○ 夕日岳 

【登った日】 平成23年 5月 8日 (日)
【天  候】  晴
【山の名前】 薬師岳(1420.1 m) 夕日岳(1526.1 m) 地蔵岳(1483 m)  
【時  間】  08:55〜12:55
【同行者】  単独
【コース】   細尾峠〜薬師岳〜三ッ目〜夕日岳〜三ッ目〜地蔵岳〜三ッ目〜薬師肩〜(巻道)〜細尾峠

前日光のこの三山は前々から登りたかったのだが、ルート採りに良い案が浮かばない為のびのびとなっていた。
本当は薬師から夕日、地蔵、ハガタテ平、唐梨子山、大岩山、行者岳、古峰原峠という縦走が理想なのであるが、車の回収の手段がないのである。
そこで今回は一番手っ取り早い細尾峠からのピストンとした。
細尾峠の足尾側が通行止めの可能性があるのだが、その場合はR122の駐車余地に駐車し、地蔵岳から西北西方向に直に下りる事にしよう。
この案は面白そうであるが、最初に旧道のくねくね坂道を4kmも歩くのは苦痛であるので細尾峠が通行できることを念願して出発した。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平22業使、第547号)」
 

おそるおそる旧道へ入ってみると・・・全然大丈夫である。良かった良かった。

細尾峠はすでに20台以上の車が路駐。日光側の先頭に停める。
走行できるかびくびく登って来たのが嘘の様な賑やかさである。
東側の前日光高原方面が登り口です。
準備の終わった登山者ですが、皆さん茶ノ木平方面に行くようです。
樹間に最初に登る薬師岳が見えました。 尾根上にはヤシオがポツリぽつりと。2題
同じく2題 薬師岳の頂上はすぐそこです。歩き始めて30分くらいです。
薬師岳頂上。男体山、大真名子、女峰山が綺麗に見えます。
今日は黄砂の影響が少し軽いようです。
山頂には2基の金剛堂。日光修験の拝所になっていたとのこと。
江戸時代初期のものらしい。
山頂から少し南に下ると掛合宿。金剛堂と不動明王 尾根道はアップダウンもそれほど無く歩きやすいハイキング道です。
この尾根のヤシオは蕾の状態のものがほとんどですが、中にはこのように咲いている株もありました。ピンクの色が濃いですよ。 進行方向左手に夕日岳。
夕日岳への分岐点である三ッ目に到着。 三ッ目から夕日岳へはすぐそこ。頂上は登山者でいっぱいです。
将来の夕日新道走行の為に探索。夕日岳新道入口とあります。 日光白根。手前の山は半月山でしょうか。
男体山、大真名子、女峰山は薬師岳よりも障害物が少ないので綺麗に見えるような気がします。

とにかく山頂は人でいっぱい。

おかしいな、夕日岳はほとんど人がいないと思ってきたのであるが、そもそも細尾峠の車の多さも意外であった。

もっとも細尾峠の車の人達はこちらよりも茶ノ木平へ向かう人のほうが多いようであったが。

皆さん古峰ヶ原からやってきたのでしょうかね。

座る場所も無いといったら大げさであるが、あまりの喧噪に三ッ目へそそくさと戻ります。

三ッ目から地蔵岳へもすぐそこ。
うって変わってこちらには誰もいません。
夕日岳に比べて展望が無いからなのでしょうか。
自分にとってはしめしめである。ここでランチにしましょう。
少し南に下がった場所に金剛堂。傾いています。
地蔵岳ですので中の石仏は間違いなく地蔵尊でしょう。
ランチを摂っていると古峰ヶ原方面からポツリポツリと登山者が。
全部で20人ほどの団体だそうだ。賑やかになる前に撤収しましょう。
戻りに尾根上に金剛堂を発見。往路では木に隠れて見えなかった。
彫られている文字類は一切解読不能。
薬師肩です。ここから細尾峠へ行けるようなので地形図の点線道かもしれないので行って見ることにする。
最初から1本南の尾根を下るのでおかしいなぁと思っていたら、途中から往路の尾根へトラバースするルートとなる。 往路の尾根に合流。合流点にはテープの目印が。
結局点線道とは全く違う道でした。
細尾峠に戻ると車は半分以下に減っていました。

時間も余っているので茶ノ木平へ行って中禅寺湖でも眺めてこようかと思いましたが、明日はまたお仕事ですのでやめときましょう。

結局本日遭遇した登山者は50人を越えました。

せいぜい数人くらいかと思っていたので落差が激しい。

結構人気のコースなのである。

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