○ 広古屋山
【登った日】 2019年 5月 5日(日)
【天 候】 晴
【山の名前】 広古屋山(1484.4m)
【時 間】 8:30〜14:50
【同行者】 おK3
【コース】 南牧村自然公園〜余地峠
〜日影山〜1410m標高点 〜矢沢峠〜広古屋山〜1308m標高点
〜大上峠 〜切り通し〜のこぎり岩 〜南牧村自然公園
連休最後の歩きは静かな県境尾根探索に出かけることにしよう。
西上州の南牧村の余地峠から矢沢峠、大上峠と言った県境のルートであるが昨今ではあにねこさんが歩かれている。
全く同じ構想であるので後追いすることにした。
最後はミホガハラにも寄って見よう。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、
第654号)」
桐生を6時に出発し下仁田ICで上信越道を降りて南牧村自然公園に到着する。
丁度二時間のドライブであった。
南牧村自然公園に駐車し北に200mほど下り林道に入る。 | 細い滝等眺めながら林道を登る。 |
広いスペースに出たところが弓張り。 象ヶ瀧方面への踏み跡は細かった。ここを左に道なりに進む。 |
直進すれば余地峠へ直に向かいそうだが道標は右へ行けとなっているので従うことに。 |
やたら目印の多い場所に出くわしたのだが、たぶんここが余地峠への入口と思われる。 | 樹間から見えるピラミダルな鋭鋒は小唐沢山。 隣の霊仙岳と合わせて歩かれているようだ。 |
馬頭観音の石碑と石像が現れたところが余地峠。 | 広場となっていた。正面の方向が県境である。 |
我が隊は反対の東南の県境に向かう。 作業道がジグザグに日影山まで続いているようだが・・・。 |
作業道は無視して県境に沿って直登する。 藪も無いので歩きやすい。 |
長い日影山の山頂尾根の北端が見えてきた。 | 後は緩やかな山頂尾根を少し進むと・・・。 |
日影山山頂である。 | 日影山の後はそれほどの大きなUpDownも無く県境尾根を進む。 |
1410峰の直前に展望の開けた場所があった。 | 西上州の主立った山々が見渡せる。 経塚山、立岩、毛無山から鹿岳、四ッ又山まで。 |
1410峰着。 ここで一休み。 |
テープに山名でも記されているかと思ったら多野東猟友会と個人名が記されていた。 |
なだらかな斜面を下り鞍部が見えてきた。 矢沢峠と思われる。 |
矢沢峠からは正面に広古屋山が見えるが谷が邪魔をして直進できないのでいったん北西方向に迂回するように進む。 |
薄い踏み跡を辿っていたが何か方向がおかしいとGPSでカンニングすると県境尾根を少し外したらしい。軌道修正し広古屋山へ取り付く。 | 踏み跡も無いので適当に登ると広古屋山の山頂尾根の東端にたどり着く。山頂まで尾根伝いに200m程進むと・・・。 |
広古屋山山頂である。 | 二等三角点峰ですね。 |
記念撮影をしてランチタイム。登山開始から3時間を要してしまった。 しかしそんなことはお構いなしにゆっくりと静かな山頂で時間を過ごす。 |
さて後はほとんど下りなのでぼちぼちと歩きましょう。 稜線を戻ってみると右手斜面になにやらやたら目印がある。 |
ちょっと急斜面であるがはっきりとした踏み跡なので信じて降る。 | 一応地形図と見比べて確認作業。 |
後ろを振り返ると広古屋山の長い山頂尾根。 | この季節なのに今までほとんど花を見ることは無かったが、1308峰にはなにやらピンクの花が見えた。 |
結構綺麗に咲いてます。何ツツジかは判らないが、ツツジである。 | 県境尾根らしく見出し標やらオレンジ色のプラスティック杭など散見出来る。 |
1308峰の次のピークには図根点。 | 後はなだらかな尾根を降るだけ。 |
とっとこ降りていくと車道のガードレールが見えてきた。 | お地蔵様。 |
大上峠です。後は林道大上線をテクテク歩いて自然公園まで。 | 切り通しの少し前にミホガハラとのこぎり岩が綺麗に見える場所があった。 |
やっぱりここはミホガハラに寄っていきましょう。 | 急斜面に取り付きます。結構足に来ます。 |
最後の急登をこなすと・・・。 | ミホガハラ。小さなプレートが木に貼り付けてあった。 |
山頂はそこそこの細尾根で高度感がある。 東にのこぎり岩へと細尾根が続いているが・・・。 |
のこぎり岩への先は怖そうなので引き返しましょ。 後ろを振り返って急峻な岩場を眺める。 |
大上線から山肌を眺めるが、何種類もの濃淡の新緑が目に優しい。 | 南牧村森林公園駐車場に戻りました。 |
駐車場入り口には水が涌き出ていて美味しくいただきました。
駐車場奥には余地峠懐古の碑文がありまして熟読してしまった。 信州と上野を結ぶ古来からの主要幹線道路の一つであるらしい。 戦国時代には信玄が西上野攻略の為に・・・云々と記されている。 |
久しぶりの6時間超の歩きとなった。
途中で左足が痛くなるという不安もあったがなんとか歩き通せた。