○ 檜洞丸 大室山

【登った日】 2013年 5月 3日(金)
【天  候】  晴時々曇
【山の名前】 檜洞丸(1601m) 大室山(1587.6m) 加入道山(1418.4m)
【時  間】    7:45〜18:30
【同行者】  おK3
【コース】    西丹沢自然教室駐車場〜檜洞丸〜犬越路〜大室山〜加入道山〜白石峠〜用木沢出合〜西丹沢自然教室駐車場

連休前半で訪れた丹沢がなかなか良い印象なので引き続き西丹沢を訪問することにした。
今回も丹沢といえばふぅ☆みー隊ですので参考にさせてもらいます。
一番良いのはシロヤシオの時期らしいですがこればかりはしょうが無い。
今回参考としたルートに加え、時間が有れば大室山、加入道山、畦ヶ丸山まで回れると良いなぁと思っていたのであるが、前日のアクシデント?で計画縮小を余儀なくされた。
今回も前日に車中泊予定の為、西丹沢自然教室まで最短時間で行けるように関越では無く東北自動車道を使い首都高経由で東名に乗り入れようと考えた。
しかーし、これが運の尽きで首都高に入ってからずっと渋滞ですよ・・・。
ようやく東名に乗ったと思ったら途端に渋滞で厚木まで渋滞だというではないですか。
これだったら圏央道で一旦降りて、あきるのから八王子バイパス経由で厚木ICに向かういつものルートの方がよっぽど良かったでは無いか。
夜中も渋滞・・・恐るべしGWである。
なんと西丹沢自然教室に着いたのは予定より2時間以上遅い2:30になってしまいました。
長距離の予定なので睡眠時間を削るのは辛くなりそうなので避けたい。
これ以降の予定は全て渋滞で費やした予定外の2時間シフトとなってしまった。
西丹沢自然教室の駐車場には無人の車が一台だけでした。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

またしてもぐっすりと寝てしまい起き出したのは7時過ぎ。
駐車場は満杯で、車道反対側のスペースにもズラっと数十台の駐車です。駐車場到着は1番乗りなのに出発は数十番目?。
西丹沢自然教室。
ここでトイレを借りて登山届けも出して・・と。
ルートは一応予定なので大室山へ行くルートを記載しておいた。
少し車道を歩いてここがつつじ新道の登山口。
道標によれば檜洞丸まで4kmですね。
入り口は沢沿いの道です。誰か左手にある階段を上らず沢を直進していきますよ。どこへ行くのでしょうかね。
新緑の登山道。 登山道は良く整備されております。
ゴーラ沢出合はこちらですよ・・と指導標。 ゴーラ沢出合に到着。
渡渉ですが増水時は厳しそうですね。 手すり付きの階段に取り付きます。
ここから本格的な登りが始まりました。 ツツジ。全盛期はつつじ新道というくらいですから綺麗なのでしょうね。
展望台に着いたのでここで一休み。 おぉ富士山だ。ズーム。この後はずっと雲にお隠れあそばしてしまったので本日唯一の富士山画像となった。
滑落現場と書いてある。注意注意!!。 でもつまずかなければ落ちることは無いでしょうが慎重に。
こんな岩のちょっとした登りや・・・。 鉄製の階段も有りますよ。
山桜。 道標が見えてみました。箒沢(石棚山経由)5.5km方面分岐。
前回の丹沢もそうでしたがバイケイソウがたくさん。
どうもこの植物はエイリアンのタマゴを連想しますよ。パカッなんてね。
太陽光発電施設が見えたら頂上はすぐそこ。
頂上への最後の緩やかな登り。 最初に石祠がお出迎え。
檜洞丸(別名:青ヶ岳)です。大勢の登山者が休憩中。 頂上標柱にて記念撮影。広い山頂です。
ランチには早いので小休憩のみで犬越路へ向かいましょ。 最初は少しザレた斜面を下ります。
富士山は隠れていますが山中湖はわずかに見えますね。 危険箇所には鎖がありますので安心です。
1523標高点を登って降ると・・・。 神ノ川分岐です。5人ほどの登山者が休憩中でした。
水を一口飲んですぐに出発です。
左下方には東沢上流部が見えました。 山桜が綺麗です。
鉄製階段を降りたり・・・。 急な斜面をジグザグで降りたり・・・・。
正面には今日の目的地である大室山がデンと構えてますね。 とても急な岩混じりの斜面ですねぇ。
おK3も慎重にゆっくりと降りてきます。 ここは鎖がないと降りられないかも。
足元を確かめながら慎重に。 おK3、片手で鎖をつかんでひょいひょいと降りる。
降りきった後の1288m峰から先ほど降りてきた急な斜面を振り返る。
降りてくる登山者と登る登山者がゆっくりとうごめいております。
やがて登山道は背丈の高い笹の中を通過。
犬越路トンネル分岐です。 ブナの疎林で気持ちよさそうな場所ですのでここでランチ休憩。
ランチ後少し行くと犬越路です。皆さんここでランチのようですね。 犬越路避難小屋。トイレも有ります。中も綺麗。先を急ぎましょ。
後を振り帰ると檜洞丸。 大室山への登りはキツクなってきました。
登山道は整備されていますがこちらに向かう人はいないようです。 ペースが上がらないのでおK3に先行してもらう。
やっとたどり着いた稜線分岐。大室山は右に300m。 大室山山頂です。三角点峰です。
山梨百名山の古い標柱が立っておりました。15時をすぎてますね。 犬越路へ戻りたがるおK3を宥め賺して加入道山へ向かいましょ。
正面に見えるのが前大室でその奥が加入道山でしょうか。 破風口とある大室山と白石峠のほぼ中間地点。
風が強い場所なのでしょうかね。
疲れが出てきてキツク感じる前大室への登り。 前大室。北方向は道志村へのルートの様です。
台形状の頂上稜線を少し歩くと・・・・。 加入道山避難小屋。中に今晩宿泊予定の登山者が一名。
小屋のすぐ上に頂上標識。三角点。大室山から丁度1時間でした。 この頂上台地は気持ちの良い場所です。
白石峠に降る途中で地形図に無い道志村への道標と登山道が。 鞍部にはベンチがありまして道標を見ると・・・白石峠に着いたようです。
後は下りだけだとおK3を励ましながら整備された登山道を下ります。 犬越路を過ぎてからは前大室で1名、避難小屋で1名の二人に会っただけでした。静かな歩きが出来るルートですね。
白石峠からの下りで1カ所だけ鎖場が。 一部涸沢の石ころの中を歩きます。ここは整備しようがないか。
沢源頭部には水場がありましたので採水。マイルドな味だとおK3の弁。 木道。良く整備されていますね。
沢から離れてルートは高巻きとなります。 二条の滝が見えました。白石の滝というそうな。
新緑の斜面を白石沢に向かって下ります。 白石沢本流に到着。
ここから白石沢を何度も渡渉を繰り返して降ります。 道標と橋も架けてあります。東海自然歩道ですので。
舗装道に出ました。 ゲートをすぎてしばらく歩くと・・・。
用木沢出合。犬越路からの下山点でもあります。 後は満杯のキャンプ場から立ち上るBBQの良い匂いの煙をかぎながら西丹沢自然教室まで歩きます。
白石キャンプ場から西丹沢自然教室への全てのキャンプ施設はほぼ満杯状態です。

驚くくらいの家族連れが谷を埋め尽くしておりますよ。

谷全体に薄く立ち上るBBQの薄煙。

日没前に何とか駐車場まで戻れました。

時間が無ければ犬越路から下山。

次の案は犬越路から大室山を往復して犬越路から下山。

今回は加入道山経由白石峠から下山出来ましたが11時間弱の歩きですから少々強引では有りました。

2時間の遅れが無ければ畦ヶ丸山までいけたもしれませんがあと1〜1.5時間は余計に掛かることを勘案するとそもそもがちょっと無謀な計画ですね。

今夜の寝床は東丹沢森林公園駐車場です。
その前にお風呂に入って食事をしなくては。
山北町健康福祉センターSAKURAふれあいの郷(21時まで営業)で汗を流して南足柄のファミレスで夕食を。

暗闇の中東丹沢森林公園駐車場が判らなくて少々右往左往してしまいました。
そもそも車のナビに東丹沢森林公園への林道情報が無いのです。
地形図を見ながら何とかたどり着いたはいいが、今度は駐車場への入り口が判らず行ったり来たりでようやく就寝できたのが22:30を過ぎてしまいました。
あーぁこれで明日も早起きは無理だな。
でも明日は鍋割と塔の岳だけだからゆっくりでもいいか。

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