鳴神山〜吾妻山縦走

今回は前々から計画していた鳴神山〜吾妻山の縦走を実行しました。
なんと吾妻山から鳴神山への縦走を往復でやろうという人たちがいます。
とてもハイトスの体力では付いていけませんので半分だけ同行させてもらいました。
鳴神山頂上で11時に待ち合わせなので、ちょっと早めに出て鳴神山頂上まで行き、
北へ向かい、出来れば三界ピークあわよくばガリュウ峠まで足を延ばしたかったが
椚田(くぬぎった:鳴神山北鞍部)へ行くのがせいぜいでした。
ちなみに青木さんは本格的なロッククライミングまで守備範囲とする登山家です。
今回も訓練のためわざと20kgの荷物をボッカ訓練と称して負荷をかけています。
彼ら二人は5時の登山開始です。

地図

【登った日】 平成20年5月4日
【天  候】 晴れ
【山の名前】 鳴神山〜大形山〜吾妻山
【時  間】 08:50〜17:00
【同行者】  松島さん、青木さん (二人の吾妻山〜鳴神山 往復縦走の半分だけ同行)
【コース】 自宅〜鳴神山〜椚田〜鳴神山〜大形山〜吾妻山〜自宅

駒形登山口です。

GPSは谷あいの為補足できず。

携帯のGPSは使い物にならないので専用のGPSを新調しました。

最近の最高感度の物なのですが、開けているのがほぼ上空だけでは無理ですね。

これじゃ走行の軌跡もとれないなと。

肩の広場にもう少しの所ですが、ヤシオが綺麗に咲いています。
肩の広場に到着です。

今回ほぼコースタイム通りに登った為、途中9人を追い抜きました。
ところが一人に追い抜かれました。(私より年配です)

その方にここで再会したので話を聞いてみたら、なんと30分で頂上まで来たそうです。
ちなみに今まで北アルプスでもどこでも、人に追い越されたことは一度も無いそうです。
秘訣を聞いたところ、普段は自転車で鍛えているそうです。サイクリングで使う筋肉は登山と共通だそうです。

恐れ入りました。

写真に写っている人ではありません。
今日は神社の催しがあるようで人が集まっていいたのでその様子を撮って見ました。

  頂上の展望はあいにくで、男体山のみ何とか撮れましたが他は右の写真の通り雲に覆われてしまってます。
桐生岳はとにかく人がいっぱいです。
まるで休日の吾妻山の様です。

この写真を撮り終えた数分後には360度雲の風景となりました。

  仁田山岳へ移動してみましたが、ここも人でいっぱいです。

中には宴会を始めているグループも居ます。

とにかく北へ向かいます。

落ち合う約束の時間は11時ですのでまだ余裕があります。

北の鞍部、椚田(くぬぎった)に到着です。

ここで熊谷からこられた単独行の方と話し込んでしまい、又頂上が両方ともいっぱいだったのでこちらに静けさを求めてこられた方々ともお話ししていると、あっという間に時間が経過し、とても先には進めそうになりません。

あわよくば熊の広場までと思っていましたが、ここで引き返します。

11時時間通りに落ちあう事ができました。

左が青木さん、右が松島さんです。

ここで昼食にします。

二人はお湯を沸かしてラーメンなぞ食しております。

背景にあるように展望は全く改善されていません。

360度雲です。

神社の様子です。

神主さんも来ておられたようです。

頂上では振る舞い酒の御神酒をいただきました。

20kgの荷物をしょった青木さんです。

 

続く松島さんです。

こちらはごく普通の日帰り最小限の荷物のようです。

ただ二人とも縦走路の復路の為かなり疲労しており登りでは急激にスピードが落ちます。

ハイトスはまだ2時間ほど登っただけですので余裕があります。
4時間の差は大きい。

と言うか普通の人は吾妻鳴神往復縦走なんて考えもしないし、まして実行する人は稀少だと思います。

本格的な登山家はやはりレベルが違うというか、とても付いていけません。

ちなみに青木さんの登山仲間達は谷川の馬蹄形縦走を日帰りでやるそうです。
私に言わせればそりゃ人間じゃないよ。

松島さんもかなりお疲れのようです。

登山歴は私と変わらないというか、はっきり言って初心者ですが、この往復縦走を成し遂げるあたりたいしたものです。

12時間行動など私にはとっても真似できません。

途中のピーク、三峯山山頂です。

セルフタイマーで撮ってみました。

このコースはツツジが最盛期でした。

この先ずっと至る所でこのような光景が見受けられました。

金沢峠に到着です。

縦走路のちょうど半分です。彼ら二人は3/4まで来たことになります。

大形山頂上です。

ここの登り口で20kgの荷物はどんな様子か体験してみると言うことで、ここの登り口で青木さんのザックと交換してみました。

青木さん曰く30kgになると別物だけど、20kgは通常の装備なのでごく普通だそうです。

ところが20kgでも体が振れるとザックに慣性がついて引っ張られます。

30kgだと推して知るべしですね。

何とかやせ我慢して登り切りましたがこりごりですね。

青木さん、こんなのを担いで朝の五時から今まで・・・
あんたはすごい。

 

縦走路は良く整備されており、非常に歩きやすい道でした。

 

前年末に遭難し亡くななられた極楽とんぼさんの追悼板がありました。

この近くだったようです。

安らかにおやすみください。

合掌。

 

自然観察の森方面への分岐まで来ました。
鳳仙寺沢の頭です。

ここまで来ればあとほんの少しです。

通称きのこピークに到着です。

看板の上部は「関東ふれあいの道」と書いてあると思われます。

残るは雌吾妻と吾妻山を残すのみ。

木の階段セットを登る前に休憩です。

この二人はかれこれ10時間以上行動しているので、疲労もピークと思われる。

ふくらはぎにエアーサロンパスを吹きかける松島さんです。

風向きが悪かったらしく、青木さんが目にしみるとか何とか訴えています。

吾妻山到着です。

この後は下るだけですので終わったようなものです。

松島さんがチョコレートを分けてくれましたが、糖分を体が欲していたらしく、非常においしく感じました。

この後駐車場までは余力を全部使うがごとく青木さんにあわせて走ってみたりしましたが、膝に来てしまいました。
すぐに降参です。

明日もあるのでほどほどにしなくちゃと。

お二人さんお疲れ様でした。

戻る