○ 日光の低山里山巡り

【登った日】 2013年 4月 6日(土)
【天  候】  曇時々小雨
【山の名前】 小倉山(754m) 外山(880.1m) 茶臼山(517m) 毘沙門山(586.7m) 刈場山(412.5m) 富士山(427m)
【同行者】  おK3

天気予報は15時過ぎから雨が降り出して夕方以降は本降りとなるらしい。
こんな時は空の状態を見ながら調節できる日光の低山里山巡りに出かけることにしましょうか。
雲行きが怪しくなったらその時点で打ちきりとすれば良いのである。
結果上記6山は回ることが出来たが名野山と大山は又の機会となってしまった。

 

○ 小倉山

【山の名前】 小倉 山(754m)
【時  間】    8:50〜9:25
【コース】    駐車場所(日光木彫りの里工芸センター)〜小倉山〜駐車場所

小倉山は外山に行くときには一緒に登ろうと前々から決めていた山である。
時間が有れば頂上から北に降りて車道を駐車場まで戻るつもりでいたが、今回は空模様を見ながらの先を急ぐ山行の為ピストンとなった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

日光木彫りの里工芸センターの駐車場に停める。
まだ走行300kmにも満たないX-trailである。デビューです。
駐車場所から車道を東に数十メートルの場所が登山口。
登山口を示すものは何もありませんがここしか無い・・といった場所。
おK3は3週間ぶりなので颯爽と歩き始めます。 頂上手前のピークを越えて鞍部に少し降ります。
図根点標石がありました。 小倉山頂上です。山名板が4枚もあり賑やかです。
お隣の外山が尖って見えますね。すぐ行くからまっててね・・と。 往路を下り車道が見えれば小倉山は終了。

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○ 外山

【山の名前】 外山(880.1m)
【時  間】    9:40〜10:25
【コース】    駐車場所〜外山〜駐車場所

本日予定の山の最高峰であり本日のメインの山でもある。
イザベラ・バードが日光の山々や筑波山をこの外山の頂上から眺めたとその手記にある山である。
この山を訪問するときは車は小杉放菴記念日光美術館に停めるしかないと前々から思っていたのであるが、今回お空の兼ね合いから最短場所へ駐車させてもらいました。
登山口直前の車道行き止まりに路駐した。
行き止まりなので他の車の障害にはならないが、万一後方に停められたらアウトであるというリスクはあるがこのような場所に停めるのは外山登山者以外に無いと思われるので相身互いということで・・・。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

車道突き当たりからすぐにこの看板。参道である。 鳥居が複数見えますよ。
登山道側には苔むした石祠。 登山道の様子。所々えぐれているかのような箇所有り。
山容からうかがえるとおりそこそこの急登が続きます。 頂上に近くなると手すりも登場。
上り詰めると毘沙門堂。すぐ後方が頂上です。 トイレが有りましたよ。
山頂には石祠、毘沙門天はじめ数体の石像が建ち並んでおりました。 珍しいと思われる馬上の将軍地蔵尊。上杉謙信ではありません。
良い具合のアングルに山名板。 三角点峰です。
曇空なので近くの山しか見えません。 先ほどまでいた小倉山。
今年はじめて見るアカヤシオでした。毘沙門堂の真下辺り。 戻りは往路をそのまま下りました。

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○ 茶臼山 毘沙門山

【山の名前】 茶臼 山(517m) 毘沙門 山(586.7m)
【時  間】    10:55〜13:30
【コース】    駐車場所〜茶臼山〜毘沙門山〜電波塔〜(林道経由)〜駐車場所

 たそがれさんの記事にて石祠や石像など山の名から想像される宗教色のある遺物は最初から期待はしていない。
問題はどのように駐車場所まで戻るかであったが、車道歩きは極力避けたいとの思いから電波塔のピークより少し南方の分岐より地形図の破線道を辿った。
林道をずっと下り駐車場所まで戻れたのであろうが途中ショートカットして時間を節約し少々藪を漕いでしまったのでおとなしく林道を歩いた方が良さそうであった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

茶臼山登山道入り口の駐車場に停める。先客が1台。 登りはじめの登山道の様子。
頂上付近に露岩が現れました。 あっという間に茶臼山の頂上です。
左は雑木で右は杉や檜の植林地の尾根。良くあるパターンですね。 電波塔の建つピーク手前には捲くようにとの道標が。従いましょ。
捲き道はこんな様子。 その後も植林地の尾根が続きます。
脆い岩質の苔むした岩尾根。 毘沙門山への最後の登り。
ダイレクトに頂上を目指しましたが途中で断念。 頂上を南側から回り込むように迂回するべく踏み跡に戻るおK3。
頂上には電波の反射板と思われる施設。 毘沙門山山頂です。石祠石像は見当たりません。三角点峰です。
北側のこの風景を見ながら昼食です。 懲りずにラ王。緑色は家庭菜園で収穫したほうれん草。
北に降りると車道歩きが長いので往路を戻ります。 戻りは電波塔設備に寄ってみましょ。
鉄塔。それほど高くは無い。 戻りはここから東へ延びる登山道を下ります。
地形図で途切れた破線道を辿るかと思いましたが・・・。 GPS軌跡を見ると現在のルートとは少し違うようです。
林道に出ました。しばらく林道をおとなしく歩きます。 ショートカットの為に藪の無い植林の斜面を横断します。
最後にちょっと藪を漕いで民家の側の車道に飛び出しました。 後は車道を少し歩いて駐車場所に戻りました。

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○ 刈場山

【山の名前】 刈場 山(412.5m)
【時  間】    13:45〜14:35
【コース】    駐車場所〜刈場 山〜駐車場所

今回採用した登路は一番利用されていない・・というかほとんど歩かれていないと思われる。
稜線上には踏み跡もあったので四方からルートが有るようだ。
今回小藪を抜けて稜線の踏み跡に安堵してしまい、安易に踏み跡をたどりルート間違いをしでかした。
同行者から不信感の目で見られてしまった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

道路の側に鳥居が見えたのでこの辺りが登山口なのでは無いかと幅広の路肩に駐車した。 東方向には次なるターゲットの富士山がそれらしい山容を呈している。
ちょっとまっててね・・。その前に刈場山をサクッと登ってくるからね・・と。
鳥居の先には石灯籠と祠が2基。
しかし周辺には踏み跡が見当たらないですぞ。
放置された作業道跡をたどってみます。
作業道はジグザグに遠回りして登っているようです。
途中で作業道跡も消えたのでピークに向かって直登します。
おK3は先ほどのショートカットで小藪を漕いでその次がこれなので何か言いたそうにしていますが巧みに話題をそらす。
地形図の420標高点は木曽仲居と有りますが山名板の類いは有りませんでした。少し前の稜線辺りから踏み跡が現れましたのでヤレヤレと云った気持ちでそのまま踏み跡をたどると・・・。
そのまま西方向に行ってしまいました。気づいて戻ります。アーア。 その後はちゃんと地図を見ながら・・コンパスも出したりして・・・。
たどり着きました。三角点峰だったのですね。 戻りは最短距離で駐車位置に南下します。
藪では無いが決して歩きやすくは無かったですね。 林道に出ました。木材の搬出作業中でした。ここから数分で駐車地へ。

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○ 富士山

【山の名前】 富士山(427m)
【時  間】    14:55〜15:25
【コース】    駐車場所〜富士山〜駐車場所

461号線は交通量も多く、駐車場所探しに時間をとられてしまった。
空き家の前の空き地スペースに停めたが、浅間神社の前のスペースに駐車した方が良いだろう。
今回この富士山を下りたところで雲行きが怪しくなり打ち切りとした。
その後車で帰路についてしばらくしたら降り出したので正解であった。
次の予定の名野山へ行ったならば頂上に着く前に雨具装着となったであろう。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

浅間神社が登山道、参道ですので鳥居を潜ります。 登山道は良く踏まれています。
途中にあった祠と石灯籠。 大きな奥社。
小さな社。 頂上はすぐそこです。
頂上に石室の中に浅間神社。
(何故かRKの山名板が石室の中にあった。)
富士山の山名板と記念撮影。
復路は往路を辿ります。北方向にも踏み跡があったのですが、駐車場所に戻るのに大変そうなので素直にピストンですよ。
途中には岩がごろごろしている場所も有りました。
登山口の大鳥居の西隣にはお不動様を祀ったお堂がありました。
周辺には36童子と思われる石像が。
お堂の中に36童子の持ち物に着いて書かれた珍しい手書きの資料がありましたので一部もらってきましたよ。
(もちろん「自由にお持ちください」と書かれていたのですよ。)

この後の予定は名野山、そして大山で有ったがどうも雲行きが怪しそうで有ることと、予報では15時を過ぎた辺りから雨とのことで有ったのでそろそろ決断しなくてはなりません。
おK3も3週間ぶりで少し疲れたと申しておりますし、時刻も15:30となりこれにて日光低山里山歩きは終了としましょ。
今回行けなかった名野山、大山は近辺の低山里山がまだまだゴロゴロしていますのでそれらと組み合わせて次回のお楽しみとしておきましょう。

今回誰にも会わない里山巡りでした。
このような天気予報の時に出かける人も少なかった・・(いや誰にも会わなかったが)・・のであろう。

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