○ 赤薙山

【登った日】 2013年 5月 25日(土)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 赤薙山(2010.3m)
【時  間】    10:00〜15:30
【同行者】  おK3
【コース】    霧降高原駐車場〜キスゲ平〜赤薙山〜奥社跡(2203m)〜赤薙山〜キスゲ平〜霧降高原駐車場

日光周辺の著名な山では赤薙山と根名草山が未踏であった
赤薙山は日光キスゲで有名な場所であるので初夏に訪れるのが一番なのであろうが、この時期少しはツツジも見られるのではないだろうかと出かけてみた。
他の理由としてはこのところ週末に酒宴というパターンが続いており前日夜、または土曜日の早朝出発という事が叶わないのである。
そこでアプローチも含めてそれほど負荷の掛からない山が候補となってしまう。
しかしながら赤薙山だけでは少々物足りないので丸山、または奥社跡ピークまで足を伸ばすことにした。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

新しく出来たレストハウスの前の駐車場に停めることが出来た。
正面の建物がレストハウスである。
1Fが展示と売店、2Fが軽食メニューのレストランである。
レストハウスの前から始まる木階段を登ります。
結構立派なしっかりとしたものです。
全部で1445段有り、展望台まで続いています。
途中で見たシロヤシオ。 トウゴクミツバツツジ。
木階段の左右に遊歩道が作られています。 傾斜が出てくると両サイドに手すりが。
全段登りきると展望台。今日は雲海見物ですね。
ここまでは登山者よりも一般観光客の方が圧倒的に多い。
少し歩くとキスゲ平。
若者の20人ほどの団体さんが休憩中でした。
正面に赤薙山が見えました。 右方向を振り返ると丸山、そして雲海に高原山が浮かんでいます。
右手の斜面を見るとアカヤシオが一株。五分咲きくらい。 背丈の短い笹の尾根を行くと露岩がごろごろする場所に出た。
ここは焼石金剛という場所のようだ。 南東方向はなだらかな笹原の斜面が中ノ沢源流域へと広がっている。
尾根上の笹原の登山道を行くと樹林帯に向かう様に踏み跡が誘う。 良く踏まれた踏み跡は樹林帯の斜面に続く。頂上直下はやや急登。
頂上です。先客が2名昼食中。三等三角点峰でした。 赤薙山神社です。少彦名命を祭祀しているそうです。
我が隊も頂上から20mほど西にてランチ。いつものラ王ですね。 奥社跡に足を伸ばすことにします。女峰が呼んでますが・・今日は無理。
最初の鞍部は上から見ると細く見えますが、全く問題なし。 急な登りではトラロープもありました。登山道もしっかりしています。
目指す奥社跡ピーク。 2mほどの岩場をよじ登るおK3。
エイリアンのタマゴ。
鹿も食べないバイケイソウ。
枯木の混じる登山道。赤薙山を過ぎてからは人通りがパタリと止んで2名の単独登山者とすれ違ったのみ。
ありゃま、残雪が登山道をふさいでおりますよ。 奥社跡ピーク直下の様子。
小広い奥社跡ピークです。赤薙山からちょうど一時間掛かりました。
残念ながら跡というくらいで奥社は無くなった様です。
Freeがおいしい季節になりました。今回はNewですよ。
背景に女峰へと続く稜線が。さて冷えたFreeも飲んだし戻りましょうか。
ひたすら往路を下ります。途中で立派な六万沢橋が見えました。 山桜。
戻りも日光の里山は雲海に沈んだままでした。 焼石金剛の祠。往路では見過ごした。
往路では登山者で賑わっていた丸山頂上だが今は誰も居ない。 階段を降りても良いが下山道とあるので山道を降りてみる。
踏み跡はくっきりとしている。変化があってこちらの方が面白いが・・。 おK3が階段の方が良いとのたまわれるのでこの回転ドアにて階段へ。
やっぱりこの方が歩きやすいね・・と。でも山歩きに来ているのだが。 まっ、いいか。駐車場を見ると満車状態だったのがご覧の状態です。

レストハウスでトイレを借りて展示物やビデオを見てみる。
出来たばかりらしく綺麗な設備でした。
キスゲが最盛となる頃はさぞ混み合うことであろうな。
ツツジは登山道よりも駐車場までの霧降高原道路の道の両サイドに今が盛りとばかりに咲いていた。

日帰り温泉は混んでいるだろうなと思いながらも「やしおの湯」へ行くが・・・やっぱりいつものごとく混んでいた。

赤薙山から奥社跡ピークまでのルートは飽きが来ない面白い登山道であった。
細尾根、ちょっとした岩尾根、残雪、とあっと言う間の一時間で時間がすぎるのが早かった。
この先女峰までこのような変化のある歩きが出来るのであれば是非又もう一度歩いてみたいなと感じた。
しかし理想としては何らかのルート採りで周回としたいものである。

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