○ 箱根山

【登った日】 平成23年 4月 30日 (土)
【天  候】  晴のち曇り(強風)
【山の名前】 神山(1437.8m)  駒ヶ岳(1356m)
【時  間】  11:55〜15:10
【同行者】  おK3
【コース】   大涌谷〜大涌谷分岐〜神山〜防ヶ沢分岐〜駒ヶ岳〜防ヶ沢分岐〜(お中道)〜早雲山分岐〜大涌谷分岐〜大涌谷

連休は震災の影響で外国人客が激減したと思われる箱根が結構すいているかもしれないと云うことで、ホテルの予約が取れたら箱根の山を登ろうと思い立ったのが29日。
案の定簡単にネットで予約が取れた。普段で有れば考えられないことである。
天気予報は30日は好天で、翌日は曇りのち雨だというが、登山半分、温泉につかるのが半分で有れば差し支えないであろう。
ところが両日とも結構強風と雨に悩まされる事となってしまった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

湖尻に着いて迷わずそのまま大涌谷へ向かう。

桐生からここまで4時間でこれたのでまあまあ予定通りである。

しかし途中で大涌谷の駐車場空き待ちの渋滞に捕まる。

頂上まで結構あるのにこんな場所から渋滞では何時に登山開始出来るか判らないので戻ってRWに乗ることにした。

RW駅の駐車場は当然のごとく満車で、お隣の有料駐車場へ止める。

こちらも結構満車に近い駐車率でした。

今回は観光登山みたいなものなのでRWに乗るのも予定外の散財ではあるがまぁいいか。

RWはほぼ1分間隔で動き、大勢の観光客を大涌谷駅へ運びます。 今日は晴天のはずなのになんか雲行きが怪しい。
99.9%が観光客で、我々の他に登山者は見られなかった。
とにかく駅周辺の観光客の人並みから外れ登山道を歩き始める。
少し登ると噴煙地が観光客で賑わっているのが見える。
帰りに時間があったらあそこで黒卵を買って帰ることにしよう。
大涌谷分岐です。戻りはお中道を採る予定なのでここで合流の予定。 少し登ると冠ヶ岳の分岐。おK3の希望で冠ヶ岳は割愛となる。
冠ヶ岳へは寄らなかったので1時間かからずに神山山頂着。三角点。 小休止の後駒ヶ岳へ向かいます。
20分ほどゆっくりと下ると防ヶ沢分岐の十字路。
ここで休憩しているハイカーさんが数名。
一挙に登って駒ヶ岳への頂上付近の笹原の斜面あたりですが、この辺りで霧と強風が出てきました。この風が半端ではありません。
体を持って行かれそうな強風に逆らいながら大小の岩が散在する頂上付近と思われる場所に何とか到達する。
おK3はしきりに帰ろう、戻ろうと云うがここまで来て戻ることは無い。
すぐ近くに神社があるはずであるが見えない。
その先に神社を発見。しかしあまりの強風のためこの写真を撮るのが精一杯。何せ風をよけて神社の壁に張り付いていたのですが、ここでほんのちょっとした油断だったのですが、アッという間にお気に入りのモンベルの帽子を持って行かれました。本当に瞬間の出来事です。
樹林帯に戻ると風の影響はずいぶんと和らぐので普通に立って歩けます。防ヶ沢分岐からはお中道で戻りましょ。 途中で見つけた白い花。
お中道は雑木だったり、このような植林地だったりします。
地形図の点線道とは結構ずれているルートですね。
所々に道標が整備されていますので迷うことはありません。
早雲山駅方面への分岐に来ました。
ここまで来れば大涌谷分岐はすぐそこです。
途中でRW大涌谷駅と駐車場を見下ろす。
帽子を飛ばされたのでタオルになってしまいましたよ。
登山口にある大涌谷延命地蔵尊に無事帰着の御礼を。
この後黒卵を購入し、強風のため停止かと心配したRWになんとか乗れました。眼下にはこの時間になっても相変わらず大涌谷への道路の渋滞の状況が拡がっています。

途中で出会った人に「駒ヶ岳のRWは強風のため停止した」との情報をもらったので、大涌谷のRWも停止かもしれないと覚悟していました。
何せこの強風ですから結構揺れそうで怖いですよね。
その場合車道をてくてくと下るしかないなぁなどと思っていたのですが、大涌谷分岐からRW駅が見えた時、動いているゴンドラも同時に見えたのでほっとしました。
このRWは2本なので風の揺れに強いのかもしれませんね。
しかし今回の駒ヶ岳の強風には参りました。
酷いときには中腰でも飛ばされそうで、それこそ何かにしがみついていなければ飛ばされそうな勢いでした。
これに似た経験は塔の峰の時に経験していますが、おK3は初めてだったようでとても怖かったらしい。

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16:00を少し過ぎましたが予定通りホテルに入って温泉、温泉と。

 

○ 金時山

【登った日】 平成23年 5月 1日 (日)
【天  候】  雨のち曇り
【山の名前】 金時山(1212.5m)  長尾山(1114m)
【時  間】  9:00〜12:10
【同行者】  おK3
【コース】   駐車場〜公時神社〜公時宿り岩〜公時神社分岐〜金時山〜長尾山〜乙女峠〜乙女口BS〜駐車場

今日の予定は金時山から明神ヶ岳、明星ヶ岳へと縦走し、バスで宮城野橋から仙石原まで戻り、残りは駐車位置まで歩くという計画であった。
ところが、朝から曇り空だったのであるがホテルを出ると同時に雨が落ちてきた。
公時神社の駐車場につく前にはテンションは下がりっぱなしで、このまま帰ろうかという意見も出る始末で、とりあえず駐車場に行ってこの雨の中でも登る人がいることをこの目で見て勇気付けられるかどうか・・・ということになった。
駐車場に着くとさすがに昨日とは異なり(昨日は周辺の有料駐車場も満杯であった。)無料駐車場に8台のみの駐車である。
3組が雨具を装着し、出発の準備に余念がない。
これを見て少し勇気付けられ、我々もカッパを着て出発することにした。
しかし、さすがに当初予定はあきらめて金時山の周回コースを回ることにする。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

無料駐車場の様子。一番奥はトイレ。雨がシトシトと降ってます。 公時神社に今日の無事を祈念します。
登山道は最初の内は石のごろごろした道で少し歩きにくい。 完全雨天走行仕様に固めています。しかし合羽は暑いのですよ。
公時宿り石です。注連縄が張ってありました。 雨に煙る箱根の町を見下ろせます。白ぽいところが仙石原湿原あたり。
途中公時神社分岐を経て頂上への階段状登山道を登る。 少しばかりの岩場も登る。
頂上です。茶店が2軒、バイオトイレもあります。利用してみましたがきれいです。100円の協力金。維持管理費用ですね。 立派な石祠。頂上には5〜6組のパーティがいましたが皆さん風と雨を避けるように茶店へと吸い込まれていきました。我々はといえば画像の通り景色など望むべくもあらずですのでとっとと下山することにします。
皆さんそのまま同じコースを戻られる方が多いようで、長尾山方面に向かったのは我々だけのようでした。 雑木林の中の平坦な登山道。
優しいハイキングコースの様な場所もあります。
長尾山山頂に着きました。
結構広い広場になっています。
この後は緩やかな斜面をゆっくりと下ります。
時々このコースを登る登山者とぽつりぽつりと出会いますが、往路の登山者の比ではなく圧倒的に少ない人数です。
乙女峠に着きました。展望台があるのでのぞいてみましょう。 肝心なものは真っ黒な雨雲に覆われてさっぱりですわ。
乙女峠からの下山路は往路よりも歩きにくい。 大きな石がごろごろした道を下ります。
そのうち植林地になったら傾斜もほぼなくなり国道138号は近い。 国道へ出ました。乙女口登山道入り口でもあります。
入り口には地蔵様と道標と案内板。
雨も上がり道路も乾いてきていますね。
あとは国道を1BS間歩いて駐車場へ戻りました。
車はほぼ駐車場が満杯になる程度でした。

乙女峠あたりで雨はやんだのですが、その後汗を流すのに日帰り温泉(ごてんば市温泉会館)へ向かう途中でまた激しく降り出しました。
雨が上がった時に一瞬ですが当初予定通り明星ヶ岳までの縦走を敢行した方がと頭をよぎりましたが、結局雨の中の決して楽しくない山歩となることは請け合いなわけで、切り上げて良かった良かったという結末でした。

今回1泊2日で箱根の山と外輪山の主立ったな山を登る予定でしたが、目的は2/3の達成でしょうか。
次回は明神ヶ岳、明星ヶ岳に加え外輪山の他の山も候補に挙げましょう。
いつになるのか分かりませんが。

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