○ 明神ヶ岳 明星ヶ岳

【登った日】 平成23年 12月 5日 (月)
【天  候】  晴
【山の名前】 明神ヶ岳(1169.1m)  明星ヶ岳(923.9m)
【時  間】  8:55〜13:55
【同行者】  おK3
【コース】   明星ヶ岳登山口〜明星ヶ岳〜882m峰〜宮城野分岐〜1110峰〜明神ヶ岳〜1110峰〜宮城野分岐〜882m峰〜明星ヶ岳登山口

所用で静岡へ出かける事となったのだが、日曜日中に帰桐するのはやや厳しいスケジュールである。
そこで月曜に休暇をとり前日は箱根のホテルに泊まる事にすれば前回登り残した箱根外輪山に行けるではないか。
せっかく富士山の綺麗に見える場所に行くのであるから天気が良ければ良いなと思っていた。
箱根は翌日が平日なので予約は選り取り見取りである。
おK3曰く、このところ山行時の宿泊と云えば車中泊、テント、山小屋のどれかであったので、今回はフレンチのフルコース付きのホテルが良いなど言い出す。
自分は箱根の濁り湯の温泉に入る事が出来ればどこでも良かったのだが。

そこで強羅のホテル予約はおK3に任せて自分は明神ヶ岳、明星ヶ岳のルート調べを行うのだが、どうも宮城野の登山口近辺には駐車場が無いらしい。
色々調べると登山口手前の林道路肩に数台停められるスペースがあるらしいのでその情報を当てにすることにした。
この両山は4月に金時山から縦走するはずだったのですが、当日は雨と霧で断念し、金時山から乙女峠へと変更した経緯がある。

今日はそれほどきつい山ではないので、ホテルでゆっくりと朝食を摂ってから余裕の出発である。
現地に着いてみるとなるほど何とか3台は停められそうな路肩スペースであった。
他に駐車候補地としては駐車位置から20m程少し下った傾斜地であるが、ここの路肩にも3台は停められそうである。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

登山口の30m程手前の路肩の駐車。
3台は停められそう。
準備していると登山者を乗せたタクシーが通過。降り立った4人組が登山口で準備体操しているのを後ろに見ながらお先に登山開始となる。
最初の内はせっせと登る。ちゃんと整備がされた登山道です。 正面が開けて何か立看板がありますよ。
箱根大文字焼だそうです。ここは大の字の右上辺りでしょうか。 篠竹もきれいに刈り払われています。
神山、駒ヶ岳、斜面は強羅の温泉街。白い噴煙も見えますよ。 富士山。久しぶりに綺麗な富士山を見ることが出来ました。ズーム。
頂上が近づくと松の根の張りだした登山道となります。 明神ヶ岳、塔ノ峰分岐です。ここから明星ヶ岳は3分だそうです。
ホントに3分で明星ヶ岳山頂です。頂上には石仏や・・・。 御嶽大神石碑や壊れかけた石祠と鳥居。天照大神の石碑も。
本日のメインである明神ヶ岳に向かいます。
手前のピークには登山道がくっきりと。
綺麗に刈り払われた登山道が続きます。
ハイキングロードですな。
先方の竹藪の中にアンテナ設備が見えました。 宮城野分岐。宮城野まで40分。戻りはここを下ろうかどうしよか。
少し開けた場所がありました。傍らには・・・。 小さな木像が数体。
この登山道は色々変化があって飽きさせません。 二宮金次郎ゆかりの芝刈り道だそうです。
今まで二宮金次郎は栃木芳賀郡の二宮村出身だと思い込んでいたのだが、小田原の出身だったのですね。
最乗寺方面分岐です。東側の尤もメジャーな登山道の様です。 明神ヶ岳頂上はすぐそこです。
いつの間にか富士山に雲が近づいて来ましたよ。
東に目を転ずれば小田原の町と相模湾。遠くに三浦半島もうっすらと。 明神ヶ岳頂上です。5人の先着登山者が皆富士山を見ていますよ。
雲に隠れる前に写真。ズームもしてみる。
手前のお椀をかぶせたような山は4月に登った金時山です。
山名板と一緒に。氏康もここから眺めたのでしょうかね。
風もなく、暑くも寒くもなく絶好のハイキング日和でした。
立派な方位盤がありました。
なぜか富士山の右肩の山々の名が削られて消されていますよ。
方向的には南アルプスが見えそうなのですが。
ゆっくりランチで1時間もまったりとしてしまいました。
そろそろ下山にかかりましょうかね。
4月の金時山登山時は雨と霧でサッパリでしたが、晴れているとこんなに綺麗な富士山をもっと近くで見れたのですねぇ。
帰り道に神山を見てみると大涌谷の白い噴煙がよく見えます。 戻りは下りが多いので早い早い。
とっととくだりましょ。途中ですれ違ったご夫婦に富士山はどこに見えるのかと聞かれた。気の毒ですが完全に雲に隠れていますよ。 11時半までが何とか綺麗に見えていましたが、その後は雲がすっぽり。
あっという間に明星ヶ岳分岐まで戻りました。
木階段が出てくると登山口はもうすぐそこです。 登山口に戻りました。
12時半に頂上を出たので戻りは1時間30分掛からずですね。
駐車位置まで戻ると1台増えてますよ。

頂上か又は戻りに出会ったどなたかの車でしょう。

さぁ温泉で汗を流して帰桐しましょう。

目的地は御殿場ICの手前の温泉会館です。

ところが今日は月曜で休館日でした。ガクッ。

そこで少し戻って富士八景の湯へ。

でも肝心の富士山はこの時間には完全に雲に隠れてしまい露天風呂から眺めることは出来ず、残念。

値段は箱根のホテルの日帰り入浴と同じ値段で少し高いが設備は仮眠室まであって中々良い。

しかし温泉で汗を流すのが主目的なので次回はやはり温泉会館かな。

 

好天に恵まれたおかげで綺麗な富士山を眺めることが出来て大満足でした。
山そのものはゆっくりと休憩込みでも5時間の行程で、しかも最初の登り以外は緩やかな尾根歩きの連続のためサクッとピストン出来ます。
尾根歩きも色々と変化に富んで飽きることなく歩けました。

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