○ 茂来山
【登った日】 2019年 3月 23日(土)
【天 候】 晴時々曇り
【山の名前】 茂来山(1718m)
【時 間】 10:20〜14:30
【同行者】 おK3
【コース】 霧久保沢駐車場〜登山口〜コブ太郎〜大王トチノキ〜(北尾根)〜茂来山〜槙沢分岐〜コブ太郎〜霧久保沢駐車場
信州百名山でもある佐久の名峰茂来山へ行って見よう。
自宅から登山口の駐車場までほぼ二時間のドライブである。
駐車場への林道の最後は未舗装の道路となり、X-trailで来た方が良かったかなと少し心配でしたが、結構平らな道路で腹をこすることも無く駐車場までたどり着けました。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、
第654号)」
広い駐車場には先客が一台だけ。 | 林道をショートカットして登山道まで。 |
登山口。林道には雪が吹きだまりになっていますよ。 | さぁ、登山開始です。 |
葉を全て落したカラ松。晩秋の雰囲気。春ですけど。 | コブ太郎見物してきましょう。 |
ちゃんとした見物用の台がありました。 | 森の巨人たち100選のNo.49だそうです。 |
コブ太郎という具合ですから大きなコブが。 | 登山道に復帰して緩やかな傾斜を登って行きます。 |
登山道は圧雪で半透明の氷になっていて滑ります。 | 大王トチノキ。看板はありませんでしたが。 |
この先は氷と雪を避けて歩けないので軽アイゼンを装着。 | あれ、北尾根方向は雪がないのでそちらに向かってみましょう。 |
大きな岩が見えてきました。しかし踏み跡は無いなぁ。 | ちょっと傾斜がきつくなっているけど雪が無いからいいか。 |
尾根に乗っかる直前は急傾斜。木に捕まりながら登ります。 | 北尾根に到達です。尾根に乗ったら後は楽勝かと思いきや。 |
北尾根はバリルートですね。何度もおK3を引き上げる事になりました。頂上直下には左右が切れた岩場が立ちはだかり中央突破するしか無い状況となりおK3不機嫌モードに突入です。 | 自分もそんなに余裕が無いので写真も撮ること出来ずです。 お助けロープを出す程では無かったのですが、少々緊張した事は確かです。岩場を登り詰めて一安心。なだらかになりました。 |
頂上に近づくにつれて雪が深くなりました。 時々踏み抜きます。 でももう危険な場所は無いでしょう。 |
頂上に着いたようです。祠と見間違えた木箱は登山記念記名箱でした。 折角なので1筆。あれれ、手がかじかんでうまく字が書けません。 寒暖計は−2度を指してました。 本日1時間前に記帳した方がいますね。隣の車の人かしら。 |
山頂の茂来山石尊宮です。浩宮様登山記念の石碑もあります。 昭和57年だそうです。 |
浅間を背景にして記念撮影。 少し霞んでいますが独立峰らしく周辺の山々が見渡せます。 |
群馬方面の山々。四ッ又山、鹿岳は山容から直ぐに判りますね。 | おK3が先日行った黒斑と浅間。 |
八ヶ岳。まだまだ山頂付近は白いですね。 | ゆっくりと山頂でランチタイムの後は寒くなったのでそそくさと下山です。 |
下山はもちろん一般ルートで。 | 槙沢コースとの分岐。登りも本当はここに来るはずだったのですが。 |
上から見ると踏み跡に枯れ葉が溜まりわかりやすい。 | そこそこ傾斜もあるのでゆっくりと降りましょ。 |
といってもおK3にしてみれば早く降りすぎだとの事でしたが。 | 下はガチガチに凍っているのでアイゼンの歯を効かせながら。 |
そろそろいいだろうとアイゼンを外した途端にハイトスが滑って転倒。
ゆっくりと体が傾いて雪の上に受け身で着地なので痛くとも何とも無い。 凍った道は危ないですね。 |
今回登りで大王トチノキを過ぎた当たりで北尾根に向かいましたが、これはお勧め出来ませんね。
無雪期であればこの尾根はバリルートとしてそこそこ楽しめるかもしれませんが、頂上直下の岩場はちょっと緊張します。
おK3は「なんでこんな場所を歩くのよ・・」とお怒りでしたが、そもそも最初からバリに行くつもりは無く、雪道で踏み跡も怪しいのでエイヤッと尾根に取り付いただけなのですが。
雪が無ければちゃんと踏み跡があるでしょうからルートを外すことは無いでしょう。