三峰山

三峰山は追母峰(おいばほう)、吹返峰(ふきかえ しほう)、後閑峰(ごかんほう)の3つの峰からなる山である。
後閑峰が三峰山の頂上となっている。

登った日】 平成21年 4月26日(日)
【天  候】  雨のち曇り時々晴れ
【山の名前】 三峰山(1122.5m)
【時  間】   10:00〜14:30
【同行者】  おK3
【コース】     河内神社駐車場〜吹返峰〜後閑峰(三峰山山頂)〜三峰沼〜パラグライダー離陸場〜天狗岩〜河内神社駐車場

昨日に引き続き朝から雨だったのだが、天気予報では晴れると言っている。
朝のNHKの天気予報を信じて雨の中を沼田に向けて出立した。
すると沼田市街に入る頃には雨もあがり、青空まで見えてくるではないか。
ヤレヤレである。
もしも沼田に来ても雨だったら、日帰り温泉にでも寄って1日まったりと過ごすか、または雨具装着で強行軍と行くかの
思案のしどころではあった。

Map

広い河内神社下の駐車場に駐車します。

すでに乗用車が1台と他にバスが1台。

団体さんが先行しているようです。

我々が準備をしているとタクシーがやってきた。

降りてきたのは女性の3人組である。

皆我々と同様に天気予報を信用してやってきたのだろうか?

さて、河内神社に向けて出発しようとすると隣に車が停まり男性の3人組が降り立った。
格好からして登山者には見えない。

聞いてみると山菜採りに来たのだという。
タラの芽、わらび、ぜんまい、コシアブラを採取するそうな。

最初は緩やかな舗装道路を登る。

舗装道路が終わるとそこにはパラグライダー利用者の荷揚げ用リフトの設備があった。パラグライダーなんとかと言うマイクロバスがすぐそこに駐車しているのですでに利用者は行った後の様である。 露岩が目立つ斜面を登ると階段があらわれ、その先が河内神社である。
おK3の先を行く人たちが山菜採りの人たちである。
河内神社へ本日の登山の安全を祈願する。 山菜採りの人たちに聞いた話だが、軒下の木刀は日本一だそうだ。
パラグライダー離陸場の道標であるが、帰りに寄ってみよう。
この先で山菜採りの人たちがいつの間にか視界から消えた。
彼らは登山に来たわけでは無いのだから当然である。
三峰沼も帰りに寄ることにしましょう。さあ山頂まで3.1Kmだ。
この標識の少し前で休憩中の15人前後の団体さんをパスする。
この団体さんはこの後会わなかったので往路か復路か不明である。
復路だとすると彼らは朝の何時に出発したのだろうか?
登山道はアップダウンも少なく、少し拍子抜けではある。
距離はそこそこ有るのだが、起伏が少ないので負荷はあまりない。
熊出没注意とあった。
右の道標には町営温泉センターとある。
吹返峰 1088m

木の幹の間に石が挟まったまま成長したらしい。

特徴的な目印ではある。

ここまで来れば三峰山山頂の後閑峰はすぐそこである。

吹返峰はここではなく、少し前の登山道から外れた1015m峰であるという沼田市のHPの情報もあるとのこと。

どっちがホント?

三峰山山頂直前の最後の斜面を登るおK3である。 ようやく山頂に到着しました。と言っても今日はラクチン登山ですね。
背景は武尊山です。
吹返峰と同じ標識が木の幹に打ち付けてありました。
谷川は雲に邪魔されていましたが、武尊は綺麗に見えました。
昼食を摂っているとなんとタヌキ?※注(欄外)がやって来た。(マウスを置いてみてくさい。)シャッター音に驚いて脱兎ならぬ脱狸?の如く逃げ去りました。
独占していた山頂を辞して帰路につきます。

すると前から駐車場で一緒だった女性3人組がやってきました。

そのあとに2人組がマウンテンバイクでやってきます。

そして又圧巻だったのが、なんと30人を超す団体さんがやってくるではないですか。
しかも往路で追い抜いた人たちでは有りません。

聞くとバス2台で東京から来たそうです。
これでは広い山頂もオーバーフローですね。

三峰山は朝方雨模様の日なのに大人気です。

帰路は同じ道を辿り、三峰沼分岐を沼方面に下ります。

沼の入り口で久しぶりに水芭蕉を見ました。(尾瀬で見た以来ですね。)

これが噂の錦鯉。しかも群れをなして泳いでいます。 沼全景です。農業用の灌漑用水としての貯水が目的だそうです。
パラグライダーの離陸場を見学に行きます。

登山道より3分と有りましたが1分で行けました。

滑走面の斜面は芝生となっています。

離陸場正面に見える街並みと子持山。 赤城山の全景も遠望出来ます。
駐車場はすぐそこであるが、天狗岩へは1分で行けるとの事ですので寄ってみる。 天狗岩下の祠です。1分では無理です。3分はかかります。
離陸場の案内とは逆ですね。

駐車場についてみると確かにバスが2台停まっていて、運転手さんが待ち時間を利用して車を拭いていました。

しかし、タクシーで来た3人組以外の人たち(山サイの二人、その他途中ですれ違った単独行のハイカー2名)の車が見あたらない。

竜谷寺登山道からきたのでしょう。

※注 4/28 hiroさんが教えてくださいました。タヌキではなくアナグマだそうです。遭遇するのは非常に珍しいケースとの事です。

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