荒船山
【登った日】 平成20年12月20日
【天 候】 晴れ
【山の名前】 荒船山(経塚山:1422.5m)
【時 間】 10:00〜15:30
【同行者】 おK3
【コース】 内山峠登山口〜艫岩展望台〜経塚山〜星尾峠手前〜艫岩展望台〜内山峠登山口
先週の鹿岳から見た荒船山の山容が妙に印象的で、雪が深くなる前に訪問することになった。
航空母艦の異名を持つ台形の山である。
2週続けて西上州の山となった。
立岩と併せて行きたかったが、台風の影響で登山道が破壊され、線が滝からの周回は無理との情報をHPから得たので断念する。
同じく経塚山から荒船不動、内山峠のルートも林道が決壊しており通行禁止とのこと。
行ってみるだけ行ってみてだめなら引き返そうと考えたがその通りになった。
内山峠駐車場に到着。一番ポピュラーな登山ルートとしました。 全部で4台の駐車ですのでゆったりと駐車できます。 車から降りるととても寒く感じます。冬ですものね。 |
やっぱり台風の影響で通行止めとなっている。荒船不動から内山大橋だけでなく、荒船山へのルートもだめと有る(写真入りで説明付)。せっかく来たので行ってみる。先行者も居ることだし。 |
内山峠駐車場の道路を挟んで反対側には熊倉峰への道標が。 荒船山からの戻りが早ければ行ってみましょう。 |
登山道には雪が残りますが、ざくざくと快調に踏みしめていきます。 今日は念のために軽アイゼンも持ってきているので安心です。 |
そこそこ急な斜面も有ります。滑らないようにロープをしっかりと握り慎重に登るおK3です。 | 艫岩の一部が見えました。展望台の場所とは違う場所のようです。 |
通行禁止の画像に有った場所ですが、真新しい木の橋で補修されていました。通ると木の香りがします。ありがたいことです。 | 氷柱出現。一日中陽がささない場所はこの様に凍ったままです。 隣には大きな岩の下がえぐられて洞窟状になった場所がありました。 |
一杯水です。説明は上記。 | 枯れてはいませんが、細い細い水流です。 |
雪も標高が上がるにつれて多くなって来ました。 氷に比べると雪の方が全然安心です。 |
岩の階段ですが、厄介な事に表面が凍っています。慎重に渡ります。 何箇所かこの様に氷の上を渡ります。滑りますのでこわごわ通過です。 |
台形の西端に到着です。途端に平坦な道となります。 | 最初の展望場所?から下を覗いてみます。怖々です。 |
休憩小屋のある艫岩展望所に到着しました。方位盤が有りました。 | 遠方の雪化粧の山々まで綺麗に見えます。 |
白い浅間が綺麗です。背景にして記念撮影。すぐ先は絶壁です。 この場所で7〜8人のハイカーに会いました。人気の山ですね。 |
避難小屋です。ここでゆっくりとお湯を沸かして食事を摂りました。トイレも有ります。腹ごしらえをしてから経塚山へ向かいます。 |
すぐに相沢登山口への分岐があります。 | 航空母艦の飛行甲板部は平らな笹道です。 |
途中に石祠が有ります。今日の山行の無事をお祈りしましょう。 | 星尾峠への分岐にさしかかりました。山頂はすぐそこです。 |
経塚山への最後の急登です。さすがに雪が少し深くなってきました。 下りは危ないな。 |
経塚山に到着です。山頂は陽あたりが良いので雪が溶けて地肌が出で居ます。 |
山頂の石祠にもお祈りしましょう。 | 下りは危ないので軽アイゼンを装着します。踏まれると痛そうですね。 |
おもちゃの様な軽アイゼンですが、この様な用途には威力絶大です。 それでも慎重なおK3。「グリップを信用しなさいな」って言ってるのだが。 平地に着いてから外します。軽アイゼン装着と走行の練習終了です。 |
星尾峠分岐から星尾峠に向かいましたが、途中で3名の木階段取付作業中の方々に遭遇。聞けばやはり荒船不動から先は通行不能なので止めた方がいいとのこと。やむなく来た道を帰ることにします。画像は行きに見過ごした小さな石祠です。 |
艫岩展望台に戻りました。絶壁の様子を撮りたいのですが、これ以上縁に怖くて近づけません。 | とにかく浅間の美しさが目に止まりました。 さて戻りましょうか。帰りも氷の岩階段は気を付けなくては。 |
時間がたっぷりあるので一杯水でも飲んでみるか。 少し土臭いかな。五色沼の水の味にはかなわないようです。 |
艫岩の一部です。 怖いですね。 |
今日は不調なのか雪の為か下りでもペースがあがらないおK3でした。 | 駐車場から国道に向かう途中で車を止めて撮影。夕日を浴びる艫岩。 |
寄り道していると思ったより遅くなってしまった。
駐車場につくと15:30を回っているではないか。
熊倉峰は止めておこう。
冬至ですのですぐに陽が落ちます。
少し物足りませんが今日はこれで終了とし、途中でコンニャクを仕入れてから先週同様荒船の湯に向かいます。