鳴神山

【登った日】 平成22年 12月 31日 (金)
【天  候】 晴れ
【山の名前】 鳴神山
【時  間】 13:40〜16:30
【同行者】  単独
【コース】  広土橋〜734峰〜仁田山岳〜桐生岳〜肩の広場〜縦走路鞍部〜駒形登山口〜広土橋

ことしの登り納めはやはり裏庭の山でしょう。
昼食の腹ごなしに誰もいないであろうと思われる静かな鳴神山の山頂で今年の総括をするのも良いであろう。
おK3に登り納めにと誘い水を向けるが「あたしゃ忙しいのよ」とばかりに却下されたので単独である。
それならば自分の一番のお気に入りコースで周回してきましょう。
鳴神山を何度か登った方でしたら、たまにはサブコースでプチバリエーションでもいかがですか?面白いですよ。
このコースは正規ルートでは有りませんので地形図が読めない方はご遠慮ください。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」

広土橋の様子が変ですよ。駒形登山口への道が工事中です。
おまけに簡易トイレまであり、ハイカーの皆さん利用可だそうです。
トイレのすぐ裏が西尾根ルートの登山口ですが、入れません。
しょうがないので跨いで・・ヨッコラショと。
尾根は簡単な岩登りが続きますが、これが結構面白いのですよ。 岩尾根が終わると植林地の尾根となり、そこそこ急な登りが続きます。
そのうち左側が雑木林となり、傾斜も緩くなります。 サブルートの従来ルート登り口からの尾根が合流します。
葉を落とした木々と、地面には枯れ葉が敷き詰められた典型的な冬の里山です。目印テープが有るので迷う事は無さそうです。 気温は日中も低いらしく霜柱が何段にも成長しています。
岩の細尾根を過ぎた後も細尾根が続きますが、危険ではありません。 鳴神山の前衛となるコブがすぐそこに見えます。
この場所はいつも岩と根の間を通ろうか、それとも根の外側を通ろうか悩む?場所です。今日は外側で。 展望場所に着きました。
鳴神山から赤城を見るにはここが一番良い場所だと思います。
前衛のコブへはあと一登り。 コブの頂上には石祠。
仁田山岳に挨拶をして桐生岳へ向かいましょう。 鞍部には「鳴神山を愛する会」の道標が。同じく同会の地図も。
出来ればせめて地図と同じように裏ノ肩では無くて、椚田(裏ノ肩)としていただければと思うのですが。
昔から地元で呼ばれている名称を尊重していただければと思います。
桐生岳山頂です。たぶん今年最後の訪問者でしょう。 北方面。袈裟丸山は半分雲に隠れています。
遠くに筑波山が綺麗な青いシルエットで見えます。ズーム。 丁度太陽が雲に隠れて光の帯が町に照射されています。
仙人ヶ岳。今年もあの山とその周辺に何度も足を運んだなぁと。 鳴神山御嶽神社。今年最後の参拝。来年も宜しくお願いいたします。
肩の広場には「おもいで」と書かれた記帳ボックスが新設されています。
せっかくなので今年最後の登山者(たぶん)でもあるので記帳してみた。
縦走路を南に下って、一番降りきった鞍部辺りから駒形登山口に戻ることにします。西の斜面へ。
障害物も無い緩やかな斜面です。この先沢沿いに下ります。 右手に植林地が見えてきました。前は猿やカモシカに遭遇しましたが、今日は鳴き声(たぶん猿)だけで姿を見せません。
植林地の中にはとっても薄い踏み跡のようなものが。 そのうちしっかりとした作業道の様になります。
そして石組みが現れてくると下りも半ばと云ったところ。 その昔は重要な道だったのでしょうね。
石組はしっかりとしていますが橋は骨だけです。 この後ナメ沢を眺めながら作業道を下っていきます。
ありゃ倒木が。何とか上から渡ろうと奮闘しますが諦めて右下の隙間を体を小さくしてくぐり抜けました。 正規登山道の駒形登山口に着きました。
ここから広土橋までの道が工事中らしいので見ながら戻りましょ。
階段が着けられています。 擁壁工事でもするのでしょうか。

今年の登り納めが終了です。
予想通り誰にも会わない静かなあまあるきが出来ました。
山頂で色々と今年の総括でもしようかと思っていたのですが、風が寒くてとても長居は出来ませんでした。
大晦日の午後に登る人もいないであろうと思っていたが、やはりそんな人はいないようであるが、記帳の最後の人の日付が何と今日でした。
しかも160回目の登頂とか何とか書いてありました。ビックリです。
午前中には何人か登山者がいたのかも知れませんね。

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