鳴神山

【登った日】 平成22年 2月 7日 (日)
【天  候】 晴れ
【山の名前】 鳴神山
【時  間】 12:50〜16:30
【同行者】  おK3
【コース】  広土橋〜駒形登山口〜肩の広場〜鳴神山〜椚田〜赤芝〜広土橋

朝起きると一面の銀世界ではないか。
昨日の様子からして2000mを越える山々はかなりの積雪が有ったものと思われる。
当初予定していた浅間山周辺の雪山は中止して近くの雪山と化した低山に行くことにした。
となると時間的にも余裕が出来る為、ゆったりとしてしまった。
検討の結果三境山と残馬山へ三境林道のトンネルを抜けた登山口から最短で行くことにした。

梅田の桐生側沿いには3種の人々。
1,ハンター 2,釣り人 3,写真家(皆さん大きな三脚を抱えながら桐生川周辺に何人も。)
山へ登ろうとしているのは我々だけだったような気がする。

三境林道の入口の普段の季節なら根本山登山者でいっぱいの駐車場所であるが、1台も止まっていない。
三境林道は轍がくっきりと何台もの通過跡があるのでそれに沿って慎重にトンネルへ向かう。
ところがトンネルを抜けたところで轍が無くなる。
つまり皆ここまで来て引き返しているのである。
すぐそこに登山口と駐車スペースがあるので新雪の中に果敢に車を乗り入れたが・・・・。
車高以上の積雪には敵いません。
駐車スペースに入れるどころか何とかユーターンしてトンネルに戻るのに必死であった。
こんなところでスタックしたら大変である。何とかトンネル内に戻れて一安心。

この一件で出鼻を見事にくじかれて意気消沈。来た道を素直に戻りましょ。
三境山と残馬山はあきらめるにしてせっかくここまで来たのだから他に候補は無いか。
一番近いのは根本山である。尾根コースなら丁度良い具合なのであるが、二人ともどうも食指が動かない。

そういえば「やま町 桐生」代表幹事代行さんとkotsunagiさんご夫妻がつい先日鳴神山へ登られたとの記事を思い出す。
雪もそこそこらしいので、昨日の降雪でより積もっているのではないかと言うことで
鳴神山に変更。

Map

鳴神山へ戻るための途中、桐生川の綺麗な雪化粧が目に入り、つい停車し写真に収めた。

何人ものアマチュア写真家に会ったが、皆さんやはりこのような風景を撮っておられるのだろうか。

三境林道トンネルまでの雪道ドライブでの成果はこの写真だけであった。

川内に戻りましょう。

広土橋に到着です。1台先客が駐車。しかし駒形登山道入口方面にはトレースがない。赤芝へ行ったのだろうか。西尾根はまず無いであろう。 西尾根への2つ目の登山口当たりに見慣れない道標が。直進指示。
マークに誘われてここに取り付くと大変だからと言う親切心からか。
以前丸太橋が朽ちて危険な状態であるとの報告があった橋であるが、新しく補修されていた。ありがたいことである。 積雪は20〜30cm程。しかし雪の下は岩、枯れ葉、土など様々なので確認しながらなのでペースが鈍る。このお助けロープはありがたい。
どう見ても簡単には除去出来そうにない大木の倒木が進路を妨害する。
何とかこの下をくぐり抜けた。
今日は色々な状況に対応するべく、アイゼン、わかん、スノーシューと一式担いできた。
おK3もここまではツボ足である。
ハイトスのトレースを忠実になぞって登ってくる。
膝まで沈むのでわかんを装着する事にした。
しかし新雪なのであまり効果は無いだろうな。
でも少しはいいかな。気のせいぐらい。 傾斜が急になってきたのでおK3が難渋している。 コテッ。
もうツボ足では無理だとぶつぶつ言い出すのでおK3はアイゼン装着。
滑るのもハイトスのせいらしい。はい、私が悪うございました。(笑)
ようやく四苦八苦で肩の広場に到着。
梅田側からのトレースも有りません。綺麗なものです。
今までトレースが無かったので当然頂上も我々が一番乗りと思ったら・・・。

先客の痕跡。犬の足跡と一人分の登山靴の跡。

先客の1台、赤芝から登って赤芝へ帰ったものと思われる。

今日は展望が良い。

富士山、筑波山、浅間山がよく見える。
写真にするとほとんど分からないので掲載はあきらめた。

残念ながら赤城だけは雲が掛かりまるで吹雪いているかのよう。

頂上は風があるので雪はとばされることが多いのだが、今日は沢山残っていた。

さて赤芝ルートで下山しましょうか。

男体山はいつもくっきりと凛々しいお姿です。 椚田への下りは雪がいっぱい。
椚田は鞍部特有の風が強い。ここは雪が吹き飛ばされていた。 赤芝方面へ下ります。少し下ると無風状態。
林道には先行者のトレースが1条。 おK3のザックは昨日購入したばかりのおNewです。今までのデイパックでは容量不足で冬装備が入らないからだそうだ。自分のものは自分で。
良い心がけですね。
林道も雪道となると趣が変わります。
緩やかな斜面はスキーかソリで下ると楽しそうである。
広土橋に着くと雪だるまがお出迎え。
出発時にはたしか無かったような気がするが。
かまくらも作られている。

自分も子供の頃は雪が降ると最初に雪だるまを作ったなぁと思い出す。

かまくらもよく作った。

子供心に雪が降ると無性に嬉しかった記憶がある。

少し前までは雪は迷惑なしろものであったが、雪遊びを始めた今は半々である。

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