○ 羽賀場山 お天気山

【登った日】 平成 24年 5月 19日(土)
【天  候】  晴
【山の名前】 羽賀場山(774.5m) お天気山(777m)
【時  間】    9:50〜14:25
【同行者】  おK3
【コース】    長安寺駐車場付近登山口〜羽賀場山〜777m峰〜お天気山〜二の宮〜上大久保BS

 先週に引き続き前日光の山へ出向いた。
当初予定ではかまど倉山の南尾根を登り、その後は稜線伝いにルーファンを楽しみながら羽賀場山まで縦走するつもりでいた。
ただしかまど倉山の南尾根はみー猫さんが登られたルートは厳しそうなので頂上から南東に伸びる尾根に乗るルートを選んだ。
長丁場となること必須で8〜9時間コースとなる。その為には5時起きしなくてはならない。
しかしながら前日金曜日の飲み会がついつい長引いてしまい、とても早朝の起床は無理である。
でも何とかなるかなぁと思っていたところ、今回は諸事情により羽賀場山からお天気山に変更していただけるとのありがたいお言葉がありまして、それならばと甘えることにしました。
また今回下山口の上大久保近辺に自転車をデポして車の回収に利用するという初の試みを実行したが、やはりなかなか便利である。
足尾から古峯神社経由にて上大久保へ9:00過ぎに着いた。まずは自転車のデポする場所を探す事から始まる。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

BSにくくりつけるわけにもいかないので、少し北側の道路の角にカーブミラーと指導標がありましたのでここにMTBをデポ。
帰るまで無事で待ってておくれ。
古峰ヶ原街道を東へ下り長安寺の駐車場につきました。
長安寺の駐車場に停めるのは檀家では無いのでやはり気が引けまして少し上の通行の邪魔にならない広い路肩に停めた。
この場所にはこのような指導標がありましたのでここから登山開始とします。なお所要時間は〜時が消されておりまして30分のみがはっきりと読み取れますが、さすがにこんな時間では無理でしょう。 指導標によるルートはどうも鉄塔の巡視路のようです。
このように階段状に整備されている場所がありました。
明瞭な登山道と目印テープ。
いくら何でもこんな短い間隔でテープは必要ないと思うのだが。
今は利用されていないと思しき作業道が登山道付近まで伸びておりました。
最初の鉄塔に到着。 少し植林帯を登っていくと・・・・。
二つ目の鉄塔。 ここからは鳴蟲山の目立つ赤白鉄塔が際立って見えます。
またしても作業道の痕跡。 東西に延びる尾根に乗った後は急登となる場所もある。
露岩がでてきました。 樹間に先週も見た高原山がシルエットとして見えました。
頂上直下の最後の登り。 羽賀場山山頂です。展望はありませんが、おなかが空いたのでここでランチとします。栃木百名山で見かけるいつもの白いブリキ板の山名板が見当たりませんよ。どうしたのでしょうか。
羽賀場山からお天気山へと下ります。
これ以降結構急傾斜のアップダウンが続きます。
岩混じりの尾根を降る。
木の幹にテープが二重に巻いてあり、おK3が見ている方向にはこのように進行を思いとどまらせるバツ印が。ここはどうもたそがれさんも引き込まれた間違いやすい分岐のようである。ここは左の斜面の尾根に降るのが正解である。バツが無ければ直進しますね。間違いなく。 急斜面にはこのようなトラロープが設置されていた。
ありがたく利用させてもらいましょ。
急なダウンや・・・。 急なアップが続きます。
ツツジが綺麗です。接写もしてみる。
写真を撮りながらちょっと一休み。
登り切ったところがお天気山手前の777m峰。
777mと書かれた小さなプレートが有りました。
こんなところを降りたり・・・。 ロープをつかみながらバンドのトラバースをしてみたり・・・。
お天気山直前の岩場は越せそうに無いのでトラバース道から見上げたり・・・。 そして最後は雑木の尾根を登り切ると・・・。
お天気山山頂です。山名板が豊富ですよ。 壊れた石祠ともう一つ・・・これは何か石像か何かの残骸でしょうか。
展望場所からは日光連山を始めとする前日光の山々や足尾山塊の山々がたくさん見えます。この案内板がありがたい。 あとは上大久保までの下山だけです。
最初から急な下りでトラロープのお世話になります。
滑らないように気を付けてどんどん降ります。
雑木の尾根は気持ちが良い。
右も左にも捲けそうに無いと言っております。
こんな時は正面突破ですね。簡単に登れるではないですか。
この岩の裏側には石祠が。二の宮の様です。 さらに急斜面をトラロープのお世話になりながら降ると・・・。
下山路分岐。せっかくなので一の宮の石祠を探しに行きますが少し登ったピークには見つかりませんでしたのでここまで戻り下山道へ。 下山道は植林帯の道ですが今日は天気が良いので暗い感じが全くありませんでした。
そのうち雑木の平坦地まで降りるとゴールはすぐそこ。 開けた場所に出ると・・・車道が見えました。
振り返るとお天気山が。羽賀場山のおまけ等では決して無くて、こちらの方が登山としては面白い山で自分的には主役でしたね。 自転車を回収して上大久保のBSにおK3とザックをデポ。
さぁ長安寺までひとっ飛び・・・で10分ちょっとで次の画像。
長安寺方向を県道から眺める。

今回このお寺には寄らなかったのだが、何でも岩ヒバの石階段が有名らしい。

次回来ることがあれば寄ってみたいものである。

自転車を折りたたんで収納し上大久保BSへ向かう。

今回このような場所なので1人で待っていても大丈夫であるが、前回のような山中の峠だと自分が待つ方になるかもしれない。

きょうの日帰り温泉はまたしても先週と同じやしおの湯まで足を伸ばしたら、先週同様に混んでいた・・・。というかここはいつも混んでいる。

途中で通過した蕎麦の山家は残念ながら15:00を少し過ぎてしまい次回のお楽しみと言うことで。

汗を流してさっぱりしてから帰桐した。

羽賀場山からお天気山への縦走路は変化に富んでいてなかなか面白かった。

お天気山からの下りも一部植林帯に入るが基本明るい尾根で、短時間でもあるので余計に飽きさせない。

この組みあわせは中々のルートだと思うのだが、本日は誰にも遭遇することが無かったのは不思議である。

踏み跡も濃いので良く歩かれているとは思うのだが。

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