○ 三ノ宿山 (さんのしゅくやま)

【登った日】 平成 24年 11月 24日(土)
【天  候】  曇後晴れ
【山の名前】 薬師岳(1420.1m)  丸山(1242m) 大木戸山(1286.6m) 三ノ宿山(1229m) 
【時  間】    7:30〜14:50
【同行者】  たそがれオヤジさんみー猫さん
【コース】    駐車場所〜薬師、三ノ宿縦走路分岐〜薬師岳〜ヒノキガター〜丸山〜大木戸山〜三ノ宿山〜林道出会い〜駐車場所

 天気の良さそうな土日で丹沢か和名倉山へ行こうと計画を練っていたところ、突如次女が孫と一緒に遊びに来ることになった。
おK3はその準備があるとの事で、土曜日はあんた一人でどっか行ってもよろしいという事になった。
頭の中はほぼ和名倉山に固まっていたのであるが、急遽単独行の候補へと頭を巡らす。
社山南東尾根他候補は目白押しではあったが、先日たそがれさんがふくよかになったとの噂があるのでどれくらいふくよかになったのか直接本人に会ってみることにしよう。(笑)
ついてはどうせ近場の藪山を物色しているに違いないので連れて行ってもらうことにする。
金曜日夕方18:00頃にメールするとやはり2カ所ほど案として考えているとのこと。
薬師と大平山だと言うでは無いか。
大平山の南尾根はちょっときつそうなので薬師を所望するとあっさり決定。
ルート他は当日聞けばよいやと詳しくは聞かない。(何でも烏ヶ森さんの後追いだとか)
急な話だがななころびさんとみー猫さんも都合が付けば合流できるかもしれないと言うことで、ななころびさんはたそがれさんが、みー猫さんは自分が連絡を付けることになった。
みー猫さんからはすぐに応諾の返事があったが、ななころびさんからはまだ連絡が無いらしい。
朝の集合地点に行ったら来ていたと言うことに期待してAM:6:15に大間々支所でたそがれさんと合流し一路日足トンネルへ。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

集合場所の細尾峠の日光側旧道入り口に行ってみるとみー猫さんの車が1台。
早速車から降りて挨拶する・・初めましてであるが、これだけネットでの交流があると旧知なのである。
早速登山口候補地に向けて移動するが、122号と立体交差する道路の広い路肩を見つけ2台を駐車する。
頭上には国道122号が高い屋根のようになっている場所である。
どうでも良いことであるが、たそがれ氏は先日の写真から受ける感じとは異なりそんなにふくよかになってはいなかった。
ほぼ毎週山歩きをこなしているのだから大丈夫なのであろう・・・と自分にも言い聞かせる。

さぁ、準備して出発です。今日はたそがれさんの引率なのだから下調べは万全だろうと思ったらそうでも無く、どの辺りが候補かとみー猫さんに振っているでは無いか。
この辺ですかねと橋を渡って沢におりて渡渉した。
しかし渡渉した場所が手前過ぎて最初から違う尾根を目指してしまったのである。誰が先導していたかって・・・それは私です。
みー猫さんに間違いを指摘され当初予定の尾根に取り付く。
みー猫さんはたぶん「この人達ホントに大丈夫なんだろうか」と思ったに違いない。(笑)
尾根に上がるまではそこそこ急登である。
暑くなり上着を脱ぐことになる。
左がたそがれさん、右がみー猫さん。天気予報に依れば10時すぎ辺りから晴れ間が出てくるとのことで期待しましょう。 熊棚がありますね。
この木は栗の木のようです。
尾根に乗ると気持ちの良さそうな場所ですよ。 樹間から細尾峠への旧道が見えました。
そのうち笹の斜面の急登となり、それをこなすと縦走路に飛び出します。 縦走路には濃い踏み跡の登山道が。
まずは薬師岳にご挨拶です。残念ながらガスは晴れてくれません。 薬師岳頂上です。自分は5ヶ月ぶり。
金剛堂に参拝。 ガスの中ですが西方向には袈裟丸と庚申山、皇海山が見えました。
歩きながらみー猫さんと色々話をする。判っていたことではあるがやっぱり若くて経験豊富な方なのである。頂上でたそがれさんにコーヒーをもらって休憩。みー猫さんからは菓子をいただく。
さぁ縦走路を1221m峰に降りましょう。
右手には夕日岳。
尾根筋ははっきりと判り、その昔たそがれさんが降った尾根などを視認する。
夕日岳の北斜面は結構急峻である。
1221m峰を過ぎて鞍部であるヒノキガターに到着。
屋根のない石祠が1基。
他に完全な形の金剛堂が2基。
ちなみに当初は1221m峰から北の尾根を降るつもりだったらしいのだが、あまりにもそれではあっけなさ過ぎるというので1242mの丸山まで行って考えましょうと言うことになった。
先導するみー猫さん。必死に付いていくハイトス。
今日はなぜかたそがれさんの体調がいまいちらしく二人でみー猫さんの足を引っ張っているようなもんである。
自分としては一人だけ取り残されるよりも良かったのではあるが。
丸山とその先に見えるのは大木戸山でしょうか。
この先で空腹によりランチタイムとする。
みー猫さんからFreeのお裾分け。自分は今日は寒いので持ってこなかったのだが、・・やっぱり山で飲むとおいしいのである。
お二人は山専ボトルでカップ麺。自分は湯を沸かして袋麺である。
丸山山頂に到着です。さてこれからであるが、みー猫さんも自分も三ノ宿山は未踏であるということから三ノ宿山まで行き、下山は1188m峰から細尾の町へ向かう尾根を降ると言うことに決定しました。 山名板は2枚。
珍しくRKさんの標高では無く山名の記されたプレート。
たそがれさんが先導するが途中で交代。どうもたそがれさんはシャリバテだったのだろうか少しは元気になったようである。 みー猫さんは息も切れず足もなんともないと言う。
たそがれさんと自分はきつくなったら小休止を繰り返して登る。
大木戸山山頂。山名板が3枚の他火の用心など賑やか。地図を確認中。東南の尾根が大小松尾根で、その方向にも踏み跡と目印テープ。 下山予定の稜線の真下の山肌に大規模な崩落が見られます。
結構新しいと思われる。
あのお山が三ノ宿山でしょうかね。 鞍部まで結構な下りになります。
鞍部である左ノ宿に到着。石仏のお堂。 金剛堂。中には仏像が安置されておわしました。
三ノ宿山への最後の登りです。 三ノ宿山山頂。ここも山名板が賑やかです。
2枚の山名板の間に猿の腰掛け?でしょうか、うまい具合になってます。
ここを西方向に降ると金網デマッチに陥るので下山場所は要注意。
三ノ宿山からは北方向へ1188m峰経由で駐車地である細尾町に降る。
途中の簡単な岩場を乗り越えようとするみー猫さん。
左手には男体山の山肌の筋がくっきりと。奥には日光白根が真っ白に。 最後の尾根筋も歩く人がいると見えて赤テープの目印があった。
たそがれさんが言われるには、今回のルートはstarionさんと烏ヶ森さんの事例があるとのこと。
お二人は下山位置が異なるようです。
まめに地図を確認するたそがれさん。
ドームリンクに降りるのか、それとも直進か、それとも左手の急斜面を降りて林道に出るかである。林道に出ましょうと言うことになった。
最後の植林の急斜面。なぜかたそがれさんが真西に降りていきますよ。
みー猫さんと「何でですかね・・こっちですよね」等とにやにやしながら降っているところをたそがれさんに撮られておりました。
林道が見えました。
先に林道に降り立ちたそがれさんがやってくるのを待ちましょ。
林道は荒れていて4駆でも走行は難しそうです。 後は細尾のいつも車中から眺める信号を渡り駐車場所まで。
お疲れ様でした。

本日は他の登山者と出会うことは無かった。
時期的なものもあるとは思うが、細尾峠は足尾、細尾両方向共に通行止めであることが主原因であろう。
歩いているのは自分たちのような変則的な歩きをする人種くらいでしょうから。

みー猫さん、たそがれさん、本日はご同行ありがとう御座いました。
みー猫さんは今回二人のオヤジの足の遅さに閉口されたことでしょうが勘弁してやってくださいな。
下りは得意なのですが、登りはどうしてもきついです。

結局ななころびさんはたそがれさんのメールを見ていないであろうと思われるので次回の機会に持ち越しである。
それにしてもお二人には急な申し出に対応いただき感謝です。

今回も自分の写っている画像はすべてたそがれさんからいただいた物であることをここに記しておきます。。

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