○ 高岩
【登った日】 平成 22年 3月 22日(月)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 高岩(1084m)
【時 間】 10:20〜13:40
【同行者】 おK3
【コース】 恩賀登山口〜コル〜雄岳〜コル〜雌岳〜コル〜恩賀登山口
高岩はずっと先送りにしてきた山である。
理由は言わずとしれた難関の鎖場である。
群馬300山には「妙義山系に数多い鎖場の中でも上級」等と書いてあるのを見ると、果たして我々レベルが登って良い山なのかと
逡巡してしまう。
しかし、ぐんま百名山なのである。
象まめ隊やAカップさん、あにねこさん達、先達のHP当該記事を熟読して頭にたたき込む。
問題なのはハイトスの体重(腕力だけで支えきれるか?)と、おK3をどうやってあの鎖場を引っ張り上げるかである。
高岩登頂の為に体重を落とそうと気持ちだけ努力してきたが、いっこうに効果が現れない。
おK3はザイルで確保すれば何とかなるかもしれないと敗退覚悟で出掛けることにした。
もちろん雪が有れば即撤退である。
だめならリベンジすれば良いだけのことである。
高岩の鎖場は事前に沢山の情報があるので、その様子は現場に行ってもそれほど驚くことは無かった。
しかしいざ鎖を掴み体を岩からなるべく離す様にして登りはじめるのだが、途中で鎖に振られてしまった。
このときに岩に左腕上腕部を擦ってしまい、小さな擦過傷を負った。
おK3は膝に小さな擦りキズだけ済んでいるので、まあこの程度であればうまくいった方でではないだろうか。
何はともあれ我々に取って難関の1つをクリア出来た。嬉しいことである。
登りの途中で出会った多摩からお出でのご夫婦であるが、山歩きの経験は豊富にお持ちのようです。
しかし我らより年輩のこのご夫婦は高岩の雄岳を登ってきた直後なのであるがケロリとしておられる。
おK3よりも小柄で細身のご婦人は、おK3に色々とアドバイスをしてくださったが、見た目からはわからない
登山技術や経験をお持ちなのかもしれない。
わからないものである。