天狗山(甘楽)

【登った日】  平成21年 5月30日(土)
【天  候】  曇り時々雨
【山の名前】 天狗山(甘楽)
【時  間】    13:00〜13:40
【同行者】   おK3
【コース】      駐車場所〜天狗山〜白倉神社旧社〜天狗山〜駐車場所

今週も雨模様の週末である。

昨日の酒宴の影響もあるので吾妻山か鳴神山で軽めの体力維持に努めようかと思っていたが、
どうせ雨に濡れるのだったら未踏の低山を訪問することにした。

甘楽町の天狗山はぐんま百名山である。
そして低山であるので比較的優しいのではないかと考えて、出発前にPCの前に座り参考データを調べる。

しかし参考となるHPのヒットがとても少ない。
あおちゅうさんのHPとその中で紹介されていたページを参考に出掛けることにした。

車のナビを宝積寺にセットして出発である。
小幡を過ぎ轟集落から宝積寺への分岐を登る。
宝積寺のあたりで「お天狗山」なる道標が所々出てくるのでそれに従って道なりに進む。
未舗装であるが結構整備された林道を突き当たりの台地状の場所まで行き着くが、周辺に登山道らしきものが見あたらないので
すぐ下に戻り、路肩の空き地に駐車し、GPSで現在地を確認した。
見てみると結構登ってきており、目的地までそれほどの距離を残していないので、たとえ登山道が見つからなくても方向さえ
誤らなければ大丈夫とふんだ。
正面に見える細い作業道が目指す頂上の方向と一致するので、たぶんここであろうと不安そうなおK3を言い聞かせて歩き出す。

Map

路肩の空きスペースに駐車した。
尤もこの上の台地状の場所には数十台も駐車出来そうではあるが。
正面に見える細い作業道から入る事にした。
雨は小降りである。
歩き始めて二つ目のカーブに道標が有った。
良かった、間違ってはいなかったようだ。
登り始めの場所が轟登山口かどうかは分からないが。
道標の後方からは最初に登り詰めた台地状の終点地が見渡せた。
右端に駐車した我々の車も見える。
しばらく作業道を進むと山道への入り口となる道標が現れた。 ここからは普通の山道歩きとなる。
あっけなく鞍部というか尾根に到着すると3方向を示す道標があった。
轟登山口、天狗山、白倉神社 である。
道標から山頂までは指呼の間であった。
駐車場所からは15分である。(山頂までの最短記録かも知れない)
三角点もあるので間違いない。

ぐんま百名山に選定されてから道標が整備されたようです。

しかし呆気なかったなぁ。

すんなりと目的地に着いてしまいおK3は大喜びである。

もっと大変で、しかも雨が酷くなったら嫌だという思いが強かったのだろうと思われる。

うまい具合に雨も強くならず小降り程度であったので、雨具も付けず、傘もささずに来てしまいました。

このまま戻るのはあまりに呆気ないので、少し下って白倉神社の旧社に行って見ることにする。

鞍部(尾根分岐点)からはほんの少しの下りで神社に着きます。

神社の社は大きな岩の上に建っており、霞の中で有ることも併せてか

荘厳な雰囲気を漂わせております。

鳥居手前には左右にカラス天狗の石像が並んでいます。

本殿に参拝するおK3です。 本殿の裏には石祠が安置されておりました。
せっかくだから鞍部(尾根分岐点)から小柏峠へ行ってみようと提案するのだが、おK3は何故か強く強く反対するのであった。

しょうがないので分岐点から駐車場所まで来た道を辿ります。

駐車場所に着いたのが13:40ですので丁度40分の山行でした。

画像は林道から見えた甘楽の町です。

あまりも呆気なく終了したので麓の織田家七代の墓所でも見学していくことにする。

 

○おまけ (織田家七代の墓所)

信雄を初代とした七代の墓所である。 菩提寺の小幡山崇福寺と手前は見事な様子の松です。

右府殿の次男であった信雄ですが、時代の波と秀吉、家康の両雄との間で翻弄され、結局は5万石に落ち着いた事は、(本人は不服であったろうが)両雄の信長への配慮に因るところが大きかったのでは無いか等とつらつら考えてしまった。
そう言えば最近フィギアスケートでこの信雄の血を引く子孫が云々と言う話題を聞いたことがあるなぁ。

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