○ 太郎山 山王帽子山

【登った日】 平成22年 11月 6日 (土)
【天  候】  晴
【山の名前】 太郎山(2367.5m) 山王帽子山(2077m)
【時  間】  09:00〜14:40
【同行者】  おK3
【コース】   山王峠〜山王帽子山〜ハガタテ薙分岐〜小太郎山〜太郎山〜小太郎山〜ハガタテ薙分岐〜山王帽子山〜 山王峠

三山信仰の1山である太郎山はどのようなルートを採るか思案のしどころである。
最初は志津林道から太郎山方面分岐経由の新薙コースが最有力で有った。
ここからの往復で有れば時間的にも余裕が出来そうで、寒沢宿跡も行けるであろうとの魂胆で有ったが、藪は嫌だと言う人がいるのであきらめた。
それではハガタテ薙ルートが周回に便利そうだが、現在は崩落の為通行禁止らしい。
残るは山王峠から志津林道への周回ルートを採るか峠から往復するかのどちらかとなるが、太郎山まで行ってからどうするか決めることにした。
CTが6時間との事なので出発もゆっくりとなり、7:00桐生発である。(実は前夜酒を飲み歩いていたので早く出たくても出れなかったのである。)


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」

山王峠手前の登山口近辺の路肩に駐車。先客は1台のみ。 ここが登山道入口である。
最初の内は乾いた登山道で有ったが・・。 高度があがり、日陰になると霜柱の道となる。
丁度1時間で山王帽子山に着くが灌木により視界は遮られている。
休憩に丁度良い大岩があり、一休み。
勿体ないが大きく鞍部へと下る。
樹間からこれから登る小太郎、太郎山がすぐ間近に見える。
鞍部を過ぎて山王帽子山を振り返る。 日光白根が見えました。白い化粧を施しています。
ハガタテ薙分岐を過ぎる辺りから少し急登となります。 日陰では雪が融けきっていません。
灌木がまばらになってきたと思ったら・・・。 小太郎山の頂上です。
女峰、小真名子、大真名子が直ぐそこに見えます。 男体山は逆光で厳しいが何とか中禅寺湖と一緒に。
麓の様子。志津林道と太郎山方面分岐が判る。 日光白根。ちょとズームしてみよう。
日光白根の左側をズームしてみると皇海山。その左は袈裟丸連峰。
その他各方面の山々が見えるが、太郎山と重なるので先へ。
さぁ太郎山は直ぐそこだ。岩場の尾根が見える。
登山者が一人休憩しているのが見える。
細尾根の岩場には剣ヶ峰と有りました。確かにここは険しいな。 へっぴり腰で岩にへばりつきながら降りるハイトス。注意してゆっくりと。
おK3も難なくクリア。今日は晴れていて乾燥していたので良かった。
この先で先ほど見かけた登山者とすれ違う。
(駐車場所でのもう一台の車の人でしょう)
岩場と小太郎山頂を振り返る。ここは要注意場所ですね。
冬場で凍っていると急に難易度が上がる場所です。
写真を撮っているこの場所は休憩に最適の場所ですね。
太郎山まではあと少し。最後の岩混じりの斜面を登る。 新薙への分岐に出ました。ここまで来ればほぼ山頂。
太郎山風景。広い山頂です。風を避けて岩陰でやまご飯。 大きな山名板で記念撮影。おや誰かやってきますよ。
燧ヶ岳とその後ろには会津駒ヶ岳と思われる山が。両方雪の冠です。 帝釈山(女峰は隠れている)、小真名子、大真名子。
大真名子と男体山。

単独行の男性登山者、一眼レフの重そうなカメラを首から下げています。

望遠レンズが装着されているようで、しきりに各方面の写真を撮っていますよ。

今日はコンディションが良いので良い景色が撮れたことでしょう。

残念ながらデジカメでは遠方の景色はほとんどダメです。

山頂の北方向には結構しっかりした踏み跡がありましたが、この方向はひょっとしてこの先東へ向きを変え寒沢宿へ下る方向じゃぁないですか。
でもこの先は藪藪のはずなのですが・・・何とも不思議である。

さて下山ですが、まだ時刻は12:30ですのでどちらのルートも可です。
新薙コースを下り、長い林道を歩くか、それとも往路をピストンで戻るかと問うとピストンがよろしいと云うことで。 いえすまむです。

新薙ルートを採った場合に通るお花畑を見下ろす。 時間はタップリ有るのでゆっくりと降りましょう。
小太郎山と岩の細尾根を望むが、こうやってみると結構厳しそう。 注意して慎重に渡れば大丈夫。
今日はザイルは持ってきてないから落っこちないでね。
鞍部までおりて山王帽子への斜面を見る。今日最後の登りですよ。 山王帽子山頂の岩。最後の休憩をとりましょう。
下山路の終盤はカラ松の葉が絨毯のようになっています。 山王帽子山頂からは30分掛からずに山王峠に戻りました。
今日の日帰り温泉は奥日光小西ホテル。
事前にHPにて印刷しておいたクーポン券にて1,000→600円となる。
お隣は以前に利用したことがある奥日光高原ホテル。
三本松駐車場から男体山を撮る。
手前のカラ松が黄金色に輝いて、いかにも晩秋の日光の景色ですね。

太郎山、素晴らしい展望を望むことが出来る天候に恵まれた登山となった。
やはり秋から冬にかけて展望が良い日が多いように思う。

さすがに紅葉の時期を過ぎたので行きも帰りもいろは坂が大渋滞と云うことは無かった。
帰りには一部ノロノロ運転の区間があったが概ねスムースに走行出来た。

ちなみに自分はこの時期から初冬に掛けての戦場ヶ原の風景が一番好きです。

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