○ 秩父の低山ハイク

前日直前まで白岩山神宮に行くつもりで準備をしていたのであるが、この季節なので神宮直下の急登に雪があったらと考えるとおK3を連れて行くのははばかられるので断念する。
そこで出てきた代案がなんと鐘撞堂山であった。
ほかにも埼玉の低山である日和田山等も候補であったが、近いほうの鐘撞堂山に決定した。
五百羅漢を見るのに羅漢山を巡ったとしても時間がかなりあまりそうである。
それならばこの時期に過去2度ほど時間が取れなくて後送りになっていた宝登山に行って蠟梅を見に行こう。
ただし入り口の鳥居辺りから渋滞しているようだと諦める事にしよう。

○ 羅漢山

【登った日】 平成24年 2月 26日(日)
【天  候】  曇り時々晴れ
【山の名前】 羅漢山(247m)
【時  間】  9:10〜9:35
【同行者】   おK3
【コース】    少林寺駐車場〜(五百羅漢)〜釈尊像〜(千体荒神)〜 少林寺駐車場

当初は羅漢山から鐘撞堂山は通しで歩くつもりであったのだが、五百羅漢を見た後はどうしても下りで千体荒神を見たい・・となってしまう。
そうするとまた少林寺へ戻るので鐘撞堂山へは円良田湖駐車場へ移動しそこから登ることにした。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

少林寺の駐車場に停めさせてもらう。ちょうど本殿の修築中らしく駐車場周辺には工事関係者のものと思われるプレハブが多数あった。 羅漢山基点の少林寺。
以下山頂の釈尊像まで五百羅漢の石像を見ながら登る。
説明文によると五百余体の羅漢石仏があるそうです。


頂上には釈尊像。

両脇には文殊と普賢菩薩を従え、そして周辺には十六羅漢が控えていた。

 

そして下りは千体荒神石碑です。

梵字は意味がわかりませんが、みな同じ文字が刻まれていました。

こちらは現存960余だそうです。

とにかく五百羅漢と千体荒神石碑には圧倒されます。

石像、石碑に圧倒された後は今日の主題である鐘撞堂山の登山口へ向かいます。

○ 鐘撞堂山

【登った日】 平成24年 2月 26日(日)
【天  候】  曇り時々晴れ
【山の名前】 鐘撞堂山(329.9m)
【時  間】  9:50〜11:05
【同行者】   おK3
【コース】    円良田湖駐車場〜(林道)〜鐘撞堂山〜東高山〜西高山〜円良田湖駐車場

円良田湖駐車場に駐車。 円良田湖はへら鮒釣り客?がポツリポツリと釣り糸を垂れていました。
登山道はしばらく舗装された林道を歩きます。 舗装が途切れて少し登ると鞍部に到着。
手前ピークあたりに大正池への分岐。直進して頂上へ。 頂上直下には階段が出現。
三等三角点と東屋のある頂上台地。展望台もあるようです。 まずは記念撮影。今日は姿勢が良い。
頂上からは以前登った比企三山などが見えました。鉢形城の支城(砦)で、その山名のとおり鐘を撞いて異変を知らせたものらしい。 都心方面はかすんでダメでしたが、空気が澄んでいるとスカイツリーも見えるそうです。昼食には早いので下山して宝登山に向かいましょうか。
鞍部に来るとどうも林道ではなくて尾根伝いにいけそうな踏み跡が。 おK3は藪があると嫌がるので往路をたどってもらい、自分は尾根を歩いてみることにした。結構濃い踏み跡で案ずることは無かったのであった。
手前のピークには標高が書かれた木片が打ち付けてあった。
この山は東高山というらしい。
下って登ると・・・。
西高山の頂上です。湖に向かって下山です。
ここからの下りがやや急な程度で藪も無く普通の里山の山道でした。
手書きの道標は右へ行けといっており、正面は木の枝が渡してあって行くなとの暗示か。しかし右に折れると遠回りになるので直進。※注意
すると若干の藪を分けるとすぐに往路で通過した林道そばの建物が見えてきた。

円良田湖から登るには林道を歩くより復路で辿ったルートのほうが山歩きの雰囲気がある。

※注意 この場所はやはり直進してはいけません。
鐘撞堂山愛好者の方から連絡をいただき、この場所は地主の方から通行を遠慮してほしいとの申し出を受けている場所だそうです。
決して危険箇所云々の警告ということでは有りませんので本記事をご覧になった方は決して直進しないようにお願いいたします。

このコース全体が民有地で有り、その所有者の好意で通行させてもらっていますのでそのお申し出に従うのが最低限のマナーと思います。
今回知らぬこととはいえ大変失礼いたしました。

 

○ 宝登山

【登った日】 平成24年 2月 26日(日)
【天  候】  曇り時々晴れ
【山の名前】 宝登山(497m)
【時  間】  11:45〜13:45
【同行者】   おK3
【コース】    宝登山ロープウェイ駐車場〜宝登山〜奥宮〜 宝登山ロープウェイ駐車場


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

宝登山ロープウェイ駐車場は広い大きな駐車場ですね。 もちろんRWには乗らずに登山道を歩きます。
歩く人が多いのに驚きました。登山者風の外見の人は1割もいない。
ショートカットの旧道?をところどころ採用。 RW山頂駅周辺についたとたん蠟梅がお出迎え。
なんとも甘い良い香りです。福寿草も咲いてます。 この花はマンサクだと教わりました。普段の山で見るのとは違うなぁ。
蠟梅園は8割方開花しているといったところか。今年は遅いらしい。 頂上直下の風景。蠟梅の淡い黄色の花の色でいっぱいです。
頂上は何十人もの人でいっぱい。写真を撮るにも順番順番。
うまい具合に空いていたベンチをみつけたのでそこで昼食。
寒いのでお湯を沸かしてあったかいカップ麺を食べましょ。
ガスとバーナーはあるがなんとコッヘルを忘れてきたようだ。でも熱湯をテルモスで持って来ていたので少し長めに待って何とか無事完食。
調理器具担当は自分なのでひやひやもんです。ヤレヤレ。
秩父の山々はみな白い化粧を。武甲山は相変わらず目立ちます。 あそこに見えるぎざぎざの山は両神山ですね。
それは見事な蠟梅園を後にして下山に掛りましょ。 その前に奥宮に参拝。ここも並んでいますので順番を待って。
下山は最短ルートで。でもあまり人がいませんね。 ロープウェイが満員の客を乗せてフル稼働です。
この下山道は登山靴を履いていないとちょときついかな。

しかし、最後には一般登山道に合流するのであるが、なんとそこには「通行はご遠慮ください。」とのたて看板がありました。

こりゃまずい・・・どうりで歩く人が少ないわけだ。

 

車に戻ってはたと考える。

今日はそれほど汗もかいていないし、それほど疲れてもいないので温泉はパスして自宅に帰りましょ。

以上あっけなく終了した秩父低山歩きでした。

宝登山がそれほど混んでいなかったので安堵した。

混雑時は鳥居のあたりからもう駐車場待ちの渋滞となるらしいので不安であったが、まったく問題なくRW駐車場にとめる事が出来た。

 

ホームに戻る