○ 物語山 阿唱念の滝

【登った日】 平成22年1月2日(土)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 物語山(1019.1m)
【時  間】    8:30〜14:00
【同行者】  おK3
【コース】      サン・スポーツランド駐車場〜 コル〜 物語山〜コル〜西峯〜コル〜林道入口〜阿唱念の滝〜サン・スポーツランド駐車場

今年の初登りはどこにしようかと考えていたのだが、西上州の物見山で納めたので初登りも同じく西上州の物語山に行くことにした。
物見山へ行った帰りに登山道を下調べしておいたので躊躇せずにサン・スポーツランド駐車場へ車を止める。

Map

今回は正月3が日の初登りなので頂上でお雑煮を食べることにする。
又、初登りなので1座のみとしてゆっくりと登る。
そうは言っても少し物足りないので帰りに阿唱念の滝を見物に行く事にした。

サン・スポーツランド駐車場。1台だけでした。 概略図。西峯、南峰があり、両方で物語山らしい。
歩き始めてすぐに阿唱念の滝への分岐がある。帰りに寄る事にする。 先週確認した倒木である。その先も予想通り・・・。
台風の爪痕はすざまじいものがあります。

誰かがHP上で「RVどころかキャタピラ車でも通行できない。」と報告していましたが、まさにうなずけるひどさです。

道路そのものが無くなって居る箇所も有ります。

幸い徒歩で通過する分には支障は無いのですが、この状況を修復するには結構大がかりな工事が必要となるでしょう。

この林道の有用性から見て当分修復は無さそう?と思われます。

進行方向左手にめんべ岩と西峯が見えてきました。 1時間でようやく登山口です。沢を渡り反対斜面に取り付きます。
最初から杉林の斜面の急登です。 ずっと続きます。お助けトラロープが出現。利用させてもらいましょ。
30分ほどでコルにつきました。コル特有の風が冷たいのなんのって。 最初は南峰へ。頂上手前のピークですが、足跡のない純白の道です。
おK3が足跡を記しながら頂上標注で「トゥ ース」。 浅間山。山頂に掛かる雲がなかなか晴れない。
浅間隠山、鼻曲山方面。 妙義方面。背景は榛名。
山頂東端に石祠が有りましたので参拝します。
今年の最初の初詣となりますね。
お雑煮を作って食べる。暖かくておいしい。正月ですね。
そうこうしていると男性2名の登山者がやってきました。
彼らは西峯には行かないそうです。岩場の様で危険に見えたらしい。
コルから西峯へは数分であっという間に登れます。

こちらの方も展望は素晴らしい。

さて西峯に来た目的はその先の展望台です。

そこからのめんべ岩を見下ろす風景を撮りたかったのです。

めんべ岩。林道から見たものとは又違った印象です。
この展望台、ちょっと足がすくみますね。
荒船山も障害物なしで全体像を見ることが出来ます。
踏み跡がこの後も続きますが、阿唱念の滝へと続くのでしょうか?。
急登であえいだ斜面ですが、下りはすいすいですね。 滝状になっている沢。
めんべ岩は船のエントツの様な形ですね。この方向だと細く見える。 阿唱念の滝への分岐まで戻りました。まだ新しい地蔵様がおわします。

 

ここから阿唱念の滝へ林道を歩きます。

分岐から6〜7分で阿唱念の滝への登り口です。0.9kmとあります。 ここから沢に沿って登りましょう。
思っていたよりもちゃんとした山登りでした。 岩の上に石祠。
正面に見える岩が凍ってつららがたくさんあるが、ここが阿唱念の滝? 違うようです。
さらに進むと石碑がいくつも見られる岩場があり、さらに進むと・・・・。
阿唱念の滝に着いた様です。沢の突き当たりといった場所です。 スケールは人物比較で。
水量は乏しい。 滝壺の様子。壺にはなっていない。
後1ヶ月もすれば氷の壺が成長しそうですね。
滝壺の正面の不動明王。 向かって左側斜面の不動明王。
戻りは同じ道を慎重に帰ります。画像のように足場の岩が凍っているので気をつけながら補助の針金を持って渡ります。 駐車場に戻りました。
思ったより阿唱念の滝に時間が掛かり14:00になってしまった。

前回、前々回と全く登山者に会わなかったのだが、今回は物語山で2名、阿唱念の滝で1名の計3名と出会った。
阿唱念の滝の1名は今回物語山登山道の偵察に来ていたようで、阿唱念の滝はついでに見てみようと言う程度の軽い気持ちで歩き始めたようである。
「思ったより歩きでがある」というような事を言っていた。同感である。
分岐から滝まで40分とあったが、40分では行けなかった。往復で1.5時間は掛かった計算になる。

今年の初登りはこれでおしまい。
山頂の石祠に今年一年の安全登山をお願いしてきたが、本当に事故、ケガの無い様にしたいものである。

 

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