○ 帳付山

【登った日】 平成22年 11月20日
【天  候】  晴れ
【山の名前】 帳付山(1619m) 
【時  間】  9:30〜14:55
【同行者】   おK3
【コース】    登山口〜馬道のコル〜帳付山〜馬道のコル〜登山口

帳付山の枕詞は「西上州の秘峰」だそうである。
現在では秘峰の条件に合致するものは無くなってしまったようであるが、十数年前はその呼び名に値する場所だったという。

久々の西上州である。
紅葉はすでにその時期を過ぎてしまい最初から期待は一切していなかったけれども、アプローチの299号線沿線では所々で立ち止まりたいような光景が少なからず残っていた。

参考HPはAカップハイカーズである。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」

登山口の様子。(出発時に撮り忘れて下山時に撮影)

林道工事で社檀の乗越は登山道から切り離されてしまいました。

この地点の駐車可能な場所は1台分のみ(先客有り)ですので工事車両に邪魔にならないように余裕のある路肩に駐車します。

他にも路肩駐車の車両が有りましたが、工事関係者の車か登山者の車かは判りません。

きちんと輪留めをしてありました。

馬車道はきちんと整備してる道でホントに馬も通れそうである。 水場が有りました。湧き水と云うより沢水の様なので今回味見は無し。
天丸山が見えてきました。 涸沢に掛かる橋。車が通れそうなくらい頑丈です。
鞍部に近づくに従い少し傾斜が出てきました。
でもジグザグ路ですので楽に登れます。
馬道のコルに到着。それほど疲れてもいませんがここで1本。
丁度1時間掛かっていますね。
出発です。これからが本日の核心部です。
基本的に県境の稜線を辿っていけばいいはずである。
踏み跡に従い稜線を進んでいくと岩の上で立ち往生。下を見下ろす。
そんなぁ。踏み跡も古いテープも見受けられたのに。
戻るのはしゃくなので面倒だがザイルを引っぱり出す。 6〜7mなので飛び降りるわけにもいかず・・・。
このあとは印をよく見ながら進む。
この白いビニール紐はきゅうさんがつけてくれたものでしょうか。
前方が開けた場所があり、目指す帳付山が見えましたよ。
トラロープが張ってある場所が1箇所。 踏み跡が濃いのは左下方向であるが、ここは矢印に従い斜面を登る。
頂上への最後の急登をこなす。 後方が開けたので見てみると天丸山と大山、倉門山。
帳付山山頂。木立に囲まれて展望は有りません。2時間50分経過。 視界が開ける頂上西端から見た景色。諏訪山が正面に大きく見えます。
先客はカップル1組と単独行の男性1名の計3名。

頂上西端では先客カップルが食事中でしたが、ちょっとだけお邪魔して写真を撮らせてもらいます。

赤久縄山が見えます。

浅間山は少し霞んでいました。

日陰の山頂標識付近に戻り我々も昼食を摂りましょう。

さすがに気温は低く、汗が乾いて余計寒くなる。
フリースを取り出して着る。

充分休んだので帰る前にもう一度西端に行って景色を眺めて下山にかかりましょう。

初っぱなから1箇所下る場所を間違えてしまい戻ったりしました。
トラロープの場所まできました。
岩の細尾根の様子。
背丈の低い笹の斜面を下る。 往路にザイルで降りた場所を遠くに見る。
復路はあの岩峰を南に巻くルートを採ります。
こちらの方はしっかりと踏み跡。往路は何故間違えたのだろうか。
馬道のコルまで戻りました。行きも帰りも1度ずつ道間違えしてしまい何か精神的に疲れたので天丸山はパス。 木々はほとんど葉を落としてしまい、初冬の雰囲気。
1日中陽の当たらない場所では霜が融けず残っていて白くなっている。
広葉樹の落ち葉の道。 駐車位置近くになるとカラ松の落ち葉の道。
天丸をカットしたので総行動時間は5時間25分でした。

今日の日帰り温泉はヴィラせせらぎに寄りましょう。

ヴィラせせらぎの玄関に入ると黒いスーツ姿のおねえさんに「今日は・・・・で日帰り温泉は臨時休業です」と云われてしまいました。

決して我々の格好がよれよれだったからの入場拒否ではないようです。

しょうがないので「しおじの湯」にするか「やまびこ荘」にするかとまようとろこであるが、おK3が「やまびこ荘」にしようと強く主張するので帰り道途中でもあるのでそうしよう。

600円で設備はしっかりしています。

露天風呂の小庭にある紅葉がもう半分以上落葉しているにも関わらずとても綺麗です。

緑、黄、赤と各色中間色のグラデーションが素晴らしい。

帳付山は距離は無いがコルからの稜線は気を緩める事が出来ず気を張っていたため精神的に疲れました。

馬道のコルから頂上の間は行きも帰りも1度ずつ道を誤った。

踏み跡は複数有り、どちらを行っても良さそうな箇所ばかりなので注意を要する。

コツは判断に迷う場所では前の方まで案内となるテープ類を良く見ながら行くことであると言うことが戻ってから判るのである。

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