〇 立山三山 北アルプス 3015M

   

令和5年8月28日(月)〜30日(水) 晴れ一時雨

メンバー 5名

 

ハイトスさんと11年前の9月中旬に立山三山と劔岳を2泊3日で登っています。

富山から入り1日目は雷鳥沢キャンプ場に泊まり、2日目は立山三山を登り劔沢野営場でテント泊しました。

そして3日目は劔岳に登って、テントを撤収して室堂まで戻って帰りました。

最終バスに間に合うよう気持ちは焦りますが、3日間の疲れとテントの重みで足が前に運べず苦労しました。

そんな行程からすると、今回は大分余裕があるのですが、最近の衰えをみると不安ばかりでした。

 

1日目 扇沢→黒部ダム→黒部ケーブルカー・黒部平→立山ロープウェイ→大観峰→トロリーバス・室堂→室堂山展望台→浄土山北峰→南峰→一の越山荘(泊)歩行時間 3時間

黒部ダムの迫力ある放流で綺麗な虹がかかっていました。 「大観峰 標高2316M」にて、北アルプスの山々をバックに撮ってみました。
少し前までは青空でしたが、室堂に着くと急に雲が広がって雨を心配しました。 少し石畳を歩くと「立山室堂」古い小屋跡がありました。
土足で入れます。 「玉殿岩屋」の案内板がありますが、今回は素通りです。
「一の越・雄山」と「室堂山・浄土山」の分岐点になり、まずは浄土山に向かいました。 室堂からの石畳が終わると急に観光客が居なくなり静かな山歩きになりました。そして、心配していた雨が急に降り出し、慌ててカッパを着たりザックカバーを付けたりと大忙しでした。濡れた石の登山道を慎重に登って行きました。
まずは、大きな石垣に囲まれた「軍人霊碑」の北峰に着きましたが山名板がみつかりませんでした。 次にケルンのある南峰に行きましたがみつかりませんでした。
ちょうど、そこに居た青年がケルンの下にかすかに見える「浄土山」と書かれた石板を見つけてくれました。良かった。これでスッキリしました。 さあ、一の越山荘へ向かいます。途中でライチョウにも会いました。
また、急に青空が広がり、中腹に今夜の宿の「一の越山荘」が見えて嬉しかった。

 

 

2日目 一の越山荘→雄山・大汝山・富士ノ折立→真砂岳→内蔵助山荘→別山南峰→別山北峰→劔御前小舎(泊) 歩行時間4時間30分

今日も晴れています。美しい笠ヶ岳も見えました。 山荘のすぐ前のガレた岩場を登って行きます。
途中に壊れかけた祠がありました。 ここにも祠を祀っていました。
山頂には立派な一等三角点がありました .。
「立山 雄山神社本宮」で御朱印をいただきました。 3人の仲間はお祓いを受けて、清々しい気分になっていました。
今日の一番の急登を登り終えたので、山頂からの展望をゆったり味わいました。 「大汝峰 約20分」の標識に従って。
岩に囲まれた狭い「立山大汝山」の山頂です。 大汝休憩所でひと休み。
大汝山のとがった頂上を見上げながら。 余り苦労せずに富士ノ折立の山頂に着きました。
稜線歩きの下方には大きな雪渓が見えました。 真砂岳の山頂です。
真砂岳から10分程右にそれて、「内蔵助山荘」に寄りました。
前方の別山の南峰・北峰を眺めながら、美味しいコーヒーをいただきました。
別山の南峰です。
なだらかな稜線です。 別山 北峰です。
毎年できるハート型の雪渓ですが、今年は少し小さいとの事でした。 今日の宿の劔御前小舎に向かっていると、数匹のライチョウの家族に会いました。
2時過ぎには劔御前小舎に着きました。 夕飯も摂り、6時24分 雲海と夕陽です。

 

 

3日目 劔御前小舎→雷鳥沢→みくりが池温泉→室堂 歩行時間 2時間30分

朝、5時8分の劔岳です。 小舎の目の前にある劔御前山の山頂です。
山頂からの劔岳です。 劔山荘の反対側に下って行きます。
しばらくすると雷鳥沢キャンプ場が見えて来ました。 オヤマリンドウやトウヤクリンドウなども咲いています。
血の池を通り過ぎて みくりが池温泉で、汗を流しました。サッパリしました。
みくりが池です。 立山玉殿の湧水で、ペットボトル1本分汲みました。
家でコーヒーを煎れましょう。

 

前回は私としてはハードだったので、山を眺める余裕がありませんでした。

今回は剱岳を登らないので気持ち的にも、そして行程も随分楽でした。

その為、立山連山をゆっくり眺めたり味わうことができました。

また、前回は100名山踏破という目標を持って臨んでいたので、心持ちが違っていたのだと思います。

もう一度劔岳を間近で眺めたいという希望が叶えられて、ホントに参加して良かったと思いますし嬉しいです。

仲間に感謝です。

 

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