鳴神山(南西尾根)

【登った日】 平成20年9月20日
【天  候】 晴れ
【山の名前】 鳴神山
【時  間】 14:20〜18:10
【同行者】  単独
【コース】 駐車場所〜南西尾根〜鳴神山〜西尾根〜赤芝林道〜駐車場所

今日は台風が来ているので山行はお休みであろうと思っていたため準備を一切してなかった。
ところがゆっくり起きてみると良い天気である。昼食を食べ終わっても今日は休みのつもりだったが、
やはりせっかくだから今から行けるところはと考えた。
鳴神山の駒形登山口のすぐに右に行く作業道?らしき踏み跡があるが、そこから南西尾根を経て鳴神山へ
登れるのではないかと前から考えていた。
出発がとても遅くなってしまったが時間的にみて日没までには戻れるだろうから丁度良い位である。

駐車位置からスタートし、駒形登山口で東に向かいます。
そのあとは何処の尾根、沢をたどっても鳴神山と吾妻山の縦走路にぶつかるはずである。

登山口である。
今回は前々から気になっていた東の踏み跡をたどることにする。
左がハイキングコースである。
ここを東へ進む。(画像ではまっすぐ)
並行して流れる沢の様子。メインルートより水量は少なめです。 はっきりとした踏み跡が続きます。(目印のテープの類はありません。)
沢は北東に向きを変えますが、東へ直進する踏み跡も有ります。

東へ直進すると860mちょっとの標高の縦走路上ピークにたどり着けることでしょう。

それも又面白そうではありますが、今回はあくまでも鳴神山を目指します。

進路を北東に変更すると、なんと登山道側が石を積んできちんとした護岸処置がなされています。

その昔このルートはこの様な工事を行うほど重要な道だったのだと思われる。

ちょっと驚きました。

しかし丸太橋は骨のみとなっています。沢におりて渡ります。 ちょっとした岩が現れました。
今度は骨が1本です。同じく下に降りて沢を渡ります。 その後もしっかりとした踏み跡が続きます。
又しても骨2本のみの壊れた橋です。

ここで分岐があります。

Mapで分岐と記入してある場所です。

東へ進めば(橋を渡る方向)前回と同じく860mちょっとの標高の縦走路上ピークに向かうことになります。

ここではそろそろ鳴神山頂上方面へ進路を変更します。

北に向かいます。

北に向かってすぐに右側に尾根筋が見えます。
よし、尾根伝いに登ろう。と言うわけで尾根に取り付きます。
ここからは踏み跡のない尾根歩きの始まりです。(獣の足跡はいっぱい有りますが。)
尾根には踏み跡はありませんが、小薮が少々うるさいだけですいすい登れます。尾根上に1カ所から6本の幹が出ている樹を発見しました。
尾根上に少しづつ岩が目立つようになります。
このあたりから段々と傾斜がきつくなります。
と思ったら直接登れそうにない岩が行く手を阻みます。巻きます。
この後同じ様な場面がいくつか出てきますが、唐沢尾根に比べると面白みが少し薄いかな。
ピークまであと少々の所で一本入れます。
このあたりはずっと急登続きで息が上がります。
最後の岩場を登り切るとピークに到達です。930m前後だと思われますが、1/25000の地図だとピークになっていません。
縦走路に出ました。濃い踏み跡があります。 大きな岩を巻くと、見慣れた肩の広場に到着です。
そのまま桐生岳に登り、とりあえず夕日をバックにセルフで記念撮影。

こんな時間(16:20)ですので誰もいません。

当たり前です。

展望はまあまあ近在の山が見えると言った程度です。

夕日を受ける定番の北方向、椚田方面の画像です。まだまだ緑が濃い景色ですね。あと1ヶ月ほど過ぎると紅葉の見頃でしょうか。 吾妻山方面です。
逆光気味なので余計に写りが悪い。時間も遅いので帰路につきます。
帰路は西尾根ルートを進みます。途中で仁田山岳を振り返ります。
暗くなるのが嫌ならば沢ルート(本道)で帰れば時間も十分でしょうが急に西尾根を下りたくなったのです。
同じポイントで赤芝山脈の一部を。
赤芝山脈縦走も中々実行出来ていません。
このあたりの枝尾根も先まで調べてみたりする。うろうろ歩き回ります。
箕輪の池方面の道標です。行きたいがちょっと林道歩きが長くなりすぎるので今回はパス。
日没が昨今段々早くなっているので先を急ぎます。
岩尾根の様子です。しかし濃い踏み跡はいいですね。安心して歩けます。素直に西尾根コースで戻れば駐車位置まで行けますが暗くなりそうです。とにかく西に直進すれば赤芝林道に出る筈です。
途中から踏み跡が分からなくなりますが、とにかく薮の中を強引に西方面の斜面を下ります林道が見えました。 沢を渡って林道に出ます。少し行くと廃屋が。
あれ、西に直進したはずなのに・・・北西方向に進んでいたようです。
ちょっと行くと道路にロープが張られています。路面悪化の為通行止めだそうです。 薄暗い林道が段々と暗い林道になり、最後的に車に到着時はヘッデンが必要な暗さとなってしまいました。日が落ちるのが早い。

今回は登山口から東の沢伝いに行ったが、次回はすぐに尾根に取り付くルートで試したい。
頂上直前のピークに到着したときに気づいたのですが、今日登ってきた踏み跡の無い尾根とは異なり、はっきりとした踏み跡があったのです。
つまり、上り詰めたピークより西に300m程の位置にあるおそらく880mちょっとのピークを経由するルートがより多くの人に登られているようです。
と言う訳で、次回は最初から尾根伝いで登ってみたいと思います。

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