妙義山 (表妙義自然探勝路)

【登った日】 平成20年11月 8日
【天  候】 曇り
【山の名前】 妙義山 表妙義中間道
【時  間】 9:00〜16:00
【同行者】  おK3
【コース】 市営駐車場所〜妙義神社〜大の字〜第1見晴〜第2見晴〜第4石門〜見晴台〜中之嶽神社〜一本杉〜市営駐車場所

おK3が妙義山へ行きたいと言い出す。
そんじゃ裏妙義と表妙義中間道の初心者コースとどちらがよいかと尋ねると、表妙義中間道がいいという。
しかしせっかく行くのであるからせめて大の字くらいは寄ってみたいと言うことで上記コースとなった。
実際には同じコースを辿る人が結構多くて、やはりみなさん中間道だけでは物足りないみたいです。
かと言って白雲山〜金洞山への縦走は登攀経験のある上級者でないと、我ら初心者はとてもいける場所ではありません。
と言うわけで妙義山の紅葉見物に出かけました。

道の駅妙義です。最初ここに入って係の人に聞いたらば、登山者は向かいの市営駐車場に止めてほしいとの事で、そちらへ移動。 妙義山神社参道入り口です。後方には白雲山の勇姿が。
妙義山神社の門です。 本堂は台風の被害の影響が有るらしく、立ち入り禁止でした。
本堂への階段の右脇から登山道が始まります。

最初から結構急な木の階段状の斜面を登ります。

ちなみに中間道へは妙義山神社の参道途中から左側のルート

となります。

この道に入る前に、「大の字からの帰りも同じ道順で戻る方が無難です」との看板が有りました。

???です。

大の字への登山道はそれほど危険な場所はありません。
こんな斜面まで鎖が張ってあったりして親切です。
大の字手前の尾根にこの様な注意看板が。
我々は一般登山者でかつ初心者ですのでこの先へは行きません。
大の字への最後の斜面は急峻な鎖場です。

大の字への唯一の難所?です。

ほぼ垂直なのですが、岩に足場が穿って有りますので難なく登れます。

根本山沢コースの鎖に比べればたいしたことないはずなのですが、おK3は久しぶりの鎖場に苦戦しています。

特に降りるときには怖かったらしく、ザイルで確保しろ等と言い出す。

それほど大げさにすると恥ずかしいのでザックを預かる事で決着。

大の字をバックに写真を撮ってもらう。
ちなみに画像右側は絶壁ですので自然と体が。
大の字から白雲山の全景。紅葉よりも、上級者はあの岸壁を登り、尾根を歩くと言うことの方が気になってしまいます。
上級者コースへの分岐の「辻」に到着です。キケンだそうです。
奥の院の遠望でもと思い、ザックをデポし少し登ってみるが、途中で諦めて戻った。
奥の院までは20分ほどらしい。
その先は危険箇所が始まり、厳しい鎖場が続くらしい。
ここで同じ道を戻らずに第1見晴方面へ。ちなみに大の字を一緒に登った人たちのほとんどがこのコースを採っていました。
樹間から鋭峰が見えます。 今にも転げ落ちそうな岩が。しかしこの大の字から第1見晴までのルートは鎖場もあり少し注意を要します。(入口看板の意味が少し分かった。)
第1見晴から。 同じく第1見晴から。
大黒の滝。水量が乏しく少し寂しい。 第2見晴から。
同じく第2見晴から。 同じく第2見晴から。
本読みの僧。

自然石だそうです。

この場所が中間道の中間点です。

時間も12:00近くだし、この近辺で食事にしましょう。

しかし適当な場所が無いので少し先へ行った所で腰を落ち着けました。

もう十一月の中旬にならんとするこの時期、さすがに動きを止めると寒さを感じます。

ガスで暖かい食事の方が良かったか。

中間道の様子です。危険な箇所はほとんど無く整備されています。 山腹の紅葉の様子。そもそも今回は妙義山の紅葉見物が主目的であった筈なのであるが、少し遅かったかなといった所である。
痩せた岩尾根を登りますが、ずっとこの様な鉄階段に守られていて安心です。(無いと想像するとかなり怖い。)ここは登り切ったところ。 対面の様子です。
道が全く見えないが、何処を通るのだろうかと心配になってきた。
見えにくい筈です。
岩をえぐってこんな感じで通路が確保されていました。
通過して来た場所を振り返ります。
とんがった岩山が見えてきました。金洞山直下の岩のようです。 直下から仰ぎ見ると。写真だといまいち迫力が。
第4石門の手前で奇岩、怪石が林立した景勝地に到着しました。

ここへは中之嶽神社方面からの一般観光客がわんさと押しかけています。

早速鎖場を辿って登り継いで天狗のひょうてい岩に登る。
(おK3は危険なので下で待機。)

ひょうてい岩に登る最後の鎖で隣にいた外国人が躊躇している。

躊躇していると怖くなるのでエイヤと先に取り付いたらお隣さんも決心が付いたらしく鎖に取り付いてきた。

今日は外国人が多かったなぁ。

ひょうてい岩からは360度が撮影ポイントです。

まずは大砲岩から。

天狗のひょうてい岩からの景観その2 天狗のひょうてい岩からの景観その3
天狗のひょうてい岩からの景観その4 天狗のひょうてい岩からの景観その5(胎内めぐり)
一番オーソドックスな大砲岩の景観。 一見モアイ像かと。ゆるぎ岩です。
第4石門はこの構図がやはり一番かと。
(背景に大砲岩)
第4石門の右端からのロウソク岩の景観。真ん中の岩の中間あたりまで鎖があり、丁度2人ほど登っていました。
第4石門から石門群に降りずに見晴へ登ってしまいました。 見晴から中之嶽神社へ素直に下ります。
中之嶽神社に到着です。 長い階段を下りると妙義山マップが。大の字から第1見晴へのルートは危険ルートになっている。
日本一の大黒像だそうです。ここから駐車場までテクテクと。最初は車道を歩きます。 石門群巡りをするとここに降りてくる筈でした。
一本杉に到着です。杉の反対側には日本武尊大権現の石塔が。
妙義神社の御祭神は日本武尊だそうです。
ここから山道に入ります。
この場所からは筆頭岩(ろうそくいわ)がよく見える。
現在筆頭岩を含めた金鶏山一帯は登山禁止だそうです。
ほとんど下りで金鶏橋を目指します。 大層な休憩場所に到着しました。ここからすぐに車道に出ます。
駐車場へ向かう車道からも妙義らしい独特な山容を目にすることが出来ます。

この後車道をテクテクとあるき、市営駐車場に到着です。

さて本日の温泉はと。

すぐ近くに妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」が有るの迷わず直行。

「もみじの湯」駐車場から見た白雲山。大の字が小さく見える。 妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」です。

 

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