○ 鳴蟲山

【登った日】 2014年 1月 4日(土)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 鳴蟲山(724.6m)
【時  間】    9:00〜13:55
【同行者】  おK3
【コース】    空き地駐車位置〜571.5標高点〜鳴蟲山〜(巡視路)〜高畑集落〜空き地駐車位置

鳴蟲山は過去に2度断念している。
最初は石裂山の帰りに寄ろうとして入り口を探してうろうろしているうちにおK3からダメだしを食らってあえなく諦めた。
二度目は鹿沼低山めぐりの一環で南側の林道を車で駆け上り最短時間で登ろうとしたが、林道はすぐ入り口で通行止めとなっており時間の関係でこれも断念。
どこかのついでになどと云う考えがそもそも良くないのだと思い直し、この山だけを目指して登ることにした。
今年最初の山にしては地味な選択だと思われるが好天に恵まれ静かな尾根歩きを楽しめた。
この山は最初自分達もそうであったが南側から登られる事例が多いが、今回の様に東の尾根から登る例も幾つか見られる。
オッサンの山旅、たそがれオヤジの
クタクタ山ある記、ななころびのあの山の向こうに、等々参考事例は豊富であった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

取り付き予定地の近くに空き地があったので停めさせてもらう。
オッサンの記録にある空き地とはこの場所のことであろう。
たそがれさんはあの神社のある尾根突端から登ったらしい。
あんな場所は見ただけで却下である。普通の人はまず登らない。(笑)
オッサン、ななさんに倣い金網のゲートで進入禁止となっている場所から林道へ入る。いかに入ったかについてはななさん同様ナイショである。 林道は二手に分かれていたので右手に進み、適当なところで右上に見える尾根に取り付く。ちょっと藪があるがこれくらいはおK3も大丈夫。
うっすらと踏み跡もあった。 尾根に乗るとまぁなんというかこんな風景でして・・・自然公園みたい。
571.5m標高点ピークに近づくに連れて急登となる。 とはいっても二本足で登れますが。
尾根に出てちょっと東に行くとこの三角点峰。点名上久我だそうです。 R.K標高板もありました。
次の目標は送電鉄塔へ向けて北西へ。下りがちょっと急でした。 鞍部からの登りはちょっと急登。
こうやって見るとそこそこ急登。 次の鞍部に降りて登ると・・・。
目標の送電鉄塔に到着。 しばらく尾根を歩くと樹脂製の足場が組み込まれた巡視路が現れた。
大岩が出現するが踏み跡は左から巻くのでおとなしく従う。 ジグザグの登路となっていた。
鳴蟲山の象徴的なオレンジと白の鉄塔まで来ました。 頂上はすぐ後。三角点峰です。誰もいませんね。
山名板は少なくて2枚だけ。これはそろそろ朽ちてしまいそう。
栃木百名山にしては少ない方である。
正月なので餅入りラーメンにしましょう。
暖まりました。静かな山頂です。
山頂では南からのルートではなくて今回のルートにして良かったとの思いを抱きながら下山にかかります。 復路は600m峰から北東に下り、地形図に載っている林道を歩くことにします。当面はこの巡視路を行けば良いでしょう。
巡視路は急斜面もちゃんとジグザグに切ってありました。 鉄塔に出ました。林道は東方向30mほどに有るはずです。
しかしなかなか地形図の林道らしき物が見当たりません。
巡視路は続くのでそのまま方向が合っているので降ります。
そのうちひょっこりと林道に出ました。轍がある立派な林道です。ここまで車で来れば鳴蟲山東ルートの最短コースかもしれませんね。
大芦川に出てからは川沿いに駐車位置まで約2kmの歩きです。 途中の神社。
虎岩とあったので川縁に降りてみる。あの岩が虎に見える???。 なるほど岩に縞々模様があるが、これがトラの文様と云うことですね。
ビューポイントもあり短い距離でもありましたので飽きずに駐車位置までたどり着けました。

今日は最初から最後まで誰にも(村人にさえ)合うことの無い周回でした。

対面の羽賀場山−お天気山の尾根歩きと雰囲気がちょっと似ていたと感じました。

正月の初歩きなのでこれくらいの負荷が丁度良いかもしれませんがちょっと物足りない感じもいたします。

ここはやはり下りにもう一工夫ほしいところで、下山場所が駐車位置からは遠くなりますが山頂から北の尾根を降るとか、北東の尾根を降るとかの方が面白かろうと。

しかし藪が酷いと正月から不機嫌の元を作り出すのもどうかと思い巡らし自重と相成りました。

これと云って特徴の無い尾根歩きでありまして、当初期待のありましたルーファンもあまりに尾根がはっきりしており迷う場所もなくすんなりでした。
今回は好天に恵まれ曇なら暗い尾根歩きもご覧のように明るく、まさに冬の里山歩きの風情が一杯でした。

帰りに古峰神社で初詣ですが、服装が周りの人とチグハグ過ぎて少々目立つがなんらお構いなしの二人であった。
本年も無事に山歩きが出来ますようにとお願いして本年の初歩き完了です。

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