○ 社山 南稜

【登った日】  平成22年 10月 11日(月)
【天  候】  快晴
【山の名前】 社山(1,826.6m)
【時  間】    7:50〜14:40
【同行者】   単独
【コース】      銅親水公園駐車場〜南稜尾根取付〜1182m峰〜1568m峰〜社山〜阿世潟峠〜(九蔵沢林道)〜銅親水公園駐車場

久々の単独行となったので、サクッと回れそうな社山南稜尾根から九蔵沢林道を周回するルートを歩く事にした。
他の候補として大平山へのピストンルートが有ったが、こちらはちときつそうなので止めた。
ところが社山南稜も結構手強かった。
稜線の登りは思ったよりきつく、戻りの九蔵沢林道へ出るまでも道間違えで苦戦してしまった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」

銅親水公園駐車場は一台のみ。他には仕事の車両ばかりが四台ほど。 地形図773辺りの林道分岐。左は安蘇沢林道方面。右へ。
橋を渡って直ぐに踏み跡と赤テープが見える。取り付きます。 九蔵雨量局の道標を最初二枚ほど見たが、途中から見なくなった。
踏み跡は有るような無いような。尾根に向かってまっすぐに進む。 振り返ると銅親水公園辺りが見えた。
歩きやすそうな尾根に出た。雨量計は見あたらないなぁ。 中倉山とそれに続く稜線が綺麗に見えます。
そのうち背丈の低い笹に覆われた斜面となります。 小屋の残骸。
笹原と白樺。好天の中、涼風の中の気持ち良き稜線歩き。最高です。 進行方向右手には半月山と駐車場が見えます。
高度が上がると中倉山稜線の背後に庚申山、袈裟丸山、皇海山が。 さらに登ると目の前に大平山。社山から続く稜線が綺麗です。
高度が上がるに連れ紅葉の木々が増えてきます。
この直前で下山する単独行の男性に遭遇。
お互い予期していないからか歩み寄り2〜3言、言葉を交わす。
今日は頂上までは誰にも会うことは無いだろうと思っていたのに・・・等と考えながら登っていると稜線上に岩場が出現。
難しくはありません。左に巻きます。
社山頂上の西側には休憩中のハイカーが六名ほど。ハイトスがあらぬ方向より登ってきたのでどこから来たのか聞かれちゃいました。 社山頂上標識にて。
頂上は西斜面よりも多くの人達が休憩中です。賑やかです。
ハイトスも登ってきた稜線を見ながらここで昼食。

聞けば先ほどまで富士山も見えたとのこと。
今日は大変空気が澄んでいるらしい。

登りが思ったより時間が掛かってしまった。
しかし藪はほとんど無かった。(背丈ほどのススキをかきわけたぐらい)

改めて見てみると標高差は1,000mを越えているではないか。

きついわけである。

サクッと回れるなどとだれが言ったのだろうか。(自分であった。)

12時を回りそうなので撤収する事にする。

それにしても阿世潟峠方面からひっきりなしに登山者がやってくる。

社山は結構人気の山なのですね。

中禅寺湖。男体山上部は雲の中。先日の女峰よりはまだ良いが。 半月山と寺ヶ崎(八丁出島)。下山道でもある阿世潟峠方面。
山王帽子山と太郎山はくっきりと見えました。
ありゃ、太郎山を先に登るはずだったのに。何故か?。
この時期のいろは坂の混雑(渋滞)を避けたい、ただそれだけです。
阿世潟峠に到着。
ここを右に南へ降ります。
最初の内は快適な山道。 段々と石が混ざり歩きにくくなって来ました。
道型も怪しくなり沢沿いに進んでいったのだが、堰堤にてこれ以上左岸を行くことが出来ないので右岸に渡った。それでもどう見ても方向もおかしいし、道型もないので堰堤を越えてから渡渉し直した。 道迷いである。うろうろした結果GPSを頼りに林道をめがけて左岸上方によじ登るとご覧の様な林道に出ることが出来た。結論:沢を渡らないで、最初の堰堤を高巻く様にすれば素直に林道に出たと思われる。
九蔵沢林道は上の方は荒れています。
ただでさえ林道歩きは苦手なのだが・・・。
段々と良くなって来ます。この辺りは林道なのか、ただの斜面なのか大きな違いはないのでショートカットしてみたりした。
途中、支沢の勢いが良かったので撮してみた。 最大?と思われる「九蔵沢二号砂防堰堤」です。
立派な林道脇の木にこんな道標が張り付けてありました。
立派な林道にはそぐわない素朴な道標です。
銅親水公園に戻るとビックリです。
駐車場がほぼ埋まっていますよ。

3連休なのに最初の2日の天気予報が芳しく無く、遠出の山行は計画出来なかった。
3日目にしてようやく社山南稜に出掛ける事が出来た。

日帰り温泉は水沼で汗を流した。

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