○ 神成山

【登った日】 2017年 6月 18日(日)
【天  候】  曇り
【山の名前】 神成山(321m)  九連峰
【時  間】    11:00〜14:00
【同行者】  おK3
【コース】    宮崎公園〜姫天狗展望台〜神成山〜宇芸神社跡〜打越の御嶽さん〜吾妻山〜(車道)〜宮崎公園

前々から時間があれば訪れてみたかった富岡の神成山ハイキングコースに出向いた。
本来ならば3月の中旬あたりに出向いてオキナグサ見物を兼ねて行くのであろうが、我が隊は相変わらず花には無頓着である。

この山と云うか丘陵は桐生で云えば吾妻山と鳴神山を足して二で割ったような負荷なので9時過ぎの出発となった。
行けばわかるだろうと高をくくっていたが、ナビに宮崎公園が出て来ないので到着まで少々手こずってしまった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

宮崎公園に駐車する。
2台停まっていましたがその間に割り込ませてもらいました。
標識に従って歩きます。
富岡西中の側に登山口。
すぐに山道に入ります。 お不動様が見えたので斜面を登り、踏ん張りながらふらつく足で写真を撮るとブレブレ
見晴台の案内なので行ってみる。 今日はあいにくの曇りです。
晴れていれば西上州の山々が見られるのでしょうが。
平坦地に 神成城址 本丸跡 の白杭が。 説明版もありました。
整備された階段を上ると・・・。 石祠のあるピークに到達です。男性が一人休んでおりました。
竜王山 320m 神成城址 物見台。 三角点峰です。神成山山頂ということですね。
こんな石碑もありました。疲れてもいないので次に行きましょ。 下って登って・・・。
次のピークに到着です。 旧宇芸神社跡。
ここには大きな標本箱がありました。ついつい見入ってしまいましたよ。
ベンチもあるのでここでランチです。
腹ごしらえも済んで次へ行きましょ。
次のピークには石祠。打越の御岳さん。 こんな石碑も。
次のピークは巻き道も。ピークに寄りましょ。 9-7。 9連峰の7番目ということでしょうね。
次のピークも同じく巻き道とセット。 やっぱり9-8でした。岩の上に乗って眺めた景色がこちらです。
少し行くとオキナグサの繁殖地。二ヵ月半遅いですね。 最後のピークに上り詰めたところが吾妻山山頂です。
記念撮影。 四ツ又山と鹿岳。
大桁山と鍬柄岳。鍬柄岳は相変わらず尖がっていますね ちょいと下ると鳥居跡や・・・。
一段目。 下りきったところに新堀神社。
無料駐車場がありました。
こちら側から縦走するときはここに停められますね。
大サボテンの家を見物して。
宮崎公園まで車道を歩きましょ。 あぁ、あの上を歩いてきたのだなぁ。
七福神の石像と組み合わせ。 古代蓮の里だそうです。
蓮池がありました。 調度咲き始めた時期でした。
つぼみもいっぱい これは開ききっていますね。
岩窪に祀られた石祠。 あんなところにも。
富岡市指定天然記念物のムクロジが見えたら宇芸神社。 なるほどなるほど。
せっかくだから参拝してきましょう。右に見えれるは神楽殿。 階段を上るつめると宇芸神社。
宮崎公園まで戻りました。 せっかくなので旧茂木家住宅を見物していきましょ。
ここは「しののめ堂」と名づけられた六角堂。
日本最古の板葺き石置き屋根の家屋だそうです。
以下富岡市のHPより。

昭和45年、国の重要文化財に指定され、昭和52年に宮崎公園に移設、保存修理のうえ一般に公開されました。

桁行115.152m、梁間7.576mの規模で、切妻造りの板葺石置屋根の民家であり、特徴は板葺屋根であること、古代の掘立柱建物に通じる小屋組みで棟持柱が屋根まで達していること、梁等の横材は曲がりくねった細いものであること、さらに柱材は手斧で多角形に仕上げられていること等があげられます。
特に柱材の組み方は雄大で力強く中世の特徴を残しています。

柱材に残された後世の墨書には戦国時代の大永7年(1527)の建築と記され、この所有者であった茂木家の先祖が、戦国時代に神農原にあった大山城の城主であったという古文書も伝えられています。
さらに、この建物がもとあった神農原の茂木義夫氏宅の周囲には現在も土塁の跡が確認できます。

このようなことから、この茂木家住宅は大永7年に建築されたものと考えられ、現在残されている民家の中では我が国で最古のものです。

電車に乗るのも一興かとも思ったが、蓮を見たり宇芸神社を見学したりと飽きずに駐車場まで歩くことが出来た。

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