○ 石倉山

【登った日】 2015年 5月 28日(木)
【天  候】  晴時々曇
【山の名前】 石倉山(1113m)
【時  間】    10:10〜14:25
【同行者】  単独
【コース】    林道起点〜送電鉄塔〜846.5m三角点〜1109.1m三角点〜
石倉山〜1109.1m三角点〜石倉山西尾根末端〜林道起点

石倉山の西方向に2本の尾根がある。
林道途中から下側の尾根に取り付くルートは石倉山への登山道としてよく利用されている。
以前に大萱山から石倉山を周回したと時に下山道としてこの尾根を下った。
この時の当初予定は1本北側の846.5m三角点を通る尾根を下る予定であった。
しかし1109.1m三角点からの先が崖になっていて降りるのをあきらめたのである。
いつかリベンジしたいと思っていたのであるがその内に月日が経過し忘れていたのである。
そうした所このあきらめた当初ルートを歩かれた方がいる。
師匠の散歩のtancroさんである。
掲示板に「当初予定ルートを歩きましたよ」との連絡をいただいたのであるが、問題の箇所は少し戻って岩場を捲くように降りることが出来たそうです。
そのほかは至って普通の尾根であったとのこと。
やっぱり自分の足で当初予定ルートを歩かなくっちゃ・・と言うわけでちょうど頂上でランチが出来る様に時間調整(笑)をして出発です。
本日のお題目は当初予定ルートを歩くこと、そして久しく山名板の絶えた石倉山に山名板を設置することとした。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

林道起点の石碑のある場所に駐車。画像左の道を下る。 墓地となっていてその奥には釈迦堂。
釈迦堂の裏の沢を渡渉。 尾根末端は絶壁でとても取り付けません。東へ大きく迂回。
途中で少し生臭いなぁと思ったら鹿が白骨化していますよ。 何とか登れそうな斜面を見つけた。急登です。
尾根に登り上がると何とも平和な場所です。一息つける。 尾根歩きは何の障害も無く歩きやすい。
いくつかピークがあるが、それぞれに標石があった。 小さな送電鉄塔まで到達。
南方向には大萱山が。今日は行かないけどね。 尾根は左側が植林地で右側が自然林となる。
846.5m三角点峰到達です。左端に見えるのは「補点」。 その先は下草も一切無い植林地の尾根となります。
作業道らしきものが現れたのでを辿ります。 徐々に尾根から外れてきたので尾根に復帰するべく斜面を登る。
尾根に戻ると先ほどとは逆で左が自然林、右が植林地。 初めて赤テープを発見。歩く人がいるようです。
踏み跡もしっかりとあります。 石倉山頂上が近づくにつれ岩場が出てきましたよ。
頂上直下付近の尾根の様子。 三角点直下の岩場ですが・・・。あそこを降りようとしたわけですね。
降りても尾根に降りるのでは無く谷方向に向かっているようです。
結論から言うと無理して降りなくてよかったなぁ。
前回あきらめた岩場の突端。地形図からはこの程度の小さな起伏は読み取れません。
1109.1m三角点です。 三角点から北東に少し歩けば石倉山山頂です。
山頂を示す物はこの赤テープぐらいです。 予定より少し時間がかかりましたがランチです。まずはノンアルで。
食事の後は本日二つ目の目的である山名板の取り付け。 あまりできはよくないが3年くらいは保つであろう。
帰りは三角点に戻って前回同様西の尾根を下ります。 こちらの尾根も歩きやすい。踏み跡はあるような無いような。
2ヶ所ほど尾根分岐で方向を確認。今日は尾根末端まで行く予定。 末端近くまで来ると鹿避けネットが出てきましたよ。
尾根末端は沢の分岐に出るはずなのですがネットの為先へ行けず。 しょうが無いのでネットに沿って南に下りネットの切れ目から沢に降りた。
沢のすぐ上には林道。少し林道を歩くと・・・。 駐車地点に戻りました。

今日の目的は二つとも達成。
長い間放置していた宿題をかたづけた感覚である。
鉄塔を通る尾根は藪ルートかと思っていたが藪も無く歩きやすい尾根であった。
ただ取り付きがとんでも無いオーバーハング気味の絶壁で登れる場所を探すのに迂回せざるを得なかった。
尾根に乗るまで急登であった。
本日の一番汗をかいた場所でもあった。

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