諏訪山(上野)

【登った日】 平成21年 5月 2日(日)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 諏訪山(1549.4m)
【時  間】   9:40〜16:40
【同行者】  おK3
【コース】      浜平駐車場〜湯ノ沢の頭〜三笠山〜諏訪山〜三笠山〜湯ノ沢の頭〜浜平駐車場

西上州最奥の訪れる人も少ない静かな山。
「群馬の山」の諏訪山の表題である。
それじゃあ行ってみるか。と言うことで調べてみると登山口が2通り有るらしい。
「群馬の山」で紹介されている三笠山神社登山口は林道で自動車の腹をこすったと
いう記事をHP上で見たので浜平登山口より登ることにする。
桐生を7:10に出発である。予定より少し遅くなってしまった。

Map

国道299より諏訪山登山口の道標にしたがい左折し、2つのトンネルを抜けると道路左に駐車場が現れた。

簡易トイレまであった。

先着車両は3台、横浜、春日部、所沢だったかな、とにかく県外車だった。

よく考えると(考えなくてもそうだが)この山はすぐお隣が埼玉ですね。

桐生からここまで来るのにも本庄経由ですし、秩父経由であれば我々よりも格段にアクセスがよい場所の様です。

なるほどなと勝手に納得しておりました。

虎王神社の鳥居です。ここをくぐって降りていくと・・。 大神楽沢を跨ぐ立派な橋を渡ります。その先には諏訪山登山口と書かれた大看板が「良く来た良く来た」と言わんばかりに出迎えてくれます。
最初は湯ノ沢に沿った登山道を左岸右岸繰り返しながら涸れるまで登ります。(途中源泉の設備なども見える) 沢が涸れたあたりから斜面をジグザグに登ります。
これが結構効きます。
ようやく湯ノ沢の頭への稜線分岐へ到着です。
何とここで1本入れているともう戻ってくるハイカーが。
聞くと「6時に歩き始めた」とのこと。何時に家を出たのかしらん。
分岐からすぐに湯ノ沢の頭へ到着です。
この道標の向こうには小倉山へ続く登山道がくっきりと見えました。
湯ノ沢の頭は楢原方面への分岐でもあります。 登山道を南進します。アカヤシオが出迎えてくれました。
弘法小屋です。扉も無く、吹き抜け状態ですが雨はしのげるかな。 上に登るに従い増えてくるアカヤシオが目を楽しませてくれます。
アルミの梯子が2連。しっかりしており安心して登れます。 おK3、梯子は苦にならないようです。
小さなピークの頂上には「御獄座王大権現、三笠山刀利天」と彫られた真新しい石碑と石の祠があった。
「ここが三笠山なのかねぇ?」等と話していると、すぐ下の登山道を歩いているハイカーが「三笠山はまだ先だよ」とにこやかに教えてくれた。
正面に見える岩山をどうして登るのかと思っていたが、基部を右に巻いて鉄の梯子をこなすと案外すんなりと三笠山の頂上に立てた。
最初正面を見たときは正面突破の場合は引き返えそうかと思った程である。
頂上の道標には諏訪山まであと723mとある。あと少しだ。 今回唯一の腕力を少々必要とされる難所をこなすおK3。
確保しようかと聞いたら「大丈夫」と言う。この位は平気らしい。
乙父、西沢方面への分岐道標である。乙父、西沢林道方面からのルートがあるものと思われる。新しく開かれたルートなのだろうか。 石祠が現れたと思ったら、何と諏訪山の頂上だった。
三角点もしっかり。頂上には途中で我々を追い抜いた単独行のハイカーが休憩中。われわれもここでゆっくりと昼食を摂ります。 樹木に遮られ眺望は有りませんが、雰囲気の良い頂上です。
長い距離を歩いたので余計にそう感じるのかも知れないが。
諏訪山頂上を辞して途中に三笠山を望む。頂上の社がはっきりと判ります。 先ほど下ったところを今度は登る。
たくましくなりました。
三笠山に戻りました。先ほどまで居た諏訪山の全景を見る。 北西方向には1362m峰が所々ピンクに染めて聳えています。
アカヤシオの接写を試みる。 振り返って三笠山。右から巻けて良かった。
戻りに1本入れた新緑の斜面です。 おK3、今日は少しハードだったようで少し疲れたそうです。
湯ノ沢のかなり下流に来たところに小さな滝が3筋の流れを見せています。 神流川での釣り人と下山中のおK3である。
お互い「面白いのかなぁ」なんて思っているかはどうかは知らない。
駐車場に戻ると当然の事ながら我らの車のみがポツンと。 浜平温泉しおじの湯で汗を流します。

訪れる人も少ない静かな山とはいうが、さすがGWですね、10人のハイカーと会いました。

今回はコース、景観、少しのスリル等々におK3共々満足感に浸れました。

難点と言えば桐生から遠いということぐらいでしょうか。


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