○ 笹目倉山 鶏鳴山

【登った日】 平成23年 11月 23日 (水)
【天  候】  晴後曇り
【山の名前】 笹目倉山(799.9m) 鶏鳴山(961.4m)
【時  間】  08:25〜14:30
【同行者】  おK3
【コース】   小来川支所〜風雨雷山〜笹目倉山〜643m〜815m〜947m〜鶏鳴山〜石祠群〜林道出会〜 新谷

日光周辺には未踏の低山がゴロゴロしている。
この両山は昨年末にたそがれさんが、そして3日前にはみー猫さんが登られている。
コース取りは難しいところであるが、みー猫さんに倣い鍛冶屋から両山を廻り新谷に下山することにした。
新谷から駐車させてもらった小来川支所まではバスを利用した。
鶏鳴山からの下山はみー猫さんのレポ通り普通の登山道では無いので要注意である。
事前情報により心の準備と補助ロープの準備が出来て良かった。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

小来川支所に車を停めさせてもらい、東に向かうと笹目倉山への道標が道ばたに刺さっていた。 一番奥の民家の右手の山道に少し入ると笹目倉山、風雨雷山への道標があった。ここが登山道入り口のようだ。
少し登ると早速石祠のお出迎え。今日もよろしくお願いします。柏手。 植林の尾根道の様子。最初は少し薄暗いです。
653標高点の場所は鳥居と石祠が3基あり、風雨雷山の山名板が掲げられていました。 風雨雷山から一挙に上り詰めるとたいそう立派な社が建っている笹目倉山頂上です。三角点峰でもあります。山名板は6枚もあり賑やかです。
笹目倉山で小休止の後643ピークに向けて北に下ります。 途中の尾根にあった石祠。なにかホッとしますね。
尾根伝いの登りとなります。 鹿よけネット。どこの里山でも手を焼いているのでしょう。
「先に行くわよ!」 おK3今日は絶好調のようで足取りが軽いです。 815ピークへの登り。
ピークには山名板かと思いきや、下山道だそうです。
ここはたそがれさんが復路にて下山された場所の様です。
その先の尾根にも石祠。
岩混じりの尾根となりました。 上り詰めた先が947ピーク。
木々の間から最終ターゲットの鶏鳴山が見えました。 947ピークからの下りはちょっと急なので安全のため補助ロープを使います。
雑木のまばらな尾根を上り詰めると・・・。 鶏鳴山頂上です。さぁランチだランチだ。
寒いので温かいものがよいだろうとカップ麺2種。暖まりますぞ。 大休止の後は北峰の石祠を見に行きましょう。
以上5画面が鶏鳴山北峰で見られた石祠。 下山に掛かりましょうか。さぁ問題の新谷への下りです。
コンパスの指示通りに地形図の破線道を下ります。急斜面です。 大岩を右から捲きますが、そこにはトラロープが張って有りました。
大岩をクリアしたおK3。滑らないように慎重になっています。 少し危険そうな場所は補助ロープを頼りに。
この岩の先はどうして降りようかと思案中のハイトス。 木に薄い赤ペンキ目印がありますのでルートミスはしていないようです。
落ち葉の下の状態を気にしながら慎重に慎重に降りざるを得ません。 時々コンパスにて方向確認。ついつい谷方向に下りそうになります。
「隊長、こっちの方向で間違いないです。」「ラジャー!」
植林の尾根になった辺りからは傾斜も緩くなりもう安心です。 そのうち林道の終端地点に降り立ちました。
林道は荒れていますが走行には全く問題有りません。 左上を見ると根本の大部分の土を失った木が。まだ葉は青々としていますが強風でも吹けば林道側に倒れてきそうですね。
進むに連れて林道はしっかりとしてきます。 林道入り口には車両進入禁止のワイヤー。
下山地点に新谷のバス停が。14:54なので25分ほどお茶なぞ飲んだりして時間をつぶします。バスがやって来ましたよ。 バスで終点まで行くのですが、支所の手前で降ろしてもらいます。
なんと支所の前の空き地がバスの周回、停車場所だったのです。

今回笹目倉山の山頂にておK3にコンパスの使い方を教える。
今日は笹目倉山以降、方向に迷うところはすべておK3に聞いてみることにしたのですが、概ね合格でした。
次回まで忘れずにいてくれればよいのですが。

林道入り口から新谷バス停まであの間に2人の地元の方に鶏鳴山に行ってきたのかと聞かれたので、間違いなく「とりなき」では無くて「けいめい」が正しいようです。
また、このバスですが、何と定刻より7〜8分も早く到着しました。
バスが出たあとで定刻丁度に下山して待っていたらと思うと冷や汗ものです。
バスは大概遅れるものだという認識は改めて、10分近くも早く来ることもあるのだと云う事を肝に銘じておきましょう。

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