ってきた登山道を振り返ります。
一緒にスタートした4人組が遙か下に見えます。結構ゆっくりの様です。
雲の晴れ間に苗場のリゾート街が見えました。
山間に出現したホテル街です。
頂上直前で10名ほどの団体さんの下山に遭遇しました。

彼らは群馬側からの登山者なのでしょう。

 

雨の中、三国山山頂に到着です。

三国山には結構あっけなく着いてしまいました。

記念撮影の後、隣にある幸福の鐘を鳴らします。

 

さて、大源太へむかいましょ。

三国山を下ってからの次のピークの様子です。
ここを過ぎたあたりで、ほんの十数分でしょうか、谷川連峰が見渡せました。よし、大源太で写真を撮るぞ・・と思ったのが運の尽き。
谷川連峰の素晴らしい景色はあっという間にガスの中に埋もれてしまい、今日はもう2度とその姿を現すことは有りませんでした。
足下をみるとアカモノが可憐な花を付けています。
三国山以降は誰とも出会いません。1本道の縦走路は迷うことは有りませんので安心ですが、景色が一切無いのは寂しい限りです。 なにやら前方にピークらしきものがぼんやりと浮かんできましたね。
三角山でした。赤城さんはここから浅貝方面へ下った訳ですね。
ここまで来ると大源太はすぐそこです。
地形図にある大源太へ直接登る道が判りませんでした。
しょうがなく道なりに進むと道標が。
三角点が有りましたが頂上では無いようです。パスして先へ。 少し行くと山名板が有りました。本当なら背景には谷川連峰が有るのですが、残念ながら真っ白ですわ。泣!
山頂の景色の代わりに山頂にあるベニサラサドウダンを撮す。 帰り道におK3がナメクジの親玉みたいなものを発見。
大きさが判るように手をかざして撮影してみる。何でしょうか?
大源太山を振り返る。山頂はもう見えなくなっています。 縦走路唯一の要注意箇所です。慎重に降ります。
縦走路にあった180度折れ曲がった樹木。生命力を感じますね。 三国山が見えてきました。とはいっても頂上まで見えませんが。
サラサドウダンですね。ベニのつかないやつとの中間色くらいか。 分岐に出ました。帰りなので三国山頂は巻きますので右へ。
巻き道から三国山登山道を見る。 17号線の群馬側の様子です。

駐車場へ戻る前に再度御神水でペットボトルを満たします。

これが冷たくておいしい水なのです。

これにて2日間に渡る谷川連峰最西端から三国峠に至る稜線歩きを終えました。
よく遊びました。
足ががくがくになってしまいました。

先週山歩きが出来なかったうっぷうんを晴らすかの様な山行でしたが結構きつかった。
せめて2日目は4時間程度の山歩きにとどめておけば良かったなと少し反省。

今回は2日ともガスの中の山行となり、雄大な谷川連峰がほんのちょっとしか見れなかったのが残念です。
少し見えたときに写真を撮っておけばと思ってもあとの祭りですね。

秋に再訪したいものです。

※ 調べて見るとナメクジの親玉などではなくてヤマナメクジという種類でした。

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