○ 鳳凰三山

【登った日】 2016年 7月 17日(日) 〜 18日(月)
【天  候】  晴
【山の名前】 地蔵岳(2764m) 観音岳(2840m) 薬師岳(2780m)
【時  間】    初日 8:20〜14:40 二日目 4:30〜13:20
【同行者】  おK3
【コース】    初日   青木鉱泉〜南精進ヶ滝〜鳳凰ノ滝〜白糸ノ滝〜五色ノ滝〜鳳凰小屋
               二日目    鳳凰小屋〜地蔵岳〜観音岳〜薬師岳〜(中道)〜青木鉱泉


鳥海山に行く予定であったが東北地方は天候が優れないようである。
そこで急遽代案の鳳凰三山に変更となった。
どのルートで登ろうかとおK3に検討してもらう。
夜叉神峠から3山を縦走して広河原に降りる案(ふー☆みー隊)、青木鉱泉から中道を登りドンドコ沢を降りる案(K2C隊)。
薬師小屋に予約の電話を入れると満杯で断られてしまった。
ならば青木鉱泉からドンドコ沢を登り鳳凰小屋のルートにしようかと鳳凰小屋に電話を入れるとOKの返事。
決定である。
16日(土)の夜に桐生を出て一路韮崎へ。
道の駅にらさきには0:00過ぎに到着したのだが何故だか駐車場はほぼ満杯である。
何とか空きを見つけて車中泊。

翌朝ゆっくりと朝食を摂って青木鉱泉に向かう。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

8時に着いたのに駐車場はほぼいっぱいですよ。あと数台かなぁ。
でも真ん中のスペースに駐めれば10台くらいは大丈夫かな。
青木鉱泉は温泉も宿泊もやってないそうです。2日分の駐車代金1500円を支払う。
今日は急登だけれども鳳凰小屋までなのでゆっくりと。 早速小さな滝が現れました。
結構急登ですね。 またしても滝が。これが南精進ヶ滝?・・・違う様です。
左が南精進ヶ滝経由地蔵岳ですが地蔵岳直登ルートへ。 鈍足の我らには時間との戦い。(おおげさか。)
鳳凰の滝。ここも滝は見物せずにパス。 巨石が斜面に。
もったいないことに結構下ります。 ダブルストックは岩混じりの急登には邪魔かなぁ。
岩混じりの急登が続きます。 白糸の滝に到着。ここは見物するか。
想像していたのと違います。白糸ねぇ。あまり糸っぽくない。 急登が続き息が上がる。
この標識はよくわからないが山道方向に進みましょう。 五色滝に到着。
少し下って撮影ポイントまで降りようかと思ったが結構下るので止めた。 ここまで来ればあと少し。
沢沿いの道になりました。 まだ水流がありますが、この先で涸れていたのでこのあたりが源流?。
曇り空の中に地蔵岳が見えました。小屋は近いぞ。 一登りで鳳凰小屋に到着です。
小屋にはとにかく人がいっぱい。

テン場もほぼスペースが無い状態です。

受付を済まし我々は別館へ。

夕食は3回転で我々は一番遅い18時の組。
カレーでした。おなかがすいていたのでおかわりしちゃいましたよ。
朝食はお弁当にしてもらいました。

連休なので覚悟はしていたが案の定一人半畳・・0.7畳くらいかな。

前夜が車中泊なので寝不足気味でしたが・・・・今夜も寝返りをうつと隣の人がビクッとなるのがわかる。
同じく隣の人が寝返りをうつと自分もビクッとなる。

と云うわけでやっぱりよく眠れませんでした。

とは云いながらも体を休めてうつらうつらしている内に周りがごそごそと動きだす。

時計を見ると3:30です。

さぁ起きて準備しましょうか。

4:30にはすっかり明るくなりヘッデンは必要ありません。 樹林帯を抜けるとあっけなくオベリスクが見えました。
砂の急登はストックをフル活用。 オベリスク。きょうの予報は午前中の早い時間だけが好天です。
山頂標識で記念撮影。 地蔵岳です。ホントのてっぺんはあの岩の上。
賽の河原には地蔵様がたくさん。 オベリスクの麓にもお地蔵様。
久しぶりにツーショット。おK3がこれ以上行っちゃダメと言う。
あの岩まで行くとハイトスが登りたくなってしまうからだそうだ。
おっ、観音岳の後ろに富士山が見えますよ。
仙丈ヶ岳。南アルプスの貴婦人。優雅ですなぁ。 甲斐駒ヶ岳。相変わらず格好いいですね。
甲斐駒の後方に奥穂と大キレット、そして槍が。 岩の割れ目に木彫りのお地蔵様。
賽の河原に戻って小屋でもらったお弁当を。 タカネビランジ。
しゃくなげさん。これくらいだとかわいいですが。 白峰三山。
さぁ観音岳に向かいましょうか。 今回は天候に恵まれ久しぶりに気持ちのよい稜線歩きです。
おK3の足取りも軽く。 皆さん休憩中ですので我々もここで一服しましょうか。
観音岳への登り。 観音岳です。三山の最高峰です。ここも景色が良いのです。
山頂の岩の上から。八ヶ岳。 白峰三山再掲。
後方を振り返る。地蔵と甲斐駒。 薬師の先には富士山。
ズームしてみましょう。綺麗なシルエットです。 薬師岳までは30分だそうです。
ほとんどアップダウンも無く薬師へと続く広い稜線。 北岳が呼んでますよ。「はようきなされ」と。行きたいなぁ。
薬師の頂上へ。 薬師の頂上へ到着です。背景が贅沢ですね。
頂上の全体像。軽食を摂ってまったりとした時間を過ごす。 後は長い長い中道の下りが待ってます。
ほとんどが樹林帯の下り。 途中で休憩中の団体さん。失礼して通らせてくださいな。
しばらく降りると笹原になります。 これがまた長いのなんのって。
林道をつききって先へ進みます。 中道コース登山道入り口。
最後の林道歩きも長かった。 ようやく駐車場に戻ると車は数台を残すのみ。

往路復路ともCTの1.3倍ほどの時間を掛けてゆっくりと行ってきました。
やはり下りでは膝への負担が大きくスピードが出ません。
おK3がずんずん先行してしまってハイトスを待ってくれています。
ダブルストックのおかげで膝への負担を最小限に抑えることが出来ました。

しかしこのルートを日帰りで実行する健脚者がいるらしいが・・・信じられませんね。
小屋泊まりでもぜーぜーハーハー云いながらやっとこさ行って参りました。

今回は天候に恵まれて、久しぶりに素晴らしい景観を目にすることが出来ました。

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