○ 越後駒ヶ岳

【登った日】 2014年 7月 6日(日)
【天  候】  曇時々晴れ
【山の名前】 越後駒ヶ岳(2002.7m)
【時  間】    5:00〜14:55
【同行者】  おK3
【コース】    枝折峠〜明神峠〜道行山〜小倉山〜駒の小屋〜駒ヶ岳〜駒の小屋〜小倉山〜明神峠〜枝折峠

関東地方の天気予報は土曜日曜共に芳しくない。
ところがなんと新潟地方の日曜日は比較的好天らしい。
ならば登り残していた日本百名山の越後駒ヶ岳に行くことにしよう

何故この山が残っていたかと申しますと、距離が長いので駒の小屋泊で秋に訪問したいと常々考えていて延び延びとなっていたのであります。
秋は紅葉の素晴らしい山はいくらでもあるのでわざわざ取っておく必要もあるまいて・・。

前日土曜日は突然決まった為に諸々の準備を行い18:00すぎの出発となった。
小出ICを降りて一路枝折峠へ。
枝折峠の駐車場は約半数が埋まっていました。
これは我々と同じように車中泊しているのか、それとも駒の小屋に泊まっている人達の車なのかの判別はつかない。
寝床を設定して寝酒のワインを飲んで22:00頃に就寝となる。

4:00に目覚ましに起こされて目覚めると・・・トイレのある上の段の駐車場は満杯となっていた。
道路の路肩の駐車場もたぶんいっぱいではないのだろうか。
恐るべし日本百名山である。
6時や7時に到着したのでは駐車スペースが無いのですよ。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

枝折峠の駐車場の朝の様子。正面に見えるのがトイレ。 朝食を摂ったあと出発です。トイレの横が登山口です。
滝雲(名物らしい)。
本来ならば奥只見湖が見えるのだが。
荒沢岳がデンと構えています。この山も行ってみたいなぁ・・と4年前から思っている。
中ノ岳と本日のターゲットである越後駒ヶ岳。
頂上部が雲に隠れている。
登山道途中で観音像。この手前のピークでなんとてるてる坊主隊長とバッタリ。高妻山以来ですので4年ぶりでの再会でした。
登山道は良く整備されております。 雪渓で覆われている場所が何カ所か。隊長さんが雪渓に取り付く。
大明神。本日の安全登山を祈願しましょ。 大明神のすぐ上が明神峠。三角点峰です。
雪渓の水が溜まり小さな池となっています。 道行山は登山道から少し外れていますのでザックをデポして頂上に御挨拶を。このまままっすぐ行くと銀山平方面のようです。
日が照ってくると暑いです。汗が噴き出します。 小倉山に到着。ここも正確には駒の湯方面に少し登った場所が三角点のある山頂なのでしょう。
粘土質の登山道は滑りますので要注意。 百草ノ池。池は全体が雪渓で覆われておりました。秋だと池かな。
木階段が整備された登山道。 雪渓通過にアイゼンは不要です。一応準備はしましたが不要でした。
頂上直下の大雪渓を横目に岩混じりの尾根を登る。 白と緑のまだら模様が美しい。
頂上が近くなって岩場が増えてきます。難しくはないですが。 濡れているときは滑らないように要注意では有ります。
おK3、ここはストックをしまった方がいいんでないがけ。 駒の小屋に到着。一息ついてとりあえず頂上へ。
まずは頂上左のピークを目指します。 右側の辺りが頂上らしい。
この雪渓を登りきれば後は楽勝です。
おK3はこの辺りはバテバテできつそうです。
雪渓は滑らないように小屋の管理人さんによりスコップで階段状に整備していただけたようです。
感謝。
中ノ岳との分岐。もちろん右の駒ヶ岳へ。
この先で「ハイトスさん?」とお声がけをいただく。群馬のご夫婦で当HPを見ていただいているとのこと。少しでも参考になればと思っているのでこういうお話は嬉しいものです。写真を撮ってもらった・・・。
お二人の写真を撮り忘れてしまった。(笑)
分岐からはあっという間に駒ヶ岳頂上です。
5人の先客。ここでゆっくりとランチ。
この銅像は豊斟淳尊とのことであるが現地では読み取り不能で詳細は不明。ここでお花畑が素晴らしいとの評判を数人の方から聞く。
それではと勇んで分岐から中ノ岳方面に降って見る。
途中の登山道脇にはこのような高山植物がパラパラと咲いている。
ハイトスの脳内変換では、お花畑と云えば平標のお花畑のような場所をイメージ。いくら進んでもそのような場所は見当たらない。
ついにグシガハナと中ノ岳の分岐まで来てしまいました。 ここには石楠花が。何かの間違いだろうかと思い戻ることに。
戻りながら登山道側を見ると確かにハクサンチドリが咲いている。 ウラジロヨウラクも咲いている。
白いハクサンチドリも咲いている。これは珍しい?。 石祠がかろうじて屋根を見せていました。この周辺がお花畑らしい。
この白い花は何とかだと教わったが忘れた。(笑) 肩に戻りましょ。
小屋で隊長に再会しベンチで面談。色々と情報交換して別れる。
何でも今日は小屋に泊まられるそうだ。しかし就寝まで時間がありすぎ。
白と緑のまだら模様再掲。
この稜線は中ノ岳方面への登山道となっている。
長い下りは少し飽きて来ますね。下りも暑い!。 朝は雲海の下だった風景が。奥只見湖が見えました。
ようやく大明神まで戻りました。ここまで大勢の登山者に追い越される。 国道の擁壁が見えたら峠はすぐそこ。
要注意のガレ場を過ぎると・・・。 枝折峠に戻りました。
お疲れ様である。こちらの駐車場は8台ほどに減っていました。 とにかく汗を流したくユピオへ。500円の日帰り温泉。

とにかく復路の道程が長く感じました。
ほぼ10時間もかかり、お花畑散策で余計な歩きをしたとは言えCTよりも時間がかってしまう我が隊です。
往路でも復路でも追い抜かされるばかり・・(全く気にはなりませんが)。

久しぶりの日本百名山1座ゲットとなりました。

群馬のご夫婦
 ヤマレコにレポを書かれているjijibabaさんでした。
 今回はお声がけいただき有り難う御座いました。
 記念にお二人の写真を撮るのを忘れてしまったのが心残りです。

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