○ 棒ノ折山

【登った日】 平成 24年 4月 28日(土)
【天  候】  晴
【山の名前】 棒ノ折山(969m)
【時  間】    11:00〜15:45
【同行者】  おK3
【コース】    さわらびの湯駐車場〜白谷沢登山口〜岩茸石〜権次入峠〜棒ノ折山〜権次入峠〜 岩茸石〜滝の平尾根〜さわらびの湯駐車場

 棒ノ折山は当初高水三山周回時に尾根をピストンして訪れる予定であった。
しかしその案では時間の問題とともに評判の良い白谷沢の走行をあきらめなくてはならないのであっさり名栗湖からの周回に決定。
連休初日でもあるので高速は使わず秩父経由とし、それほどの渋滞には巻き込まれなかったのであるがそれでも結局3時間を要した。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

さわらびの湯第3駐車場に駐車。準備を終えて有間ダムに出発。 車道を登って有間ダム。このダムによる人造湖は名栗湖です。
名栗湖沿岸の車道を登山口に向けて進みましょ。 正面に見える山肌は新緑と山桜に覆われております。
白谷沢登山口の様子。 登山口には白谷の泉と書かれた案内板のある水場がありました。
最初はやや沢を高巻く登山道となっています。 藤懸の滝。
登山道は沢に近づき、傾斜が出てきてやがて沢沿いの道となります。 何度か徒渉します。
傾斜も少しきつきなってきました。 この滝は天狗の滝。
ゴルジュ帯に入る。とっても良い雰囲気の場所です。 急峻な岩の登りでは鎖が設置されておりました。
岩に張り付いた苔と沢と新緑がほど良いコントラスト。 傾斜も緩やかになってきました。
沢はどんどん細くなります。このあたりが源頭なのでしょうか。 林道大名栗線に出ると東屋があり何人もの登山者が休憩中。
林道からの登りは綺麗な新緑の中の登りとなります。 山腹をトラバースするように登山道は続き、岩茸岩分岐に出ます。
岩茸岩分岐から一登りで権次入峠。 権次入峠からはきつくも無く、かといって緩くも無い登りが続きます。
途中で登山道保護の為左側の樹林帯の臨時登山道を上ります。 頂上に到着です。広いですね。登山者も大勢います。
山名板近辺に他の登山者がいなくなった瞬間を見計らい撮影。 霞んでいるため遠方はだめですが、なんとか大持山と武甲山は確認。
山頂の分岐ですが、南へ上日向方面、西へ長尾丸方面となります。 東屋がなぜか空いていたので占有。ゆっくりとランチタイムの後下山。
権次入峠を経由し岩茸石分岐まで戻ります。 戻りは滝の平尾根経由ですので岩茸石を左から通過。
良く踏まれた尾根道をゆっくりと下ります。 何度か林道を横切ります。最初の林道横断。
山桜が満開で綺麗でした。 ツツジの背景の山肌にはたくさんの山桜が彩っております。
尾根には何カ所もこのようなベンチがあり、至れり尽くせりです。 2度目の林道横断。
用をなしていない木の階段です。この斜面では必要ないかも。 3度目の林道横断。
さわらびの湯が道標に書かれていましたので間違いは無いでしょう。 右手植林地、左手雑木林。雑木林の先には平地が見えてきました。
木の根が織りなす最後の斜面を降ると・・・。 小規模な墓地に出てから民家の庭先の道を通ります。
橋を渡り正面に見えるガードレールを左に上がるとさわらびの湯です。 滝の平尾根の標識。これにて今降りてきた尾根の名称を知る。
さわらびの湯第3駐車場に戻りました。

今日は暑くて水の消費量も多く、ここ戻った時点で水分はちょうど無くなってしまいました。

これからさわらびの湯に行くので少し我慢すれば良いのですが、その前に「おやすみ処やませみ」で冷たいスポーツドリンクを買って喉を潤します。

喉に染み通りますねぇ。

一息ついた後は靴を履き替えてさわらびの湯へ汗を流しに行きます。

さわらびの湯は普段は18:00までですが、GWは19:00まで営業しているそうです。

人気の棒ノ折山ですが、特に往路の沢の登りは列をなすほどでは有りませんが、大勢の登山者が途切れる事も無くほど良い間隔で続いておりました。
我々は出発時間が遅かったのでたぶん最後なのでは無いかと思っておりましたが、われわれの後にも何組も登ってきました。
ただいつもとは登山者層が異なりまして普段の山では鈍足の我々が、一組も抜かれる事が無く逆に10組以上を追い抜いてしまった事がこのルートのハイカー像を物語っております。
危険な場所も無いのでピクニックの延長の雰囲気で訪れることが出来ると思います。
しかしよく考えるとそこそこの高低差もあり、沢の徒渉も有り、ゴルジュ帯通過と、初心者向けファミリーコースとは言いがたいような気もするのであるが。

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